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初のファミリーカーは1965年前後のトヨタ コロナHT。なぜ、いまこのクルマにドキドキするのか?


私にとって毎年恒例となっている正月の行事は「実家の父親と痛飲」である。80歳を過ぎた父と気兼ねなくお酒を飲めるのは、このご時世にとても幸運であることは理解しているつもりだ。そこで…、飲めるうちは飲む(変に自粛しない)ことにしている。父親は特にコレクターだったという認識はないのだが、毎回、面白いものを出してきては、それを肴にして飲むのが恒例になっている。ある年は阪神タイガース優勝記念のサントリーオールドだったり、ある年は旧い自動車雑誌だったり。で、今年は昔の家のクルマの写真だった。それがこのコロナの写真というわけだ。


トヨタ コロナHT


▲初のファミリーカーである1965年前後のトヨタ コロナHT

若い頃の父は運転免許を持っていなかったが、仕事の関係でゴルフをしなければいけなくなった。そこでゴルフ関連の準備の一環として、運転免許を取得することにしたようだ。筆者も幼心に父が「坂道発進が難しいんだよ」と言っていたのを覚えていて、そのときにクラッチの仕組みを説明してもらって理解した記憶がある。


さて、この写真、facebookのとあるグループでシェアしたところ、思いのほか好評だった。その理由を検証してみたが、雑に撮ったと思われるこの1枚が評価される理由が少しわかってきた気がする。


そこで、なぜ、いまこのクルマにドキドキするのか?を筆者なりに掘り下げてみることにした。


ライトが丸い


トヨタ コロナHT


▲10歳の筆者

やっぱりライトは丸くて大きいのがかわいい。今どきの小粒で明るいシカっとしたタイプの方が安全かもしれないが、レンズとリフレクタが大きい方が愛嬌がある。しかも、このコロナは贅沢にも4灯仕様で高級感をかもしているところも人気の理由だったかもしれない。ライトの周囲のリングもキラッとメッキのパーツが使われていてスキがないのだ。


バンパーがメッキ、しかもオーバーライダー付き


ピカールで磨きがいのありそうなメッキが特徴的な、ちょこんとしたバンパーがたまらない。しかもカツオブシ(オーバーライダー)までついている。どこまでがボディなんだが、そもそもバンパーなんていう概念があるのかないのかわからない最近のクルマとは違い、どんなに小さくて華奢でもその存在感の主張が素晴らしい。もう、メッキのバンパーがついてないクルマは「ジドウシャ」じゃない、と言いたくなるほどだ。


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