好きなクルマ…といっても、単に車種が一致していればいいというものでもありません。あの年式のあのグレード、色はこれがいいという「組み合わせ」が大事だったりするものです。そして、そんな好みを左右するイメージをどこでいつ見かけたか。そんなことが影響したりするものではないでしょうか。

思い返すと、小雨が降る鎌倉のお屋敷街の奥の狭い坂道をゆっくりと上がっていくジャガーXJ6(XJ40)、ボディーカラーはリージェンシーレッド。日常的な使用に供される姿は、私にとってある種のカーライフの理想像となっています。そんなクルマが、つい先日、朽ち行く姿で目の前に現れたのです。私もつい、足が止まってしまいました。

■昔思い描いた「理想的なジャガーXJ6」

XJ40型ジャガーは、1991年に大幅なマイナーチェンジを受けてグッと近代化しました。当時の日本は1990年代初頭、バブル崩壊...【全文を読む】

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