西海岸っぽいカスタムを150プラドで!
GMG
車検がないということもあり、リフトアップやハミタイなどの規制がかなりゆるめな自由の国アメリカ。カスタム好きにとってはほんとうらやましい限りだ。
そんな米国でも西海岸はカスタムカーのメッカのひとつ。青い空、青い海……、自由な発想で生まれるド級のカスタマイズ。
そんなカリフォルニアにドンピシャの150プラドをGMGがプロデュース。デビューの舞台となった、2019年東京オートサロンの会場でも、ヨンクファンのみならずギャラリーから注目を集めていた1台をチェックしていこう!
GMG 150PRADO
□ 6インチアップ□ 22インチアルミ□ デューティタイヤ□ ハミタイルックで威張っていこう!!
「日本だとなかなかココまでのデモカーは作れないですよねー。しかも150プラドで。まあ、ランクル200とかラングラーとかであれば、アリな感じもしますけど。本気っていうか、遊び心っていうか、やっぱアメリカのカスタムって自由だから。そんな雰囲気をプラドでも表現したかったんです。プラドはGMGにとって大黒柱のひとつですから。ユーザーの皆さんに、飽きられないような色々な提案をしていかないと」というGMG伊藤代表。
プラドでは最大級ともいえる6インチのリフトアップで兄貴分ランクル200を圧倒するボディシルエットを実現している。オリジナルブランド「ダブルエイト」の前後のエアロやオバフェンはさり気ないアクセントとして効果的だ。「あえて薄いオバフェンにしてハミタイを主張するのがいまのカリフォルニアスタイルなんです」という伊藤さん。西海岸のSUVカスタムにもバリ3のアンテナをはっているのはサスガ。
日本だと公道使用不可で、当然車検はNG。こんな非現実的な150プラドだけど、コレはコレでやっぱり夢がある。細かい部分をいえば、マットブルーのボディに、あえてツヤのあるブラックを部分的に使うラッピングのカラーコディネイトなど、愛車のカスタマイズの参考にできるスポットも多数あったりもする。サイド出しマフラーにしてリアからの地面とのクリアランスをあえて見せるといった部分も含め、自分なりの視線でこのモンスタープラドをジックリ眺めてみよう!
3ピースホイールの名門「スーパースター」のNEWモデルであるレオンハルト ジーニスガイストは22インチの大口径をマッチアップ。タイヤは35×12.5と、一般的に言えば約318幅のタイヤ。ハミタイ上等のインパクトはデモカーならでは。
6インチアップの迫力をリアビューでもアピール。あえてマフラーをサイド出しとして、リアバン下の地面とのクリアランスを大きく見せるのもポイントのひとつ。
様々なスタイルに合わせてラインアップしているGMGのオリジナルマフラー。アメリカンSUVらしさをサイド出しでもアピール。
「この車高じゃルーフラックに荷物載せるの大変ぢゃん!」みたいなツッコミは無しでお願いします(笑)。ちゃんとサンルーフ対応モデルのキャリアにし、さらに激光LEDライトで雰囲気を盛り上げている。
USライクなアゲプラド
小振りなオバフェンにはみ出しタイヤがトレンドのひとつ
フロント、リア、オバフェンとエアロはダブルエイトのエクストリームverを装着。オバフェンは車検対応の9mmで、この迫力ボディにはちょっと不釣り合い? なんて思いがちだが、そこがミソ!! この薄いオバフェンでハミタイをより強調している。アメリカンSUVにも精通しているGMGのこだわりプロデュースのひとつなのだ。
SUVカスタムの名門「ROUGH COUNTRY(ラフカントリー)」の6インチサスペンションキットでリフトアップ。スプリング、ダンパーはもちろん、クロスメンバーやアームなどもパッケージになったキットだ。フロントショックはビルシュタインを使用している。
問:GMG ☎052-652-1234 http://www.gmg88.com
スタイルRV VOL.137 ランドクルーザープラドNo.2より
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