ざっくり、こんなバス
- シンプルな4列シート
- 甲府~新宿間は、途中休憩なし
- 甲府市のグルメ情報あり
竜王・甲府~新宿線の設備紹介
まずは山梨交通の、竜王・甲府~新宿線の設備から紹介していきますね。竜王・甲府~新宿線のシート配置は横4列、奥に向かって10列です。10列目は車両最後部の右手にトイレがあるので、左手に2席の合計38席です。
シートは、レッグレストやフットレストがつかないシンプルな作りです。シートを倒した際の角度は、約120度といったところでしたよ。
山梨交通の車両は、車両ごとに少しずつ違いがあるようです。ここまでの写真は、私が敷島営業所にお邪魔して撮影したものですが、ここからは実際に乗車した車両の写真となります。
私が乗車した便の座席は、鮮やかな色合いの座席でした。
着席すると、目の前にドリンクホルダーとメッシュタイプの小物入れ、フックがあります。身長157cmの私の膝から、前の座席までは15cmといったところ。小物入れには、楽しげな車内誌「Bus Terminal」が入っていましたよ。
「竜王・甲府~新宿線」乗車レポート
ここからは実際に乗車した様子をご紹介!
私が乗車した竜王・甲府~新宿線は、竜王から出発し、甲府南インターから中央道を利用した後に、バスタ新宿に向かいます。同じ山梨交通でも、甲府駅を出た後に石和から乗車できる便もあるので、お好みに応じて便を選ぶと良さそうでしたよ。
私はギリギリまで甲府市内を観光した後に、甲府駅バスターミナルの待合室で高速バスの到着を待ちました。ちょうど小雨が降り始めていたので、待合室があるのは本当にありがたい…!
竜王・甲府~新宿線は定刻の10分前に、甲府駅バスターミナルに到着しました。私が乗車したのは平日というのもあって乗客はまばらでしたが、その分ゆっくりと過ごせそうです。
乗車後は眠ってしまい、目が覚めたのは中央道甲斐一宮を過ぎた頃でした。車内アナウンスを聞き逃していたのですが、どうやら道中の休憩はなさそうです。
短・中距離路線だとSAでの休憩がないこともあるので。それも見越して私は甲府で夕食を済ませてから乗車していました。その店舗については、後ほど紹介しますね。
竜王・甲府~新宿線は渋滞にも引っかかることもなく、到着予定時刻の10分前にバスタ新宿に到着しました。
今回は甲府市まで電車で行くことも考えたのですが、通勤ラッシュに移動時間が被りそうだったこと、JR高尾駅以降は、特急電車でない限り各駅停車となってしまうこともあって、往復を高速バスで移動しました。
平日は移動がスムーズであることが多く、通勤ラッシュ時のような混み具合にはならないのが高速バスの魅力だな、と改めて感じました。
甲府に行くならご賞味あれ! ご当地グルメについて紹介
高速バス乗車前後で、甲府名物をいただける店舗を紹介しますね。JR甲府駅南口にあり、甲府駅バスターミナルへも徒歩約2分の奥藤本店 甲府駅前店では、甲府市のご当地メニューである鳥もつ煮をいただけます。
廃棄されがちだった鳥の内臓を、なんとか安く美味しく食べられないか? と、醤油と砂糖で甘辛く味付けした甲府鳥もつ煮。私はこの甲府鳥もつ煮に手打ち蕎麦とご飯、信玄鶏の天ぷらにデザートの蕎麦プリンまでついた信玄御膳をいただきました。
こってりとした濃い味わいの甲府鳥もつ煮に、歯ごたえが良く冷たい蕎麦、アツアツの信玄鶏の天ぷらと、食感や温度にもコントラストが感じられる、一押しのセットですよ。出発のぎりぎりまで甲府を味わい尽くせる、おすすめの店舗です!
奥藤本店 甲府駅前店
- 住所
- 甲府市丸の内一丁目七番四号
- TEL.
- 055-232-0910
- 予算
- 朝昼¥1,000~¥1,999夜¥1,000~¥1,999
- 営業時間
- 定休日
以上、山梨交通の竜王・甲府~新宿線について紹介しました。短・中距離路線の移動は、平日であれば尚更、スムーズに現地まで行ける高速バスの利用がおすすめです!
※取材協力/山梨交通
(為平千寿香)