紹介する池袋~富士急ハイランド・河口湖駅・富士山駅線は、フジエクスプレスと西武観光バスが共同運行する路線。富士急ハイランド・河口湖・富士山駅を結ぶ路線は、大宮・川越・狭山発着と池袋発着があります。
今回乗車したのは、フジエクスプレスの運行する池袋発着の便です。
ざっくり、こんな移動
- 4列シートの昼行便
- スマホ充電用のコンセントにWi-Fi、トイレあり
- 休憩はなし
フジエクスプレスの4列シート車両を紹介
それでは、車内設備から紹介していきますね。
シート配置は横に4列、奥に向かって10列です。最後列の右手はトイレになっています。
トイレがあると、長距離の移動でも安心ですね。
私の座席は車両最後尾の窓際にある、9Aです。シートには、小さなフットレストがついていましたよ。
着席すると目の前にはミニテーブル、荷物をかけるフックとメッシュの小物入れがあり、ビニール製のエチケット袋が用意されていました。
足元のフットレストを反転させると、靴を脱いで足を乗せられます。
窓側席、通路席ともにアームレストの下にスマホ充電用のコンセントがありますよ。また、車内ではWi-Fiを無料で利用できるのが嬉しいです。
「池袋~富士急ハイランド・河口湖駅・富士山駅線」に乗車!
ここからは、「池袋~富士急ハイランド・河口湖駅・富士山駅線」で移動する様子を紹介していきますね。この便の目的地は富士急ハイランド・河口湖・富士山駅の3カ所ですが、便によって出発場所が異なります。
今回乗車したのはサンシャインシティプリンスホテル(池袋)を出発し、池袋駅東口を経由して目的地に向かう3便です。
私はサンシャインシティプリンスホテル(池袋)から乗車し、河口湖駅に向かいます。
池袋駅東口から多くの乗客が乗車し、バスはほぼ満席状態で出発しました。途中休憩はなく、ノンストップで山梨県まで向かいます。
出発が7:00と早朝であったことから、高速道路に乗る前に私は夢の中へ。気がついたら山梨の大月インターだったのですが、少々渋滞に巻き込まれていたようでした。バスは最初のバス停「富士急ハイランド前」で乗客を降ろした後に、河口湖駅・富士山駅に向かいます。
渋滞のためバスは定刻から20分遅れて、9:32に河口湖駅に到着しました。駅周辺を見て回った後、少々早いランチにするべく移動を開始します。
私がランチにいただいたのは冨士河口湖町のお隣、富士吉田市の名物「吉田のうどん」です。稲作に向かない土壌である富士吉田市は、古くから粉食が主食でした。江戸時代に富士山への参詣者にうどんを提供し始めたことから名物料理になったのだとか。硬くてコシが強い麺の上に茹でキャベツ、甘塩っぱく煮つけた馬肉の佃煮がのっているのが特徴のうどんです。早速食べに行ってみましょう!
私が訪れた「美也樹」は、富士急ハイランド駅、富士急ハイランドバスステーションから徒歩約15分の場所にあります。開店の11時前に到着したにもかかわらず、駐車場はほぼ満車。お客さんが多くいらしたので、早くお店を開けたそう(店員さん談)。それでも6名が店外で並んでおり、人気の高さがうかがえます。
実際に入店してみてわかったのですが、注文から約2~3分で料理が提供されるので、回転は早め。10分ほど待ったところで、入店できました。
私が注文した肉天うどんは、「吉田のうどん」の特徴を踏襲しつつ、馬肉入りのかき揚げがのった一品です。硬めでコシが強い麺は、太さがところどころ不揃いであるがゆえに手作り感があり、食感の違いを楽しめます。鰹出汁を効かせながら、醤油と味噌がブレンドされたスープの美味しさも相まって、人気店の実力が感じられました。
河口湖、富士山駅周辺を訪れる方はぜひ、立ち寄ってみてくださいね。
以上、フジエクスプレスの池袋~富士急ハイランド・河口湖駅・富士山駅線について紹介しました。渋滞がなければ東京都内と河口湖を2時間弱で結び、設備も快適な高速バス。ぜひ、また利用したいと思いました。
池袋~富士急ハイランド・河口湖駅・富士山駅線のバス便
※リンク先は共同運行会社のバス便も含みます。
※取材協力:フジエクスプレス
(為平千寿香)