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WILLERの4列シート「リラックス」とは
WILLER EXPRESSでは利用客のニーズに合わせ、いくつかのオリジナルシートを用意しています。眠りに特化したシェル型の3列シートの「リボーン」や、まるでリビングのような感覚を味わえる独立3列シートの「ラクシア」などです。
その中のひとつ「リラックス」は、「寝顔やすっぴんを見られたくない」という利用客の声に応え開発された、全席カノピー(フード)付きの4列シートです。特に女性に人気があり、カノピーを使用することで寝顔やすっぴんを隠せます。このカノピー、実は、ベビーカーから着想を得たそうです。
「リラックス」は標準的な4列シートで、運行本数も多いシートです。ただ、スタンダードながらも、リクライニングの最大傾斜度は約130度、フットレストやレッグレスト付きで、名前の通り「リラックス」しながら乗車できます。
WILLER EXPRESSの4列シートが2023年に新しくなった!
そして今回、4列シートが大幅にリニューアルされ、快適性がさらに上がりました。リニューアルした部分は主に4つです。従来と比較しどう変わったのか、写真付きで解説します。
(1)カノピーがより大きく!
カノピーとは、座席上部に付いている寝顔を隠すためのフードのこと。「寝顔を周囲の人に見られたくない」という声に応え、WILLER EXPRESSが開発したフードです。特に女性から人気のあったカノピーが、パワーアップしました。
15cmほど高さが上がり、奥行きも感じられるようになっています。これなら寝顔を見られる心配はありません。光も遮られるので、安眠のサポートもしてくれます。
カノピーは素材も一部変更され、裏地にポリエステルが採用されました。防音性がアップし、ゴミや汚れが付着しづらくなっています。
(2)スマホホルダーが新登場
4列シート「リラックス」にはなかった、スマホホルダーが導入されました。スマホホルダーはカノピーの先端に付いており、座ったときに動画を見るのに適した高さに設置されています。スマホは縦向きにも横向きにも付けられます。
長距離の移動となると、起きている時間も多いですよね。スマホを持ちながら動画を見ていると手が疲れてしまいますし、周囲の目も気になるでしょう。カノピーを下げてスマホホルダーに固定してしまえば、外に明かりを漏らさず快適に移動時間を過ごせます。
(3)パーテーションの高さ調整が可能に!
隣席との間にあるパーテーションが可動式になりました。手動で簡単に高さを変えられます。
1人で予約した場合はパーテーションを上げ、プライベート空間を確保し、友人やカップルなど2人で予約した場合はパーテーションを下げて、空間を共有するといった使い方ができます。また1人で予約した場合でも、隣が空席であれば、パーテーションを下げることで広々した空間になります。
4列シート「リラックス」では、高さのある固定式のパーテーションが設置されていました。新4列シートでは好きなように使い分けができ、便利ですよね。
(4)明るすぎず暗すぎない青色の間接照明
新4列シート車両では夜間の走行時、完全消灯はせず、常時青色の間接照明が点灯されます。
通常の照明だと眠りづらいのはもちろんですが、反対に完全消灯され真っ暗になってしまうと、他の利用客のスマホの明かりが気になったり、通路を通るときに転ぶ危険性がありますよね。
今回導入された間接照明であれば、眠りの妨げにもならず、暗すぎて怖いということもなく過ごせます。暗い方が熟睡できる場合は、カノピーを下げれば光を遮断してくれるので問題ありません。
その他の機能・設備も紹介!
4列シート「リラックス」からある機能・設備も写真付きで紹介します。一部、新4列シートになりリニューアルされたポイントもあります。
コンセント
全席にコンセントが完備されています。「リラックス」シートではコンセントタイプとUSBポートタイプの車両がどちらもありましたが、新4列シートではすべてコンセントになりました。USBポートでは充電できない電子機器もありますが、コンセントであれば幅広い電子機器に対応しています。
ヘッドレスト
ヘッドレストは全車両に付いています。こちらのヘッドレストもリニューアルに伴い、クッション性がアップしました。可動式なので、自分の好きな高さに合わせられます。
レッグレスト
ふくらはぎを休められるレッグレストです。リクライニングと合わせて使用すると、気持ちよく寝られる体勢になります。
フットレスト
足を乗せられるフットレストも付いています。クッション性のあるフットレストなので、長時間足を乗せていても疲れません。
新4列シート車両の運行路線
新4列シート車両は2023年4月28日より東京~大阪間の夜行便から運行を開始しました。対象路線は順次拡大していく予定です。
※リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金を確認できます
※設備は都合によって変更されることがあります
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(バスとりっぷ編集部)