今日はボクが乗ってきたクルマの燃費について話をしたいと思う。
ボクは所有したクルマについて、維持費やカスタム費用、修理費用、そして燃費について仔細な記録を残している。
ここで、そのいくつかの車種について、燃費がどんなものか見てみたいと思う。
スポーツカーの燃費は良い?それとも悪い?
まずは所有したクルマの中では燃費がもっとも良かったクルマ、「フォルクスワーゲン・シロッコTSI」だ。
これは1.4リッターエンジンをスーパーチャージャーとターボチャージャーで加給する「ツインチャージャー」エンジン(160馬力)に7速DSGを組み合わせ、フロントタイヤを駆動する。
シロッコはパワーと燃費とのバランスが良く、15.48km/Lも走った。
この数字は、燃費比較サイトによると、ダイハツ・ミラココア、トヨタ・カムリ・ハイブリッドと同じくらいの数字だが、むしろミラココアとカムリの燃費が変わらないということのほうが驚きだ。
その次に燃費が優れていたのは、R56世代のミニクーパーSで、これは14.95km/L。
1.6リッター・ツインスクロールターボエンジン+6MT、もちろんFFだ。
これと同じ燃費を持つのはホンダN-BOX、マツダ・ロードスターあたりとなる。
ミニクーパーSは175馬力を発生していたから、パワーの割に燃費は相当に良かった、と考えていいだろう。
そして先代アウディTT(8J)の燃費も悪くなかった。
2リッター4気筒ターボエンジン(211馬力)に6速DSG、そしてボクのTTはFFだった。
記録によると燃費は13.56km/Lとなっていて、これはホンダ・フリードや日産キューブと同程度だ。
フリードは131馬力、キューブは111馬力だから、出力の割にアウディTTの燃費はいい。
今も乗っている、「8S」世代アウディTTの燃費は13.3km/Lだ。
エンジンは8JTTと同じく同じく2リッター4気筒ターボエンジンではあるが、出力は230馬力に向上している。
トランスミッションは同じ6速DSGではあるものの、駆動方式に4WDを選んだため、FFモデルより少し燃費が悪いようだ。
同程度の燃費を持つクルマだと、マツダ・アクセラ・スポーツ、トヨタ・ハリアー・ハイブリッドがある。