独自動車大手のBMWグループは1月10日、2018年通期の電動車(BMW、MINIの純粋な電気自動車およびプラグインハイブリッド車)の販売が14万2,617台となり、前年に比べ38.4%増加したと発表した。同社は2019年末までに累計販売で50万台の達成を目指している。
地域別では、欧州で7,500台を販売し、当該車両の市場シェアで16%超を達成した。世界全体では、電動車の市場シェアで9%超を確保した。BMWグループにとって電動車の最大市場は米国で、2018年は2万5,000台超を販売した。これは、BMWグループの米国販売全体の7%超に相当する。BMWとMINIの2018年通期の販売のうち、電動車の割合は全体の6%となり、2017年の4%から拡大した。
BMWグループの電動車、25年までに25モデル以上に
BMWグループは2025年までに、純粋な電気自動車のラインアップを12モデル以上とする計画で、プラグインハイブリッド車も含めると電動車のラインアップは少なくとも25モデルとなる予定。
2019年には、新世代のBMW「X5プラグインハイブリッド」やBMWの新型「3シリーズ・プラグインハイブリッド」を発売するほか、MINIの純粋な電気自動車「MINIエレクトリック」を公開する予定。
BMWグループの純粋な電気自動車のラインアップは、2021年までにBMW「i3」、「MINIエレクトリック」、BMW「iX3」、BMW「i4」、BMW「iネクスト」の5車種に拡大する予定。
[提供元/FBC Business Consulting GmbH]