2019 SURF BOX COMPLETE PROJECTが始動
CROSS LX/クロスエルエックス
プロボックスって、皆さん もちろんご存じですよね? そう、よく営業車で使われているあのバン。このプロボックスってクルマ、初代(2002年7月〜14年8月)は商用のバンと乗用5ナンバーのワゴンタイプがあった。
でもイメージは併売されていたサクシードに較べると商用バンのイメージが強かったような記憶が。
商用はシートなんかちゃちいけれど、とにかくラゲッジは広い。
中古車はどうかと相場を見てみると、かなりこなれた価格になっている。
このプロボックスにカスタムベースとしての大いなる可能性を感じたプロジェクトが、今夏立ち上がったので紹介しよう。
まあ商用ベースなんで、あまりピンと来ない人もいるかもしれないけれど、これって見方を変えると、背の低いハイエースって捉えることが出来るかも。
で、このプロボックスをベースに、アウトドアイメージでカスタムを提案しているのが、ここで紹介する「サーフボックスコンプリートプロジェクト」だ。
このプロジェクトはLX MODEでお馴染みのバックアップデザインが立ち上げた新ブランド「CROSS・LX」と、福島県いわき市の中古車販売会社CARBIGのコラボレーション企画。コンセプトは「Urban Active Gear」で、普段は街乗り、だけど休日はキャンプやサーフィンといったアウトドアで使用することをイメージしたスタイル。
これをコンプリートカーとして、100万円以下でユーザに提供したい考えだ(バックアップデザイン小島社長談)。
初代プロボックスをベースに主なカスタムポイントは、オールペン(専用カラー4色設定)、15インチアルミホイール(DEAN CROSS COUNTRY)、グッドイヤーオールシーズンタイヤ(ベクター4Seasons)、専用フロアマット+ラゲッジマット、専用エンブレム、専用シートエプロン、TERZOルーフバスケット。
オールペンのカラーは、サンドベージュ、コンクリートグレー、ミリタリーグリーン、ブルーグレーの4色で、いずれも昨今のアウトドアブームを反映した人気色だ。
これに合わせてチョイスされたホイールは、クリムソンのDEAN CROSS COUNTRY。写真でも分かるようにバンパーやグリルは敢えての黒を残しつつのサンドベージュのカラーリングにクロスカントリーの組み合わせは、ネオクラシックな雰囲気を漂わせつつ、アウトドアに見事にはまるスタイルだ。ホイールはディスクの色を黒か白かの2択だが、いざ決めるとなると、これも悩ましいポイント。
ルーフバスケットは、アウトドア目指すなら、今や定番中の定番アイテム。実際問題、サーフボードはこうなると室内に積む事になるようだが、ベースは商用車だから、充分積めそうだ。
故に、インテリアに施されるアイテムは、いずれも防水仕様となっている。フロア&ラゲッジマットは水拭き可能。敢えてシートカバーではなくシートエプロンは、未使用時には折りたたんでしまっておける。砂や水がフロアに落ちないように工夫されたパイピングなんか、カスタム以上に実用を考えてのものだ。
販売は、コンプリートカーとして、CARBiGをはじめとした、全国の中古車販売網を通じて行う予定だという。
問合せ先:バックアップデザイン 077-516-4388
http://www.lx-mode.jp
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