過去、なんどか「クルマ好きとパートナー」というテーマについて書いてきた。 その中でいくつかの例を挙げているが、基本的にはクルマ好きというのは人生の多くの部分をクルマに捧げることになり、そうなると、パートナーに割くことができるお金や時間が必然的に減ってしまう。
だから、クルマ好きが選ぶパートナーとしては、その点を理解してくれる(あるいは黙認してくれる)ことを必然的に考えざるを得ないだろう。
クルマ好きと言っても様々だ
クルマ好きと言っても、いろいろなタイプがある。
クルマを磨いたり眺めたりするのが好きな人。
クルマに乗ってどこかへ行くのが好きな人。
クルマにを改造するのが好きな人。
クルマを集めるのが好きな人。
クルマで峠やサーキットを走るのが好きな人。
ただ、どれにも共通するのは「お金や時間がかかる」ということだ。
ただ、お金があれば「時間」は節約できる。
これは間違いない。
たとえば、お金があれば、自分で洗車する時間を節約するため、専門の業者に頼むことも可能だ。
自分で改造するかわりにショップに作業を依頼するのも時間を節約する方法だ。
だが、それでも業者を手配したり、ショップに持ち込む時間までは節約できない(専用の管理人がいれば話は別だが)。
つまりは「どうやってもお金と時間がかかるのがクルマ趣味」ということになる。
クルマ趣味はパートナーと共有できない
そして、クルマ趣味の困ったところは、映画鑑賞や音楽鑑賞とは異なり、その多くをパートナーと共有できない点にある。
パートナー、とくに女性であればその大半はクルマに興味がないと考えられる。
だから、クルマにお金を時間をつっこむボクらには理解を示さない、というか、多くの場合、示す気もないようだ。
これは火を見るよりも明らかだ。
一般に、女性はこう言うことが多い(あくまでもボクの経験上だ)。
「何かに夢中になっている男の人ってステキ」。
しかし実際にクルマに夢中になると、必ずこう言う(これもボクの経験上だ)。
「あたしとクルマとどっちが大事なの?」。
そうなると、ボクらにとって道は2つしかない。
クルマ趣味を諦めるか、パートナーを諦めるか、だ。