車名の由来ってなんだろな! 歴代モデルと振り返ろう
【フィット歴代モデル】
ヴィッセル神戸に所属するイニエスタの背番号でお馴染みの「8」弾まできました! 車名の由来ってなんだろなのコーナー。今回は、ホンダを代表するコンパクトカーのフィットが登場です。
いまではホンダ車の定番となっている後席下に燃料タンクを配置したセンタータンクレイアウトを初採用しました。デビュー翌年の2002年には国内累計販売台数が33年間トップであったトヨタ・カローラを抜いて第1位となる25万台超えを達成しています。
車名の由来は、英語で「ぴったりの」という意味です。北米、南米、中国などでは車名が日本と同じ「フィット(Fit)」となっていますが、欧州や東南アジアなどでは車名が「ジャズ(Jazz)」に変わるんです。なんだか不思議ですよね。
2011年にはフィットシリーズが世界累計販売台数400万台を突破しています。ここからは、世界的なグローバル車となったフィットの歴代モデルを紹介していきます。
初代 GD系(2001-2007年)
キャッチコピー:「Global Small Platform」「思い立ったが吉日生活。」「あなたの自由にフィットする」
センタータンクレイアウトのグローバルスモールプラットフォームを採用し、2001年6月に登場した初代フィット。発売当初は、新開発の直列4気筒SOHC(1.3L)エンジンのみであったが、2002年9月に直列4気筒SOHC(1.5L)エンジンを搭載した「1.5T」が追加された。
2代目 GE系(2007-2013年)
キャッチコピー:「進化とは、フィットすること。」「FIT.」
2007年10月にフルモデルチェンジして2代目に移行。ボディサイズはひとまわり大きくなり、全幅は5ナンバー枠ぎりぎりの1695mmになっている。エンジンは初代と同じ、直列4気筒SOHC(1.3L)と直列4気筒SOHC(1.5L)を搭載する。2010年10月のマイナーチェンジ時にハイブリッド車が追加された。
3代目 GK系(2013年−)
キャッチコピー:「すべての価値が、ひとつの車に。」「FIT3」「ずっとフィット」
2013年9月にフルモデルチェンジした3代目は、全長とホイールベースを拡大。しかし、全幅は2代目と同じ1695mmとすることで、5ナンバーボディとしている。エンジンは、初代から続くSOHCからDOHCに進化。直列4気筒DOHC(1.3L)と直列4気筒DOHC(1.5L)に換装されている。2017年6月のマイナーチェンジには、一部のグレードを除き「Honda SENSING」が標準装備された。
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]