ざっくり、こんな比較ポイント

  • 東京から四万温泉までの移動手段は?
  • 列車(新幹線・電車)と高速バスの時間と料金を全比較
  • 各移動手段のメリット・デメリット


東京から四万温泉までのアクセス

東京から群馬県北西部にある四万温泉まで行くには、列車(新幹線・電車)と高速バスの2通りの方法があります。さらに列車は新幹線、特急列車、普通列車、高速バスには2種類のバスがあります。

電車と高速バス、それぞれの時間、料金、乗り換えの有無を徹底的に比較してみました。旅の目的や仲間にあわせてピッタリのアクセス方法を選んでください。

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東京から四万温泉へ列車(新幹線・電車)でアクセス

列車で行く場合は、新幹線、特急列車、普通列車を利用する方法があります。いずれも四万温泉までの直通電車はないので、JR吾妻線の中之条駅まで行き、そこから路線バスを利用します。それぞれルートは以下の通りです。

■新幹線+普通列車+バス

上越新幹線か北陸新幹線で東京駅から高崎駅へ、吾妻線に乗り換えて中之条駅で下車。中之条駅前1番バス乗り場から関越交通の四万温泉行きバスを利用。

中之条駅ホームの吾妻線
中之条駅ホームの吾妻線

移動手段 乗車時間 運賃
東京駅→高崎駅 新幹線 約50分 5,680円
高崎駅→中之条駅 吾妻線(普通列車) 約55分
中之条駅→四万温泉 関越交通(路線バス) 約40分 950円

合計乗車時間:2時間25分前後【予想所要時間:約3時間15分】
合計運賃:6,630円【5,680円(運賃2,640円・新幹線特急料金3,040円)+950円】
  ※新幹線の自由席利用の場合、-530円。新幹線は通常期の料金
乗り換え:2回

※2020年9月調べ

中之条駅から四万温泉に行く路線バスは平日10時台、11時台、土日祝は10時台のバスがないので、注意が必要です。

乗り継ぎ時間を少なくするプランの一例としては、東京駅9:28発の上越新幹線「とき313号」に乗車、10:25高崎着。10:44発の吾妻線に乗り、11:35中之条駅着。12:02の路線バスで12:42に四万温泉に到着します。時刻変更、運休する可能性があるので、最新情報は旅行前にご確認ください。

メリット
・乗車時間が一番短い
・新幹線の座席が広くゆったりとしている
・新幹線の車両によっては充電やWi-Fiが利用できる
・上越新幹線と北陸新幹線が利用できるので高崎駅までの本数が多い

デメリット
・料金が高い
・吾妻線への乗り換えが必要
・吾妻線、四万温泉行きの路線バス、ともに本数が少ないため乗り継ぎのタイミング次第では長時間待つことになる

乗車時間も短くゆったり過ごせる新幹線は、小さなお子さんのいるご家族などにオススメかもしれません。子どもは新幹線大好きですしね。



■特急列車+バス

上野駅から「特急草津号」に乗車し、中之条駅で下車。中之条駅前1番バス乗り場から関越交通の四万温泉行きバスを利用。

移動手段 乗車時間 運賃
上野駅→中之条駅 特急草津号(特急列車) 約120分 4,530円
中之条駅→四万温泉 関越交通(路線バス) 約40分 950円

合計乗車時間:2時間40分前後【予想所要時間:約3時間】
合計運賃:5,480円【4,530円(運賃2,640円・特急料金1,890円)+950円】
   ※自由席利用の場合は、-530円

※2020年9月調べ

特急草津号は平日1日2往復、土休日は1日3往復の運転。連休や長期休暇時は臨時列車が増発されることもあります。

メリット
・中之条駅まで乗り換えなしで行ける
・特急草津号のシートがゆったり
・窓が大きく車窓からの景色が楽しめる(下りの電車は山の景色が楽しめる左側がオススメ)

デメリット
・四万温泉行きの路線バスの本数が少ない

2時間乗り換えなしで中之条駅まで行ける特急草津号は、中之条駅に到着後、四万温泉行きのバスにほとんど待ち時間なしで乗り継げます。なので、特急草津号を降りる前にトイレを済ませておくようにしましょう。




■普通列車+バス

JR上野東京ラインで東京駅から高崎駅へ、吾妻線に乗り換え中之条駅で下車。中之条駅前1番バス乗り場から関越交通の四万温泉行きバスを利用。

移動手段 乗車時間 運賃
東京駅→高崎駅 上野東京ライン 約122分 2,640円
高崎駅→中之条駅 吾妻線 約55分
中之条駅→四万温泉 関越交通(路線バス) 約40分 950円

合計乗車時間:3時間40分前後【予想所要時間:約4時間】
合計運賃:3,590円【2,640円+950円】
乗り換え:2回

※2020年9月調べ

メリット
・運賃が安い
・予約不要。自分のペースで旅行ができる

デメリット
・座れない可能性も
・吾妻線の本数が少ないので、高崎駅での待ち時間が1時間を超えることがある
・所要時間が長い

自分のペースで旅行したいひとり旅派の人にオススメですね。のんびり3時間電車の旅が楽しめます。

中之条駅ってこんな駅

電車でアクセスする場合は、どの行き方でも中之条駅でバスに乗り換えが必要です。

中之条駅はJR吾妻線の駅。駅を出て、左に向かうと四万温泉行きのバスが出る1番乗り場があります。駅舎内には観光案内所や待合室、売店があるので、乗り継ぎまで時間があるときは、そちらで休んでいてもいいですね。駅の近くにはデイリーヤマザキもあります。

四万温泉行きバス
四万温泉行きバス

中之条駅
中之条駅
待合室
待合室
1番乗り場
1番乗り場
四万温泉行バス時刻表
四万温泉行バス時刻表

■中之条~四万温泉のバス時刻表はこちら




東京から四万温泉へ高速バスでアクセス

■東京駅から四万温泉まで直行できる「四万温泉号」

東京駅から四万温泉まで関越交通の高速バス「四万温泉号」を利用。

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移動手段 乗車時間 運賃
東京駅→四万温泉 四万温泉号 約210~255分 3,150円

合計乗車時間:3時間30分~4時間15分前後 ※便により異なる
合計運賃:3,150円(往復5,200円)
乗り換え:なし
※11月から5月上旬までは伊香保温泉も通る「伊香保・四万温泉号」も運行します。「伊香保・四万温泉号」は東京駅から四万温泉までの乗車時間が約4時間20分です。
乗車記乗り換えなしで楽々群馬の名湯へ! 関越交通「伊香保四万温泉号」乗車レポート

※2020年9月調べ

メリット
・運賃が一番安い
・乗り換えなしで四万温泉まで行けるのはこのバスだけ
・途中SAで休憩があるので旅行気分が盛り上がる

デメリット
・乗車時間が長い
・道路状況によっては到着の時間が読めない

料金も往復利用すると5,200円で片道2,600円と断トツで安いのが魅力。乗車時間は約4時間と聞くと長く思えますが、乗り換えなしなので眠っていれば到着します。温泉についてからめいっぱい楽しみたい、移動時間は体力温存しておきたいという人にはピッタリのアクセス方法ですね。
とにかく楽に移動したい人にはオススメです。

四万温泉号・伊香保四万温泉号

関越交通では、新型コロナウイルス感染予防として以下の取り組み・呼びかけを実施しています(2020年9月14日時点)。

・車内の座席間隔を空けて、着席依頼及び一部座席の使用中止
・運転席付近への透明ビニールカーテンの設置
・高濃度オゾン発生機による除菌(新型コロナウイルスの不活性化)の実施
・クレベリン(二酸化塩素ガス)による除菌の実施
・車内換気の実施(概ね5分で換気)
・車内にアルコール消毒液の設置(高速バス及び貸切バスに限る)

詳細は関越交通HPでご確認ください。



■新宿や練馬発なら「上州ゆめぐり号」も便利

新宿駅からJRバス関東の「上州ゆめぐり号」で中之条駅まで。中之条駅前1番乗り場から関越交通の四万温泉行きバスを利用。

移動手段 乗車時間 運賃
バスタ新宿→中之条駅 上州ゆめぐり号 約180分 2,720円
中之条駅→四万温泉 関越交通(路線バス) 約40分 950円

合計乗車時間:3時間40分前後(合計所要時間:約4時間) ※便により異なる
合計運賃:3,670円
乗り換え:1回

※2020年9月調べ

メリット
・運賃が安く、運行本数が多い
・女性専用席がある(乗車日・乗車便によってはないときもあり)
・Wi-Fi、充電設備が使える
・途中SAで休憩ができ旅気分が盛り上がる

デメリット
・道路状況によっては到着の時間が読めない
・中之条駅で路線バスへの乗り継ぎの待ち時間が長くなることもある

上州ゆめぐり号は特急列車に比べて料金が格段に安いのが魅力。普通列車と比べると料金は同程度ですが、乗り換えが少なく便によっては所要時間が短いので利用する価値あり。また、高速バスは便によって女性専用席があるので、女性のひとり旅にも安心ですね。

上州ゆめぐり号

JRバス関東では、新型コロナウイルス感染予防として以下の取り組み・呼びかけを実施しています(2020年9月14日時点)。

・マスクの着用
・乗車前検温の実施
・車内にアルコール消毒液を設置
・トランクへの荷物の積み込みは乗客自身で行う
・車内では、乗客同士、また乗客と乗務員の間隔を確保して乗車
・ゴミの持ち帰りは乗客自身で行う
・窓口での混雑緩和のためインターネット決済利用を呼びかけ

詳細はJRバス関東HPでご確認ください。


アクセス方法比較

電車と高速バスのアクセス方法の比較を表にまとめました。

乗車時間 予想所要時間 乗り換え回数 片道の合計運賃
新幹線 約2時間25分 約3時間15分 2回 6,630円
特急列車 約2時間40分 約3時間 1回 5,480円
普通列車 約3時間40分 約4時間 2回 3,590円
四万温泉号 約3時間30分~ 約4時間 なし 3,150円
上州ゆめぐり号 約3時間40分 約4時間 1回 3,670円
● 一番早く到着するのは特急列車利用
● 一番リーズナブルで乗り換えがないのは高速バスの四万温泉号
● リーズナブルで運行本数が多いのは高速バスの上州ゆめぐり号

電車利用の場合、乗り継ぎ時間も考慮すると特急草津号が一番早く着くことになります。乗り換えも1回、運賃も新幹線利用より1,150円安くすみます。なにより中之条駅で路線バスへの乗り継ぎがほとんど待たずに済むというのが、とっても助かりますね。

新幹線を利用する場合は、高崎駅と中之条駅の乗り継ぎを計算して計画を立てなければいけません。乗車時間も15分の違いだけなので、電車で出かける場合は特急草津号が便利です。

高速バスは2種類ありますが、四万温泉号は今回紹介したアクセスの中で唯一乗り換えなしで四万温泉まで直行できます。しかも運賃も一番安いです。

それぞれのメリット・デメリットを比較して、旅行プランにあったアクセス方法を選んでくださいね。

(さとちん)

情報提供元:バスとりっぷ
記事名:「 高速バス・特急列車・普通列車で比較! 東京から四万温泉へのアクセス方法