車の購入や買い替えを検討している場合、カーローンの審査では何を見られるのかが気になり、不安な方もいるのではないでしょうか。
そこで、カーローンの審査基準と審査対策をはじめ、カーローンの種類と特徴や、審査申込みからの流れなどについて解説します。併せて、審査に不安があるときに選びたい、ローンを組まずに新車に乗る方法なども見ていきましょう。
- カーローンの審査では年収や勤続年数などから申込者の支払い能力が見られる
- すでに住宅ローンがあってもカーローンの審査に通る場合もある
- カーローンと同じ分割払いで好きな新車に乗れる方法もある
カーローンの審査では何が見られる？
カーローンの審査基準は公表されていないものの、一般的には審査で次のような点が確認されるといわれています。ひとつずつ解説しましょう。
年収
年収から支払い能力が見られます。年収150～200万円以上が審査に通るための一定の基準といわれますが、借入額と年収のバランスもチェックされるため、年収が高くても借入希望額が多いと審査で不利になると考えられます。
職業
職業からも支払い能力が測られます。個人事業主や中小企業で勤務している方に比べ、公務員や大企業勤務の方だと審査で有利になりやすいといわれています。
雇用形態
雇用形態からも支払い能力が見られます。正社員に比べてフリーターやアルバイト、自営業の方は収入の安定性が低いと見なされる傾向があります。
勤続年数
勤続年数が1年以上であることが、審査に通るための一定の基準だといわれています。
年齢
カーローンでは基本的に、「申込み時満20歳以上、満65歳以下の方」などと年齢条件が設けられています。そのため、申込み時に利用上限の年齢に近いと、長期のローンが組めない場合もあります。
ほかからの借入額
ほかからの借入額も審査でチェックされます。住宅ローンやカードローン、消費者金融などからの借入額も含まれるため、心に留めておきましょう。
信用情報
過去にローンの返済を滞納したり、自己破産したりといったいわゆる「事故」を起こしていると、信用情報機関に記録され、審査で不利になることがあります。携帯電話料金の滞納歴や他社でのローン審査の申込み状況が審査に影響することもあるので注意しましょう。
ローンを組む以外にも 車を手に入れる方法はあります！
ローンを組んで車を購入する以外にも、車を手に入れる方法はあります。たとえば、カーリースを利用するのもそのひとつです。
カーリースは、月々定額の料金でマイカーのように車に乗れるサービスで、中には月々10,000円台から乗れる新車もあります。レンタカーのように、ナンバーが「わ」や「れ」になることもありません。
詳しくは、以下のボタンからご確認ください。
住宅ローンを組んでいても車のローンは組める？
住宅ローンを組んでいることが、車のローン審査に通らない理由には必ずしもなりません。
年収に対する年間の総返済額の割合を示す「返済負担率」が30％～35％以下に収まっていることが審査に通過するための一定の条件といわれています。住宅ローンを含めた年間返済額が年収の30％～35％以下であれば、審査に通過する可能性はあります。
カーローンの種類別にみる金利と審査の通りやすさ
カーローンにはいくつかの種類があり、それぞれ審査の通りやすさや金利の相場が異なります。ここでは、3つのカーローンの特徴や金利相場についてご紹介しましょう。
銀行系のマイカーローン
銀行系のマイカーローンは審査が厳しい分、金利は低い傾向があり、1～4％が相場です。
車の所有者を契約者にできるほか、以下の2つのローンと異なり、借入金を車両代金だけでなく免許取得費用や車検費用、修理代にも充てることができます。
ディーラーローン
ディーラーと信販会社が提携するディーラーローンの金利は、4～8%が相場といわれています。審査の難易度は比較的低く、基本的には新車購入の際に利用されます。車の所有者はディーラーやローン会社となります。
自社ローン
自社ローンは、おもに中古車販売店が提供するサービスです。一般的には銀行や信販会社といった金融機関を通さず、販売店独自の条件で審査を行うため、審査のハードルは低いといわれています。
ただし、金利がない代わりに手数料が上乗せされ、支払総額はディーラーローンなどと比較しても嵩んでしまう場合があります。
カーローンの審査に通るためにできること
車の購入を検討しているなかでカーローンの審査が不安な方には、審査に申し込む前にできることがあります。具体的には、次のような対策を行いましょう。
頭金を入れる
頭金を多く入れるほど借入希望額が減るため、審査で有利になります。頭金の有無や額は自由に決定できますが、相場は車両本体価格の2～3割ほどといわれており、資金に余裕のある場合、検討することをおすすめします。
ただし、生活防衛費やその他の支払いで必要な資金は手元に残しておきましょう。
ほかからの借り入れを返済する
カーローンの審査では、年収に対する借入れの総額が見られます。クレジットカードのキャッシングやスマートフォンの分割払いなど、すでに借入れがある方はできるかぎり完済してから審査に申し込むと、ハードルが下がるでしょう。
審査の前に転職しない
カーローンの審査前に転職してしまうと、勤続年数が短いために収入の安定性が低く見られてしまうことがあります。転職を考えている方は、審査の申込み時期と重ならないよう注意しましょう。可能なら、転職する前にローンを組むほうが賢明です。
自身の信用情報を照会する
必要に応じて、自身の信用情報を照会しましょう。信用情報とは、過去から現在にかけての借入れや滞納、債務整理、自己破産などの履歴のことで、信用情報機関に記録されており、審査時に照会されます。
金融事故の履歴が残っていると審査のハードルが上がるため、記録抹消まで待つことも審査落ちを防ぐ対策として有効です。なお、金融事故の記録は5～10年ほどで消えるとされています。
仮審査を受ける
カーローンの審査に受かるか心配な方は、仮審査を受けることも検討しましょう。事前審査とも呼ばれ、申込者の申告による収入や属性などのデータから簡易的に審査を行うものです。
本審査では、審査に通ったか落ちたかまでが信用情報機関に記録されますが、仮審査の場合は申込みを行ったことのみが記録されます。目星をつけた数社で受けてみるといいでしょう。
カーローン審査の申込みからの流れ
カーローン審査はどのような流れで行われるのでしょうか。具体的には、次のような手順で進みます。
〈カーローン審査の申込みからの流れ〉
- 見積書の手配…購入したい車やグレードを決め、見積書をもらいます。
- ローンの種類の選択…銀行系カーローン、ディーラーローンなどから、自分に合ったローンを選びます。基本的には金利の低いものがおすすめです。
- 仮申込み…既定の用紙やWeb上で仮審査を申込みます。見積りと併せて、年収や勤め先、勤続年数などを申告します。
- 仮審査…申請した内容で仮審査が行われます。購入したい車を決める前の段階で仮審査を申し込める銀行もあります。
- 本申込み…窓口、郵送、Webなどで本申し込みします。必要書類を提出して正式に申し込みます。
- 本審査…申込み内容をもとに本審査が行われます。融資の可否に加え、融資額や融資期間、適用される金利なども決まります。
- 契約…本審査に通過したら、窓口や郵送、Webでの手続きによって正式に契約します。
- 借入れ…借入金が口座に入金されたことを確認します。
- 支払い…車の購入にかかる代金を、ディーラーなどの会社に振り込みます。
カーローンの審査が不安な方におすすめの方法
カーローンの審査が不安な方に提案したいのが、カーリースで車に乗るという方法です。
カーリースならマイカーのように新車に乗れるうえ、契約満了時の車の想定価格である残価を引いた車両代金が審査の対象となるため、審査難度はカーローンに比べると低いといわれているからです。
カーリースについてさらに詳しくはこちら！
カーローンの審査を受けなくても新車に乗れる
カーリースなら、ローンを組まずに新車に乗ることが可能です。たとえば、業界最安水準*のカーリースの「おトクにマイカー 定額カルモくん」には月々10,000円台から利用できる新車も充実しているため、出費を抑えながらカーライフを楽しむことができます。
実際に利用している方の声をご紹介しましょう。
Oさん（28）東京都在住｜会社員｜ホンダ シャトル｜契約期間11年
これまでは、車が必要なタイミングではレンタカーを利用していたというOさん。子供の誕生をきっかけに車の購入を検討し、諦めかけていた新車をカーリースで手にできたと喜びます。
「やっぱりいいですね、新車。中古車は前にほかの人が乗っているし、清掃されているにしても、子供を乗せるだけに自分たちが最初の利用者になる新車にして良かったと思っています。購入ではあきらめざるをえなかった新車を手に入れられて、子供もいて、自分にとって今までにはない楽しさがあふれているので、毎日が楽しいです」
Mさん（46）東京都在住｜保育士｜ムーヴ キャンバス｜契約期間10年
10年以上乗った普通自動車を手放し、家計に優しい車選びをと、カーリースで軽自動車を選んだMさん。
「メンテナンスなども総合的にまとめたプランのお値段がすごくわかりやすかったので、安心できました。毎月の支払いが定額なので心理的な負担が少なく、カーリースならこんな私でも手軽にかわいい新車に乗れちゃうんだと驚いています。
新車に乗っている自分がうれしくて、ワクワクしながらカーライフを満喫しています」
カーリースを利用すれば、ローンを組まずにお得に新車に乗ることができます。
気になる方は、下のボタンから５分程度の簡単な入力を行うだけで「定額カルモくん」のお試し審査に申し込めます。審査後のキャンセルや内容の変更も可能なので、気軽に申し込んでみてはいかがでしょうか。
*文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照
カーローン審査に通るか気になるなら、カーリースも検討してみよう
カーローンの審査に通るか気になるなら、車に乗る手段としてカーリースを検討してみるのもおすすめです。カーリースなら毎月定額の料金で利用できるうえ、メンテナンスプランに加入すれば、消耗品の交換費用や車検費用などまで定額化できます。
「おトクにマイカー 定額カルモくん」には月々10,000円台から乗れる新車が充実しており、例えばホンダの人気の軽自動車「N BOX」なら、月々 19,420 円から利用できます。
審査難度もカーローンの場合よりは低いとされているので、車に乗るためのひとつの選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。
所要時間約５分で申込み可能！審査後のキャンセルもOK
よくある質問
Q1：カーローンの審査では何を見られるの？
A：カーローンの審査基準は公開されていませんが、一般的なローンでは、年収や収入の安定性、雇用形態、勤続年数、ほかからの借入れの有無、これまでの取引状況、資産状況などが審査対象になるとみられています。
Q2：審査に通りやすいカーローンはある？
A：金利が低い分、審査の難易度が高いといわれる金融機関系のマイカーローンに対し、ディーラーローンや自社ローンだと比較的審査に通りやすいといわれています。ただし、その分金利や手数料が高くなりがちな点には注意が必要です。
Q3：カーローンの審査が不安な方におすすめのサービスは？
A：カーリースならカーローンの審査に落ちた方でも車に乗れる可能性があります。カーリースは、月額料金でマイカー同様に車を利用でき、カーローンよりも月々の負担を抑えやすいため、カーローンの審査に落ちた方でも利用している方がいます。
※記事の内容は2024年7月1日時点の情報で執筆しています。
