航空会社別の予約開始日
各社の国内線の予約開始日は、以下の通りです。
予約開始日 | |
---|---|
JAL | 搭乗日の330日前から |
ANA | 搭乗日の355日前から |
スカイマーク | 搭乗日の3カ月前の同日から |
天草エアライン | 搭乗日の2カ月前の同日から |
フジドリームエアラインズ | 搭乗日の2カ月前の同日から |
エアドゥ | 8月下旬、1月下旬の年2回 半年分の予約を同時に開始 |
スターフライヤー | 8月下旬、1月下旬の年2回 半年分の予約を同時に開始 |
ソラシドエア | 8月下旬、1月下旬の年2回 半年分の予約を同時に開始 |
IBEXエアラインズ | 年2回、半年分の予約を同時に開始 |
エアアジア・ジャパン | 年2回、半年分の予約を同時に開始 |
春秋航空日本 | 年2回、半年分の予約を同時に開始 |
ジェットスター | 年2回、半年分の予約を同時に開始 |
ピーチ | 年2回、半年分の予約を同時に開始 ※発売日は路線によって異なる |
予約開始日は大きく分けて3パターン
基本的にはどこの航空会社も、夏期(3月後半~10月後半)と冬期(10月後半~3月後半)の2回に分けて半年分の運航ダイヤを発表します。予約開始のタイミングは大きく分けて3パターンに分かれます。
1)運航ダイヤ確定前から予約を開始
JAL、ANA、スカイマーク
2)運航ダイヤ確定後、都度予約を開始
天草エアライン、フジドリームエアラインズ
3)運航ダイヤ確定後、まとめて半年分の予約を開始
エアドゥ、スターフライヤー、ソラシドエア、IBEXエアラインズ、エアアジア・ジャパン、春秋航空日本、ジェットスター、ピーチ
運航ダイヤが確定する前の予約は、確定後に便名や発着時間、機材、座席番号などが変わる可能性があります。そのため、確定後に改めて予約内容を確認しておくのが安全です。運航ダイヤが変更されたことに、搭乗日間際になって気づく可能性もあるのでご注意くださいね。
航空券は当日でも購入できる!
どの航空会社でも、当日に航空券を購入できます。搭乗予定便の出発ギリギリで購入する場合は、WEBサイトから購入できないこともあるので、空港カウンターで手配しなければいけません。
一部の航空会社では、当日購入するからこそお得になる航空券も扱っています。例えば、当日空席があれば購入できる、65歳以上のシニアを対象にした航空券や10~20代を対象にした航空券です。各社によって利用する条件が設けられていますが、該当する方は、通常運賃の約半額で購入できるのでおすすめです。
シニア向け | 12歳以上~25歳以下向け | WEB予約 | |
---|---|---|---|
JAL | スマートシニア空割 | スマートU25 | ◯ |
ANA | 当日シニア割 | スカイメイト | × |
予約は早い方がお得? 遅い方がお得?
航空会社によっては、予約するタイミングで割引運賃が適用されます。予約するのは、早ければ早いほどお得な運賃タイプが多いです!
例えば、75日前までに予約すればお得になる運賃タイプはJALの「ウルトラ先得」やANAの「ANA SUPER VALUE」、スターフライヤーの「そら旅75」、ソラシドエアの「バーゲン75」、エアドゥの「AIRDOスペシャル75」など。早期割引は、いくつか期間を区切られて販売されています。
LCCの場合は、もともとの通常運賃がリーズナブルなので、早期割引はありません。
では、当日に購入するとお得な運賃タイプ(シニア・10~20代向け運賃)と早期割引を比較すると、どちらの方がお得度は高いのでしょうか?
東京(羽田)→札幌(新千歳)間のJAL最安便を購入する場合…
運賃 | |
---|---|
通常運賃 | 38,200円 |
ウルトラ先得 | 8,600円(約78%お得!) |
当日シニア割 | 15,500円(約60%お得!) |
スカイメイト | 14,250円(約63%お得!) |
※2020年6月1日(月)の運賃
早期割引の「ウルトラ先得」は、とてもリーズナブルな運賃設定ということがわかりますね。しかも、対象者を限定していないので全員利用できるのが嬉しい!
その点「当日シニア割」と「スカイメイト」は、運賃の変動が少ないため、繁忙期でも割引率は50%前後。「ウルトラ先得」の割引率は約36%になる日もあるので、日によってどちらがお得かは変わります。
ただし混雑する時期は満席になることが多く、当日に空席があるかはわからないので、無難に早期割引を利用するのが良いかもしれません。
まとめ
予約開始日が一番早いのは、ANAの「搭乗日の355日前から」でした。ほぼ1年後の予約も取れるとは驚きですね! 予約開始日が明確に決まっていない会社では、公式サイトやメールマガジンなどで販売開始のお知らせがあるので、そちらもチェックしてみてください。
(バスとりっぷ編集部)