高速バスに乗車する前、または降車後、バスタ新宿内のトイレを利用する人は多いと思います。
以前はトイレの数が少なかったため混雑しやすく、特に女子トイレの不足が問題視されていました。
しかし、現在は増設によって3F・4Fに複数のトイレがあります。1カ所が埋まっていた場合も別のトイレは空いているかもしれないため、急ぐ場合は他に行ってみましょう。
ここでは、バスタ新宿内のトイレの場所や設備などについてまとめました。
また、赤ちゃんを連れて高速バスに乗る機会は多くないかもしれませんが、各トイレには簡易な授乳室も併設されているため、あわせてご紹介します。
参考)高速バス・夜行バスに赤ちゃんの乗車は可能? ベビーカーは積める? バス会社の対応を聞いてみました
*ちなみに待合室の営業時間は、始発の30分前から終車まで。
正確な時間は日によって異なりますが、バスタ新宿にはほぼ24時間バスが発着しており、待合室に隣接したコンビニエンスストアの営業時間も3:30~25:30となっていて、トイレや授乳室も早朝・深夜でも利用することができます。
バスタ新宿には3F・4Fに合計3カ所のトイレがある
バスタ新宿のトイレは、3Fに1カ所・4Fに2カ所の合計3カ所。
それぞれご紹介していきます。
4F 待合室内のトイレ
4F待合室内のトイレは、チケット発券カウンターに向かって左側の脇の通路奥にあります(上のMAPの(3)の場所です)。多機能トイレは1つ用意されています。
<男子トイレ>
・個室:5
<女子トイレ>
・個室:11
・更衣室あり
・パウダーコーナーあり
こちらは女子トイレです。大きな荷物があっても入りやすいように、大型個室トイレも2室あります。
女子トイレにはパウダーコーナーが7個あるので、乗車前後に身だしなみを整えることができます。
4F エントランス横のトイレ
代々木側のエントランス横にもトイレがあります(上のMAPの(4)の場所)。こちらも多機能トイレは1つです。
<男子トイレ>
・個室:2
<女子トイレ>
・個室:10
・パウダーコーナーあり
2017年のトイレ増設により、混雑は緩和
実は上の2カ所のトイレは、混雑時の女子トイレ不足が問題視されていたことから2017年に増設が行なわれていました。
甲州街道側(国道20号線側)にある待合室内のトイレは個室が4室から11室に、パウダーコーナーが4個から7個に、洗面台は4器から6器になりました。さらに、更衣室も2カ所新設されています。
男子トイレは、個室トイレが3室から5室に増設となりました。
また、代々木側にあるエントランス横の女子トイレは個室が4室から10室になりました。
それでも利用者が多い時間帯などには混雑することがあるものの、以前に比べるとかなり緩和され使いやすくなっています。
▼トイレ増設までの流れ
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3F 主にバス降車後に利用するトイレ
バスを降車するのが3Fのため基本的にはバス降車後に利用する場合が多いと思いますが、3Fのトイレは東京観光情報センターのすぐ近くにあります。
<男子トイレ>
・個室:2
<女子トイレ>
・個室:4
・パウダーコーナーあり
もしここが混雑している場合は、4Fトイレへの案内もあるため表示に従って進みましょう。
また大型連休時など、高速バス利用者が多い時期にはどうしても混雑がひどい場合もあります。
JR新宿駅、隣接のNEWoManのトイレも上手に活用しましょう!
各トイレ付近には授乳室も!
上の3カ所のトイレには、それぞれ授乳室が併設されています。
4Fの授乳室は常時施錠されていますが、スタッフの方にお願いすれば開けてもらうことができます。
3Fの授乳室は施錠されておらず、自由に利用することが可能。
3Fの授乳室には、流し台・熱湯の出る水道・パイプ椅子があり、壁には荷物掛けのフックが付いていました。おむつを捨てるゴミ箱は無かったので持ち帰る必要があります。
ちなみに常時施錠された4F待合室内トイレ付近の授乳室は、3Fより正直きれい。
2人腰掛けられる長椅子に座布団型のクッション、おむつ替え台も授乳室内にあります。(空調の風の勢いが強くて送風口直下にいたらくしゃみがとまらなくなりましたが…)
以上、バスタ新宿のトイレと授乳室についてでした。
特にトイレが付いていないバスに乗る場合は、事前に済ませておくのが安心ですよね。
混雑が予想される場合は、新宿駅などのトイレを利用するのもおすすめです。