トヨタは世界最大規模の自動車メーカーとして多くの車をつくっていることから、それほど車の知識がない方でも名前を知っている車種があるでしょう。
オフィシャルサイトに掲載されているトヨタの現行車種は、なんと30車種以上におよびます。それらすべてを、この記事でご紹介します。各車の特徴や車両本体価格、定額カルモくんで乗る場合の月額料金を一緒に見ていきましょう。
- トヨタ車には軽自動車、SUV、高級セダンなどさまざまな車種がある
- ハイブリッドや燃料電池車など環境配慮型の車も少なくない
- スポーツカーやオフロード車など固有の特徴を有する車もある
【コンパクトカー】「アクア」取り回しのしやすさではプリウスに劣らない
車両本体価格:214万6,000円~
定額カルモくんの月額料金:28,880円〜
「アクア」はコンパクトタイプのハイブリッド車です。トヨタには、ハイブリッド車をメジャーにした「プリウス」もありますが、ハッチバックであることから後方の感覚がつかみやすい、プリウスよりも最小回転半径が若干小さいといった点から、アクアを好む方もいるでしょう。
【コンパクトカー】「カローラスポーツ」すべてのグレードが200万円台
車両本体価格:221万円~
定額カルモくんの月額料金:31,960円〜
国民車とも呼ばれるカローラのスポーツタイプ・コンパクトタイプの車が「カローラスポーツ」です。本家「カローラ」やステーションワゴンの「カローラツーリング」は300万円を超える価格のグレードもありますが、カローラスポーツは全グレードが200万円台の車両本体価格となっています。
【コンパクトカー】「ヤリス」骨太なコンパクトカー
車両本体価格:150万1,000円~
定額カルモくんの月額料金:21,180円〜
車体のコンパクトさが印象的な「ヤリス」ですが、世界ラリー選手権(WRC)でチャンピオンを獲得したことがある、骨太さももつ車でもあります。そのため、ボディや足回りは走行安定性が追求されており、ガソリン車のエンジンはパワーを維持しつつ軽量化を実現しています。ハイブリッド車も、操作に対するパワーユニットのレスポンスが特徴です。
【コンパクトカー】「ルーミー」手頃な価格ながら安全機能は充実
車両本体価格:156万6,500円~
定額カルモくんの月額料金:23,820円〜
ハイトワゴン(背の高いワゴン)タイプのコンパクトカーである「ルーミー」は、最も高価格のグレードでも210万円と手頃な価格が魅力です。一方で安全機能も充実しており、衝突警報機能やご発信抑制機能などが搭載されています。
【ミニバン・ワゴン】「アルファード」ほかの車と一味違う機能と高級感
車両本体価格:540万円~
「アルファード」がミニバンの中でも人気を集めるのは、広い室内空間にさまざまな機能が付加され高級感を得られる点が理由のひとつでしょう。グレードにより、「ナノイーX」による空気清浄、後席部の電動サンシェードが装備されています。
【ミニバン・ワゴン】「ヴェルファイア」白・黒のカラーが発揮する存在感
車両本体価格:655万円~
「ヴェルファイア」は同じトヨタのミニバンの「アルファード」の姉妹車と位置づけられており、スペックや機能は似通っています。大きな違いはフロントグリルのデザインとカラーです。特にカラーは各グレードともプラチナホワイトパールマイカとブラックのみとなっており、白・黒といった色が車体の大きさ以上の存在感を醸し出す車です。
【ミニバン・ワゴン】「ヴォクシー」先進的な駐車支援
車両本体価格:309万円~
定額カルモくんの月額料金:42,520円~
ミニバン「ヴォクシー」は、高度な運転サポートが特徴的です。特に目を見張るのは、スイッチだけで駐車を支援してくれる「アドバンストパーク」でしょう。車内で運転する際の駐車支援はもちろん、専用アプリを使い車外からも駐車・出庫が可能です。
【ミニバン・ワゴン】「グランエース」ゆったり設計のワゴン
車両本体価格:642万1,000円~
「グランエース」は2019年より販売されているトヨタのワゴンです。似たような外観やスペックのトヨタの車には「アルファード」「ヴェルファイア」がありますが、グランエースの6人乗りグレードである「Premium」は、3列目のシートが各席独立しておりゆったりとした設計です。
【ミニバン・ワゴン】「シエンタ」乗り降りがしやすいコンパクトミニバン
車両本体価格:199万5,200円~
定額カルモくんの月額料金:29,210円~
「シエンタ」は、小さな車体ながら最大7人が乗れる、コンパクトタイプのミニバンです。低めの室内高の設計となっているため、乗り降りがしやすい特徴があります。
【ミニバン・ワゴン】「ノア」お手軽価格で安全装備も搭載
車両本体価格:267万円~
定額カルモくんの月額料金:37,460円〜
「ノア」は車両本体価格が200万円台からとなっているミニバンです。そのため、定額カルモくんの月額料金も37,460円~となっています。先進安全機能「Toyota Safety Sense」が搭載されています。
【ミニバン・ワゴン】「ハイエースワゴン」普通免許で乗れる車では最も多い乗員数
車両本体価格:294万6,600円~
定額カルモくんの月額料金:41,640円〜
「ハイエースワゴン」は、ビジネス利用でもプライベート利用でも多くの荷物や人を載せられる車として、乗られている車です。10人が乗れるハイエースは、普通免許で運転できる車としては最も多い乗員数となります。
【セダン】「カローラ」トヨタのベストセラー車
車両本体価格:202万8,600円~
定額カルモくんの月額料金:29,100円〜
「カローラ」は、販売台数でギネスブックにも載ったことがある、トヨタのベストセラー車です。現行のカローラはセーフティ・サポートカーの認定を受けているので、年輩の方や運転初心者の方も安心して、なおかつ手軽に乗れる車といえるでしょう。
【セダン】「カローラアクシオ」広いトランクルームが特徴
車両本体価格:163万9,600円~
定額カルモくんの月額料金:24,590円〜
「カローラアクシオ」は、本家カローラの機能性を高めたセダンです。特に、461Lのトランクルームはゴルフバッグを4個載せられ、普段のビジネス利用から休日のビジネスでの外出にも活躍してくれます。
【セダン】「クラウン」クロスオーバーもデビュー
車両本体価格:440万円~
定額カルモくんの月額料金:56,710円〜
「クラウン」はトヨタの高級車として、特に知られている車です。2022年からは、クロスオーバーモデルも発売され、クラウンの新たな歴史が始まっています。クロスオーバーの車両本体価格は400万円台からとなっています。
【セダン】「センチュリー」トヨタ至高の1台
車両本体価格:2008万円
「センチュリー」はトヨタの最高級車種であり、車両本体価格は2000万円を超えます。企業経営者や政府要人が乗る車としても知られ、特にリヤシートの乗り心地は最高級車にふさわしいものとなっています。
【セダン】「プリウス」直近の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞
車両本体価格:320万円~
定額カルモくんの月額料金:41,640円〜
「プリウス」はハイブリッドカーの代表的な存在であり、車に関心の低い方もその名を聞いたことがあるのではないでしょうか。デビュー以来、進化を続けており、2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤーにも輝いています。
【セダン】「MIRAI」高級志向の燃料電池車
車両本体価格:726万1,000円~
「MIRAI」は、水素を利用する燃料電池車です。水素を充填した状態での航続距離は、約850kmであるとトヨタは発表しています。高級車を志向しており、スマートフォンのおくだけ充電や車内の照明を乗る方の好みに合わせて変えられるといった機能があります。
【ステーションワゴン】「カローラツーリング」汎用性・経済性のあるステーションワゴン
車両本体価格:210万8,600円~
定額カルモくんの月額料金:29,980円〜
「カローラツーリング」は、カローラのシリーズに連なるステーションワゴンです。ステーションワゴンならではの広い室内空間・ラゲージに加えハイブリッドのグレードもあるため、汎用性や経済性を持つ車といえるでしょう。
【ステーションワゴン】「カローラフィールダー」5ナンバーサイズのステーションワゴン
車両本体価格:178万6,400円~
定額カルモくんの月額料金:26,240円〜
「カローラフィールダー」はシンプルな外観から、車をプライベート・ビジネスの両方に使う方におすすめの車です。5ナンバーサイズの車であるため、小回りの利くステーションワゴンを求める方が検討する対象にもなるでしょう。
【SUV・クロカン】「クラウン(スポーツ)」クラウンのクロスオーバー
車両本体価格:590万円~
「クラウン(スポーツ)」は、クラウンのSUVタイプとして2023年にデビューしました。サスペンション制御のシステム「AVS」によりコーナリング時の安定感がある点は「スポーツ」の名にふさわしいといえるでしょう。
【SUV・クロカン】「センチュリー(クロスオーバー)」個々人に向けたカスタマイズを提案
車両本体価格:2500万円~
「センチュリー(クロスオーバー)」は2023年に発表されました。車両本体価格は、センチュリーより高い2500万円です。詳細は発表されていないものの、一人一人に合わせた1台を提案していくことをトヨタは示しています。
【SUV・クロカン】「ハイラックス」安全・運転支援機能も充実
車両本体価格:407万2,000円~
「ハイラックス」は世界的にも愛好家のいるピックアップトラックです。現行車種は、歩行者・自転車の検知機能や前を走る車に追従する「レーダークルーズコントロール」など、安全・運転支援機能が搭載されています。
【SUV・クロカン】「ハリアー」近年はプラグインハイブリッドも登場
車両本体価格:312万8,000円~
定額カルモくんの月額料金:43,950円〜
「ハリアー」は、高級感のあるSUVとして長年、人気を保っている1台です。現在は、ガソリン車、ハイブリッド車のほか、車に充電ができるプラグインハイブリッド車のグレードも存在します。
【SUV・クロカン】「bZ4X」SUVタイプのEV
車両本体価格:550万円~ 「bZ4X」は、SUVタイプの電気自動車(EV)です。フル充電時の走行距離は500km超となっています。ラゲージにはゴルフバッグを3個収納できるなど、積載性や開放的な室内空間も特徴です。歩行者・自転車の検知機能など安全装備も充実しています。
【SUV・クロカン】「ヤリスクロス」パワーが自慢のSUV
車両本体価格:190万7,000円~
定額カルモくんの月額料金:26,570円〜
「ヤリスクロス」はコンパクトサイズのSUVですが、ハイブリッド車・ガソリン車とも100馬力を超え、パワーを兼ね備えています。また、先進安全機能「Toyota Safety Sense」搭載です。
【SUV・クロカン】「ライズ」手頃な価格が魅力
車両本体価格:171万7,000円~
「ライズ」は車両本体価格が、ガソリン車では200万円を切るグレードがあり、ハイブリッド車でも200万円台前半で入手できる車です。そのため、SUVが好きだけれどもなかなか手が出ないという方にとって、候補に挙がる車といえるでしょう。
【SUV・クロカン】「RAV4」SUVとして長い歴史を有する1台
車両本体価格:293万8,000円~
定額カルモくんの月額料金:40,980円〜
「RAV4」はデビューが1994年であり、同じトヨタのSUVである「ハリアー」(1997年デビュー)より長い歴史のある車です。プラグインハイブリッドのグレードもあります。
【SUV・クロカン】「ランドクルーザー300」高い人気を維持するオフロード車
車両本体価格:510万円~
「ランドクルーザー300」は、あまりの人気の高さから2024年5月時点で受注を停止しているほどの車です。オフロード走行性能に加え、安全機能や快適さを感じる装備がその人気の秘密といえるでしょう。
【SUV・クロカン】「ランドクルーザー70」500万円を切るランクル
車両本体価格:480万円
「ランドクルーザー70」は車両本体価格が480万円と、ランドクルーザーシリーズの中でも比較的入手しやすい車です。低価格でもオフロードでの走行性能は申し分なく、砂地などでタイヤが空回りしても脱出をサポートする機能が備えられています。
【SUV・クロカン】「ランドクルーザー250」パワフルさが魅力
車両本体価格:520万円~
「ランドクルーザー250」は、オフロードでの走行性能を追求した1台です。堅牢なプラットフォームに、パワフルなディーゼルエンジンが備えられています。エンジンのパワーは204馬力に上ります。
【クーペ】「スープラ」高い走行性能も価格は抑えめ
車両本体価格:499万5,000円~
定額カルモくんの月額料金:64,630円〜
「スープラ」は直列6気筒/4気筒エンジンを備えたスポーツタイプのクーペです。高い走行性能を有するものの、同列に並べられることもある日産「GT-R」やホンダ「NSX」(現在は生産停止)が1,000万円を超える価格であることを考えると、比較的入手しやすいスポーツカーといえるでしょう。
【軽自動車】「C+pod」超小型電気自動車
車両本体価格:166万5,000円~
「C+pod」は、超小型、とトヨタが分類している電気自動車(EV)です。最高速度は60km/h、フル充電時の航続距離は約150kmであり、近距離の移動に向いている車です。最小回転半径が3.9mというC+podは、ほかの車・軽自動車では味わえない操作性を実感させてくれるでしょう。
【軽自動車】「ピクシスエポック」低価格が特徴の軽自動車
車両本体価格:86万200円~
定額カルモくんの月額料金:13,040円〜
「ピクシスエポック」は、ダイハツ「ミライース」、スバル「プレオプラス」の姉妹車です。それら姉妹車と同様に低価格が売りで、最安の車両本体価格は100万円を切ります。
【軽自動車】「ピクシストラック」新車にはサビ保証が付帯
車両本体価格:90万2,000円~
「ピクシストラック」は、トヨタならではの先進安全機能が搭載された軽トラックです。もちろん、積載性も優れておりりんごコンテナは48個、20Lポリタンクは40個積めます。また、作業に使う車であるため、新車には3年からの「サビ保証」が付いています。
【軽自動車】「ピクシスバン」
車両本体価格:104万5,000円~
「ピクシスバン」は商用車として使われることがある車で、助手席を倒したときの車内の前から後ろまでは長さが2.65mとなります。そのため、長い形状のものを含めたさまざまな荷物を積める車です。
トヨタ車の魅力は軽自動車から高級車まで高い性能をもっていること
トヨタは日本のみならず世界的にも生産台数でトップを争っている自動車メーカーであり、それだけの技術の蓄積があります。車種を問わず、高い技術力や乗ったときの快適性が感じられることでしょう。
また、環境への配慮からハイブリッド車、燃料電池車、電気自動車を次々に発売しており、これからの時代にも適応する車を提供してくれるメーカーです。
※この記事は2024年5月22日時点の情報で制作しています