ざっくり、こんなカプセルホテル
- 眠れないホテル! 5,000冊もの漫画が読み放題
- カプセルホテルなのにおしゃれすぎる
- 素泊まりなので料金はリーズナブル
「MANGA ART HOTEL,TOKYO」の漫画はココがすごい!
MANGA ART HOTEL,TOKYOは「眠れないホテル」をテーマに、”アート”の切り口で漫画体験ができるカプセルホテルです。漫画を"アート"として楽しむ、というのは一体どういうことなのでしょう?
MANGA ART HOTEL,TOKYOには約5,000冊もの漫画がありますが、ただ単に人気の漫画が置かれているわけではありません。この5,000冊は、運営会社である株式会社dotの共同代表取締役、御子柴雅慶さんと吉玉泰和さんがセレクトした漫画。
たくさん漫画を読んで選んだのだそうです。そのため、ニッチな漫画もたくさんあります!
お二人は漫画をアートとして捉え、壁に並べたときに表紙がビジュアル的に美しいか、読んでみて感情を動かされるか、という観点から漫画をセレクトしています。
漫画の隣に置かれているカードには「JP・EN」の表記も。
日本に来日する外国人観光客向けに、5,000冊のうち900冊程度は英語版にも対応しています。
そして置かれている漫画は、すべて購入可能。本屋さん感覚で、お気に入りの漫画を選べるのが嬉しいですね。
カプセルホテルなのに狭く見えない! 内装へのこだわりとは?
カプセルホテルといえば、ベッドを均等に並べて部屋数を多く作っているイメージ。しかし、これだとどうしても圧迫感を感じてしまいます…。
それを解消するべく、MANGA ART HOTEL,TOKYOでは狭く見せないための工夫がありました。実際にデザインした建築家の山之内淡さんによると、まず1つ目が壁にくぼみを作り奥行きを持たせること。
奥行きを持たせることで、視覚的に広く見えるそうです。
そして2つ目が、床を白色にしないこと。宿泊スペースは全体的に漫画の表紙を目立たせるために、壁やベッドを白色で統一していますが、床は赤みがかったピンク系です。
それは、すべてを白色にすると部屋の中が狭く見えてしまうから。床を赤みがかった色にしているのは、漫画の表紙に赤色がよく使われているので、部屋との統一感を出すことがねらいです。
日中はガラス窓から光が差し込み、とても清潔感があります。
カプセルホテルにおしゃれなイメージはなかったので驚きでした!
【全35室】施設内の設備・サービスは?
施設内は、男性フロア(5F)と女性フロア(4F)に分かれています。受付は男性フロアにあります。
受付を済ませ、奥へ向かうとすぐに水回りスペースが。トイレとシャワールーム、パウダールームがあります。シャンプーやボディソープなども用意されています。
オリジナルグッズのパジャマは、2月中旬から販売予定。パジャマブランド「Nells(ネルズ)」とコラボした商品で、パジャマとしても普段着としても使えます。(レンタルはなし)
さらに奥に進むと、宿泊ルームに入ります。ベッドの中にはコンセントと貴重品を入れられるボックスがあり、コンセントの隣にあるツマミをひねると、照明の明るさも調整可能。Wi-Fiも利用できます。
女性フロアには、テラスも用意されています。ぽかぽか陽気の日は、外で漫画を読みながらウトウトするのも気持ち良さそうです!
電車でのアクセス楽々! 最寄り駅から徒歩1分
MANGA ART HOTEL,TOKYOは、都営新宿線小川町駅B7出口徒歩1分、東京メトロ丸ノ内線淡路町駅B7出口徒歩1分、東京メトロ千代田線新御茶ノ水駅B7出口徒歩1分、東京メトロ半蔵門線神保町駅A9出口徒歩7分の場所にあります。
食事付きではないシンプルな素泊まりなので、ご飯は外に食べに行く必要がありますが、ホテルに着いたらゴロゴロしながら、思いっきり漫画を読み漁りましょう。
宿泊しながら、新しい刺激や発見がほしい方におすすめのカプセルホテルですよ!
MANGA ART HOTEL,TOKYO
東京都千代田区神田錦町1-14-13 LANDPOOL KANDA TERRACE 4F・5F Google Map
チェックイン15:00、チェックアウト11:00
部屋数:男性19室、女性16室
料金:平日4,800~5,800円、祝前日5,800~6,800円
Webサイト
(バスとりっぷ編集部)