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ロープウェイで行く? 階段を上る? 静岡・久能山東照宮のアクセス・見どころ・バスツアーを紹介


目次


久能山東照宮とは

久能山東照宮

久能山東照宮が祀られるのは、有名な戦国大名の徳川家康公です。元和2年(1616年)3月に家康公亡き後、遺言により御遺体は久能山に埋葬され、久能山東照宮が建造されました。

中でも御社殿は江戸初期の建築技術を極めており、国宝に指定されています。創建当時の豪華絢爛な色彩は、約400年を経た現代でも参拝者の目を楽しませてくれますよ。


久能山東照宮へのアクセス(ロープウェイ・徒歩)

久能山東照宮へのアクセスは、日本平山頂からロープウェイで久能山に渡る方法と久能山下から徒歩で階段を上る方法と、2通りあります。それぞれ紹介していきますが、その前に注意点をお伝えしますね。

ロープウェイ、階段のいずれの方法でも御社殿の参拝には階段を利用するので、スニーカーや運動靴などの歩きやすい靴は必須です! 階段には手すりがついているものの、移動用のエレベーターはないので注意してくださいね。


(1)日本平ロープウェイでのアクセス方法

日本平ロープウェイでのアクセス方法ですが、日本平山頂にマイカーや路線バス、バスツアーで訪れた後に、ロープウェイで久能山駅まで移動します。路線バスはJR静岡駅の「静岡駅前」バス停からしずてつジャストラインの日本平ロープウェイ行きが運行しています。所要時間は約50分、片道590円です。

路線バスの時刻表は以下で確認できます。
リンク先で「日本平線 [42] 英和学院大学・日本平ホテル方面経由 日本平ロープウェイ行き」を選択してください。
静鉄バス 静岡駅前 時刻表

ロープウェイ乗車券は1名往復で1,250円(おとな)、片道700円です。ロープウェイと久能山東照宮、博物館の料金がセットになった乗車券もありますよ。

日本平駐車場
日本平駐車場

乗車券売り場
乗車券売り場
乗車券売り場には家康公の手形
乗車券売り場には家康公の手形

日本平駅からの始発は9:10、久能山駅から日本平まで戻る最終便は17:00ですので、乗り遅れなく!
久能山駅に到着後は、階段を下りて社務所前に向かってください。

外装は昔の籠をイメージしたのだとか
外装は昔の籠をイメージしたのだとか
ロープウェイからの眺め
ロープウェイからの眺め

社務所前に到着
社務所前に到着


(2)久能山下から徒歩でのアクセス方法

久能山東照宮に徒歩で向かう方法は、表参道入口がある久能山下までマイカーやタクシー、JR静岡駅からの路線バスがあります。

JR静岡駅から久能山下までタクシーを利用する場合、所要時間は約20分。料金は約3,500円(小型)です。路線バスで向かう場合は、JR静岡駅の「静岡駅前」バス停から、しずてつジャストライン石田街道線を利用してください。石田街道線に乗車後、終点の「東大谷」バス停で「久能山下行き」のバスに乗り換え、終点の「久能山下」で降りてくださいね。所要時間は乗り換え時間を含まず約55分、片道620円です。

路線バスの時刻表は以下で確認できます。
静鉄バス 静岡駅南口 時刻表 ※石田街道線 [11] 登呂遺跡行きは東大谷に停車しません
静鉄バス 東大谷 時刻表

久能山下から久能山東照宮一ノ門を見上げる
久能山下から久能山東照宮一ノ門を見上げる

参道口の鳥居をくぐったら、石造りの階段を上っていきます。所要時間は約20分です。途中の一ノ門付近では、天気が良ければ駿河湾や伊豆半島、御前崎が見渡せ、階段を上ってきた苦労が報われること請け合い!

ここからご来光が拝めるとあって、初詣スポットとしても人気なのだそう。

御社殿まで約1,159段
御社殿まで約1,159段

一ノ門手前の展望
一ノ門手前の展望
展望台近くからの眺め
展望台近くからの眺め

一ノ門通過後、御社殿の入場チケットを販売する社務所まで約5分です。

一ノ門
一ノ門


久能山東照宮の見どころ

いずれかの方法で久能山東照宮の社務所前に到着したと仮定し、見どころを紹介していきますね。御社殿の拝観料、500円を支払ったら、重要文化財の楼門に続く階段を上ってください。楼門には平和の象徴とされる、獏が彫刻で描かれていますよ。

楼門に続く階段
楼門に続く階段
朱塗りの楼門
朱塗りの楼門

楼門をくぐると、左手に家康公の愛馬を飼育していた神厩(しんきゅう)があります。こちらに収められている愛馬は、後で登場するので記憶にとどめておいてくださいね。

 木像の神馬
木像の神馬

神厩からさらに進むと、小さな広場があります。階段上の唐門の先にある御社殿に向かうには、右手から迂回する必要があります。迂回先の日枝神社左手から、御社殿の敷地内に入ると…

 唐門の奥には御社殿
唐門の奥には御社殿
御社殿に向かいます
御社殿に向かいます

目の前に広がるのは、極彩色の御社殿。総漆塗りの御社殿は国宝に指定されており、豪華絢爛な彩りや施された彫刻の美しさに目を奪われます…! 久能山東照宮建築時の棟梁(親方)であった中井正清氏は、名古屋城や仁和寺、二条城などの有名建造物も手がけたとのことで、建築に興味がある方は一層楽しめるでしょう。

極彩色に彩られた御社殿
極彩色に彩られた御社殿

唐門を飾る狛犬
唐門を飾る狛犬
唐門上部の装飾
唐門上部の装飾

御社殿を中心に時計回りに移動し、西側面に描かれている葵紋をチェックしてみましょう。逆さになった葵紋を見つけられるでしょうか。この逆さになった葵紋は、「逆さ葵」と呼ばれています。

御社殿の側面
御社殿の側面
一番左が逆さ葵
一番左が逆さ葵

鎌倉時代に発表された随筆「徒然草」には「建物は完成と同時に崩壊が始まる」という伝承があったことから、あえて「逆さ葵」を「未完成」の部分として残しているのだとか。

御社殿の左手から約40段の階段を上ったところに、家康公が眠る神廟(神を祭る建物)があります。その東南の隅には、家康公亡き後もしばらく神厩で飼われていた愛馬のお墓も。死して尚、主人の傍にいられるのは愛馬冥利に尽きるのではないでしょうか。

家康公の神廟
家康公の神廟
愛馬の墓
愛馬の墓

参拝出口
参拝出口

参拝が終わったら、ロープウェイで久能山東照宮を訪れた方は、一ノ門まで行ってみると良いでしょう。一ノ門までは徒歩約5分、特に天気の良い日は駿河湾の絶景が広がっていますので、行って損はないですよ!


バスツアーで行ける「久能山東照宮」を動画でチェック


どんなバスツアーがあるか、ぜひ以下で検索してみてくださいね。

「久能山東照宮」へ行くバスツアーを検索する

以上、久能山東照宮について紹介しました。建造物として価値があるだけでなく、日光東照宮を始めとする全国各地の東照宮の原型となった久能山東照宮。ぜひお出かけしてみてくださいね。

(為平千寿香)

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