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民営化から1年を経た大阪シティバスの全容、いすゞエルガ、いまざとライナー…など車両アルバムも盛りだくさん



大阪市営バスの全事業を引き継いだ「大阪シティバス」の現在

2018年4月、大阪市営バスの全事業を引き継いだ大阪シティバスは、1988年に大阪市交通局の関連会社として設立された大阪運輸振興が2014年に改称された事業者である。

この間、大阪市営バスは様々な環境変化を受け、かつてよりも事業規模を縮小したが、大阪シティバスは大阪市営地下鉄の民営化の受け皿となった大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)および大阪市の関連会社として、新たなスタートを切った。


バスラマ No.174では民営化後1年を経た大阪シティバスの全容を担当者にお聞きするとともに、現在の在籍車両の全型式をご紹介する。

また大阪メトロが地下鉄今里線の延伸区間として想定しながらも、実際の需要を測る目的で速達性の高いバスサービスとして先行的に運行を開始した「いまざとライナー」について、試乗や担当者への取材により紹介する。

さらに、安全最優先という企業風土の確立のため設立された研修センターを訪問、バスドライバー養成と教育訓練の実際を取材した。


なおバスラマで大阪市営バス~大阪シティバスの特集は、バスラマスペシャル「大阪市営バスの本」、バスラマNo.81の事業者訪問:大阪市交通局に次いで3度目になる。


新車両「いすゞエルガ」を7年ぶりに採用、大阪シティバスの車両アルバム

2019年にデビューした新車、いすゞエルガ。新車は大阪市営バスの民営化の議論が始まった2013年以降途絶え、今年は7年ぶりに採用された。外観は従来のイメージを一新するデザインが3種類採用され、このうちどれが本格採用されるかは未定である。

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大阪市営バスを引き継いだ大阪シティバスは、移管後10年間は路線・ダイヤ・運賃などを原則として維持することが決められている。

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地下鉄の計画区間を運行する「いまざとライナー」は“BRT”を謳い、バスの持つフレキシブル性と、速達性の高いサービスの両立を目指している。車両の所有は大阪メトロで、オレンジをベースにした大胆なデザインが特徴。車内は14台すべてが1台ずつ異なるデザインで、利用者の関心を呼んでいる。車種は日野ブルーリボンハイブリッド。

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さらにバスラマ No.174では、開業50周年を迎えた東名ハイウェイバスや、新登場した小型路線バス用タイヤ ブリヂストンDURAVIS G640を使用する小田急バスの現場についても掲載している。


ぽると出版「バスラマNo.174」

【発行日】2019年6月22日
【定価】1,471円(本体1,362円+税)
【サイズ】A4判 96ページ
【書籍コード】978-4-89980-174-0
【概要】
・バス事業者訪問209「大阪シティバス」
・新型車速報 いすゞ&日野からハイブリッド連節バスが発売開始!
・2019バステクフォーラム開催
・ドリーム号50年に見る旅客サービス
・「シティバスはATが標準」の時代到来〈前編〉バス事業者の対応を聞く
・新登場した小型路線バス用タイヤ ブリヂストンDURAVIS G640 小田急バスの使用現場を訪ねて
・JRバス関東のアストロメガ6台体制に&JRバステックでもアストロメガ運行開始
・走り出した三菱ふそうエアロクィーン&エアロエース2019年モデル
・短期連載 バリアフリー対応バスの系譜をたどる 第3回 シティバスの乗降性改善-3
・私の知っているバス達3 海外のバスを通じて見えたもの 〈バスラマ編集長 和田由貴夫〉
・ちょこっと定観2 KEIKYU OPEN TOP BUS 横浜
・粒よりの最新レポート、連載ほか

ぽると出版HP


(バスラマインターナショナル)

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