第3位 豪雪地帯を通るコスパ最高路線、長電バス「長野~新潟線」
第3位は長野と新潟を結ぶ高速バス、長電バスの「長野~新潟線」。
車両は4列シート、コンセント・トイレ付きです。
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新幹線+特急だと高くなる…、普通列車だと乗り換えも多いし時間もかかる…。そんな悩ましい長野〜新潟間の課題を解決してくれる高速バスでした。所要時間は新幹線+特急とほぼ変わらないのに、料金は普通列車利用時より安い…とコスパは最高です。
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さらに冬場には雪景色も見られる、隠れ絶景路線でもあります。途中、新潟県の中でも豪雪地帯である妙高のあたりを通るので、タイミングによっては高速道路沿いに雪の壁ができていたりすることも…。
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雪景色を見るならこちらのアルピコ交通「名古屋~松本線」もオススメ。車窓からは南アルプスが見られます。
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第2位 中国地方縦断、一畑バス「くにびき号」
第2位は大阪と島根県の松江・出雲を結ぶ高速バス、一畑バス「くにびき号」。
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車両は3列独立シートでコンセント・トイレ付き。かっこいい車両の外観が印象に残っています。



中国山地を縦断するように走る路線で、中国地方最高峰である「大山(だいせん)」を車窓から眺めることができます。
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あと途中休憩で停車するパーキングエリアがいい感じでした。2カ所で休憩があるんですが、どちらのパーキングエリアも特産品を使った軽食やおみやげを買える感じでめちゃめちゃイイ! トイレだけのパーキングエリアで休憩する路線もあるので、ショップがあるだけでテンション上がりますよね。

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第1位 吉野川に沿って走る、とさでん交通「高知徳島エクスプレス」
高知県と徳島県を結ぶ、とさでん交通の「高知徳島エクスプレス」
車両は4列シート、コンセント・トイレ付きです。
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山間部を縫うように走る絶景路線で、徳島県では四国を代表する河川「吉野川」に沿うように走ります。途中休憩で立ち寄る吉野川サービスエリアもなかなか良く、四国全体の名物が売られています。わたしは高知にも徳島にも関係ない、愛媛のじゃこ天を買いました。サイズも大きくおいしかったですよ!

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また、この路線は四国周遊にもピッタリ。徳島~高知間はJRだと結構移動しにくく、特急利用と高知徳島エクスプレス利用で所要時間はほとんど変わりません。それでいて料金は3分の2くらいになるので、コスパも抜群です。
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2025年もよい高速バス&夜行バスライフを!
今年は北は帯広、南は鹿児島とかなりいろんなところで取材してきました。書いた記事が誰かの助けになっていれば幸いです。
コロナ禍が明けだいぶ経ちましたが、減便から復活している路線・そのままの路線・むしろさらに減便となった路線など様々で、高速バスを取り巻く環境はどんどんと変わっていっています。
わたしたちにできることは多くはありませんが、2025年もいろいろな切り口で高速バスやそれにまつわる便利な情報・おトクな情報を紹介できればと思います! ぜひ来年もよろしくお願いします。
(Goomba)