夜行バスを利用するとき、女性なら誰しも気になるのが「みんな身じたくやヘアメイクはどうしてる?」ということ。そこで、夜行バス乗車時の「ヘアメイク」について、女性1,000人以上にアンケート調査を行ないました。
その結果、ヘアメイクの失敗談などが続々と寄せられました。
ヘアやメイクにまつわる「あるあるエピソード」を一挙にご紹介します。
【調査概要】
調査期間:2017年5月18日~5月31日
調査テーマ:夜行バス乗車時の「お化粧とヘアメイク」について
調査方法:「夜行バス比較なび」サイト内にてアンケート調査を実施
調査対象:夜行バスを利用したことのある女性
対象数:1,124名
決めたい! でも決まらない! 思うようにならない髪型の悩み
次の日が大事な面接の日だったので、バスに乗る前に髪型もばっちり決めていきました。バスに乗っている間は髪を崩さぬように静止して寝たので髪型は死守しましたが、降りた瞬間、腰に激痛が……。
乗車前に家で髪を巻いていったが、到着した頃にはとれてしまっていた。
前髪だけ作っていくけど、アイマスクでくずれてしまうので困っている。
髪を結んだまま夜行バスに乗ったら頭が痛くなったので、ほどいてから乗ったほうが賢明です。
「いくら気をつけていてもバスで寝ると髪に変な型がつく」「ネックピローの寝癖がつき、顔に筋が入り、髪がはねてしまった」など、皆さん共通の悩みは「寝癖」。
ついてしまった寝癖は、帽子で隠したり、寝癖直しスプレーで直したりと、苦労は尽きないようです。
そんな中、「髪が短い時は寝癖に苦労しました。今は長いのでくくってしまえばごまかせる!」「髪型を整えてもだいたい崩れるので、なにもしないほうがよい」という意見も!
寝癖を逆に利用して「夜行バスに乗車して、髪をクルクルとくせがつく様にしてゴムで結ぶ。そうすると、翌朝ゴムを外して髪を整えるだけで、セット完了になるからオススメ」といった上級者テクニックをしている人もいました。
一度試してみる価値あり! ですね。
手強いのは髪型だけじゃない! メイクにもこんな苦労をしてます
初めての夜行バスの時は、ばっちり化粧をしていきました。乾燥で肌荒れをし、メイクはヨレヨレで大変でした。
化粧をしたままバスに乗ると、寝てる間に顔面がテカってしまうので、メイクを落として乗車するようにしてます。
寝起きからのメイクがオバケみたいになります。
鏡が小さくてアイメイクが綺麗にできなかった。
発車して最初のサービスエリアでメイクオフしようと思っていたら、そのまま寝てしまった……。
復路でのメイク落としシートを忘れた時の絶望感ったら……。
夜行バスだったので(車内が薄暗いため)、メイク用品を床に落とし探せなくて困りました。
皆さんの涙ぐましい努力、伝わってきます……!
バス走行中のメイクをしている人もいるようですが、他の乗客からは「匂いが気になる」といった意見も。
その匂い、結構周りに迷惑をかけてるかも?
一度バス内でお化粧をしたことがあるのですが、その匂いで酔ってしまったことがあります。他の方の匂いでも酔ってしまうので、そのためにもマスクをして乗車します。
香水がきつい方と近い時は辛かったです。
隣の人がお化粧直しに加え香水をつけすぎて充満し、臭すぎて死ぬかと思った。
バス内で化粧やヘアメイクをする女性はわりといるが、密室空間なので匂いがひどく、気持ち悪くなってくる。本人は平気かもしれないが、周りの迷惑を考えて欲しい。粉を飛ばしながらはたくなど論外。
自分では気づきにくいので、気をつけたいところですね。
対策として「夜行バス到着前の最後のパーキングでメイクをする」というのが参考になるのでは?
これが夜行バス旅の常識!? トイレがメイクルーム
駅のトイレでメイクをしようと思ったら、同じ目的の方がたくさんいて、準備に時間がかかってしまいました。
トイレ待ちで並んでいると思って待っていたら、化粧待ちだったことがあった。
初めての場所では、駅などのトイレを探して利用しますが、洗面所が綺麗じゃなくて困りました。
メイクはどこでもできるが、洗顔と着替え場所を確保するのが大変です。いつもトイレで着替えてるが、着替えにくい。わざわざ有料の所で着替えたりもしないし…。
お化粧・ヘアメイクもそうですが、歯磨きをする場所がなくて困ります。
マクドナルドのトイレで顔を洗っていて、白い目で見られた。
サービスエリアのトイレがもっと綺麗だったらいいのに……と思う。化粧直しや歯磨き用の部屋を作ってほしい。
「顔が洗える化粧室が欲しい」
これ、きっと夜行バス女子の皆さんの本音ではないでしょうか。そして、もちろん欲しいのは「綺麗な」トイレですよね。
東京・大阪・京都・名古屋には、VIPライナーの運行会社が運営する「VIPラウンジ」という待合室があります。ぜひこちらも利用してみては?
「VIPヴィラなんば」体験レポート
大阪「VIPヴィラなんば」は設備&サービス充実の待合所だった! 女性専用フロアからくつろぎ和室まで
なかには「近くの駅のトイレは夜行バス降りた女性がみんなメイクしているので、周りを気にせず仲間意識も持てたりして、なかなか面白いです」という方も。
夜行バスの旅ならではの体験、ちょっと微笑ましいですね。
笑える? 笑えない? 夜行バス女子ならではのハプニングが続々
まつげエクステをすると、アイマスクをつけられないことに気づいた。
コンタクトをしていたのを忘れて、夜行バスでそのまま寝てしまった。目的地に着いてから激痛がした。
バスが揺れてコンタクトを落としたことがある。
夜行バスに乗るためにノーメイクでバス停にいると、大学時代の友人を発見! 思わず声をかけたところ、「誰ですか?」と言われてしまいました。大学からの友人には、ノーメイクの姿を見せていませんでした(笑)
コンタクトにまつわるトラブルは、起こりやすいようです…。
朝気持ち良く起きるためにも、眼鏡で乗車するのが良いかもしれませんね。
オトメゴコロはどんな時も複雑です
乗車するときは外が暗いのですっぴんでも平気ですが、夜行バスを降りるのは朝の通勤時間帯なので、その中をすっぴんで歩くのは恥ずかしいです。
ノーメイクで車内が明るくなった時が他の人に見られてしまいそうでいやだ。
パウダールームやラウンジなどで、誰も自分のことで手一杯で他人なんて見てないだろうなあと思いつつ、人前でメイクするのはとても恥ずかしく慣れません。
簡単なお化粧と髪の整えをしている私の横で、ヘアアイロンを持参してセットしてる女性がいて強者だと思った。そもそもお手洗いに長時間いたくないし、荷物が増えるのもイヤで、結果として手抜きをしてる自分とは女子力に雲泥の差があると痛感した。
夜行バスもある意味、集団行動。周りが気になるのもわかります。
そしてノーメイクの自分が気になるのも、若い女子ならではのデリケートな心の内なのです。
それでも女子は夜行バスを利用したい!
私の場合、夜行バス利用時=好きな芸能人に会いに行く時なので、普段以上に気合いが入ります。ワクワクする瞬間です。
バスターミナル近くの温泉や銭湯で大きなお風呂に入るのが楽しみ。
往路は早朝下車になることが多いのですが、メイクしながらこれからの予定を立てるのがとても楽しいです。
トイレで身支度してたら、とても気さくなお掃除のおばさんが、本来なら掃除の邪魔になる私達に「コンサート行くって素敵ね、いいじゃない!」と話しかけてくれたことはいい思い出(笑)
夜行バスに揺られて眠りにつき、朝になれば憧れのアーティストや観光地での楽しみが待っています。
大変なこともあるけど、やっぱり夜行バス旅はやめられない!
これから夜行バスにチャレンジする女性のみなさま、先輩たちの失敗談を参考に、ぜひ楽しく快適なバス旅を楽しんでください♪