9月17日 新型カローラの発表会に行ってきました。【前編】
スタイルワゴンの初代編集長A(御年6●歳)が、9月17日に開催されたトヨタの新型カローラの発表会に行ってみました。そもそも発表会自体がどんなものなのか。一般の方々は見る機会は少ないですよね。今回はそんな“現場感”も楽しんで頂きたく、ゆったりとしたレポートです。
今度のカローラは間違いなくカッコ良くなってて、確実に若い人にウケそう
会場には歴代カローラも揃い踏みで、オジさんはそこにも感動
新型カローラの商品概要を語るMS製品企画・チーフエンジニアの上田泰史氏
9月17日、カローラがフルモデルチェンジをしました。セダンとワゴンのカローラツーリングがTNGAを採用してグローバルモデルとプラットフォームを統一。
また昨年6月にその先駆けとして投入されたスポーツは、一部改良で登場。その発表会に、お台場のメガウェブまで行ってきました。
会場は、さすがトヨタの基幹車種だけあって、立錐の余地もないほどの満員御礼状態。椅子席はすでに満杯で、かなりの人が立ち見でした。それと報道陣の数が半端ない。カメラの砲列が凄い事になっておりました。
カメラの数の多さから、カローラへの関心の高さが分かる。
午後1時ちょうどに始まった発表会は、トヨタ副社長の吉田守孝氏、チーフエンジニアの上田泰史氏の順番で登壇し、プレゼンテーション。
トヨタ社長からの直々のビデオメッセージや、フリーアナウンサーの安東弘樹氏を迎えてのトークセッション等、企画も盛りだくさん。
会場には歴代カローラのオーナーや新型を予約した人も来場していて公道試乗も実施。カローラに対する熱量が半端ないのが分かります。
そりゃカローラは今年で初代が登場してから53年、全世界での累計販売台数が4765万台という、ほんと我が国を代表するクルマなんですから。
その力の入れ方にも納得がいくというモノ。クラウンやランドクルーザーと肩を並べる伝統あるトヨタのクルマだからこそ、これからもこの名前を受け継いでいくという決意が感じられる発表会でした。
会場のスクリーンには、豊田章雄社長からのメッセージも映し出された
「カローラってなんだ?」をテーマに、フリーアナウンサーの安東弘樹氏(右)を交えて吉田守孝副社長(左)、上田泰史チーフエンジニア(中央)の3人でトークセッション
ところで新型カローラのクルマづくりは原点に立ち戻り「お客様の期待を超える」がコンセプトだそう。
昨年6月に一足お先にデビューしたカローラスポーツはもとより、新登場のカローラツーリング、そしてセダンのカローラ、TNGAに基づいたグローバル共通プラットフォーム採用で、よりスポーティなデザインと走る喜びを追求、特に30〜40代をメインターゲットにユーザーの若返りを図りたい考えのようです。
また、グローバル展開のプラットフォームを採用しながらも、やはり日本の道路事情や環境を考えて、セダン、ツーリングともに全長と全幅を若干短くした専用ボディを採用したそうです。
パワートレインは1.8L+モーターのハイブリッド(2WD・4WD)、1.8Lガソリン(2WD)、1.2Lガソリンターボ(2WD)をラインアップ。1.2Lガソリンターボには6速マニュアルミッションも設定されています。
安全面では自動ブレーキ等5つの先進機能をパッケージングした「Toyota Safety Sense(第2世代)」を全車に標準装備。
またこれからのクルマで必須になる人と車を結びつけるコネクティッドサービスの導入で、国内トヨタ車初のディスプレイオーディオを全車標準装備、スマホと車両ディスプレイの連携を図っています。
カローラツーリング ハイブリッドと1.8Lガソリンの他に、6速マニュアル搭載の1.2Lターボもラインアップ。
全車に標準装備されるディスプレイオーディオ
新型カローラの詳しい紹介はまた改めて記事化しますが、とりあえず前編はここまで。
後編では、発表会に並んでいた歴代カローラの写真を一気にご紹介しますよ。懐かしい〜と思って頂けること間違いなしです。
お楽しみに。
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部_FUMIAKI_AKAMINE]