見分け方は鳥の数!? 微妙すぎる違い
グループ企業というわけでもなく、ほとんど無関係の企業が運行しているのに車体デザインがそっくりな高速バスがあります。それは瀬戸内運輸の「パイレーツ号」と徳島バスの「エディ号」。
どちらも白地に青と緑が塗られ、その中央には波打つ波打つ白いラインが入っているのが特徴です。実際に見てみましょう。
こちらが「パイレーツ号」。愛媛~東京を結ぶ夜行便で、上下とも1日1便。東急トランセとの共同運行で、東急トランセの車両はこのカラーリングではありません。
そして……
こちらが「エディ号」東京~徳島線。そっくりですが、微妙に違いはあります。それぞれ「EDDY」「PIRATES」と車体に書いてあるほか、図柄が「エディ号」では鳥が2羽と渦潮なのに対して、「パイレーツ号」では鳥が1羽に、そして渦潮ではなく帆船のイラストがあしらわれています。
その裏には別のバス会社の存在があった
この2つは、いずれも1989(平成元)年に運行を始めた路線。そして、どちらも当時バス事業を直営していた京浜急行電鉄との共同運行でした。当初、カラーリングに関して決定権を持っていた京急側が、どちらにも共通のデザインを採用しました。
その後、2003(平成15)年には京浜急行バスが京浜急行電鉄のバス部門を継承し、現在も徳島バスと「エディ号」を共同運行。「パイレーツ号」では共同運行会社が東急トランセに変わりましたが、現在までどちらも路線の標準カラーとして採用されているのです。
また、瀬戸内運輸の関連会社である瀬戸内海交通でもよく似たバスが走っています。路線は今治~大島間の急行便で、同じように白地に青と緑、そして中央に白いラインの入ったデザインとなっています。

白のラインは「エディ号」「パイレーツ号」よりも激しく波打っていて、さらに濃いブルーが加わった3色になっています。波もより荒々しい印象を受けますが、これは「瀬戸内海の島々を走るバス」というイメージが表現されているのかもしれません。
車体のデザインやカラーリングには各会社の個性が出ていますが、よくよく見てみるとこういった発見があります。この記事は7月5日に発売された新書『高速バスの不思議と謎』(実業之日本社)からの提供。このほか、高速バスに関するたくさんの雑学や、バス旅に使えるお役立ち情報が掲載されています。
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(バスとりっぷ編集部)