ざっくり、こんな記事
- 前橋・高崎~都内間を格安移動
- トイレ付きの4列シート
- 自家用車+高速バスのパーク&バスライドシステム
パーク&バスライドで楽々都心へ

日本中央バスが運行する「前橋・高崎~川越・東京線」。群馬県と東京都内を格安で結ぶだけじゃなく、一部のバス停に駐車場が整備された、パーク&バスライドシステムを利用できる高速バスです。

「前橋・高崎~川越・東京線」の群馬県内のバス停は、前橋バスセンター・前橋駅南口・∩パーキング新前橋(2023年2月28日で廃止)・新前橋駅・∩パーキング日高・高崎バスセンター・高崎駅東口(ヤマダ電機側)・藤岡インターの8カ所(2023年3月以降は7カ所)。
そのうち、前橋バスセンター・∩パーキング新前橋・∩パーキング日高・藤岡インターには、パーク&バスライド専用駐車場が併設されています。利用料金も藤岡インター以外は、1日(入庫より24時間)300円と格安!
※藤岡インターは1日 (暦日清算)600円(2023年2月現在)
予約方法
乗車券はインターネット、もしくは電話で予約。直接バスセンター窓口で発券してもらうか、乗車時に現金・交通系ICカードで支払いをします。
座席は乗車時に指定されますが、混雑していなければ好きな場所に座れます。高速バスですが、路線バスのような気軽さです。
東京以外に埼玉の川越・的場でも乗降可能です。
料金は群馬県内~東京間はおとな1,800円、こども900円。川越・的場間ならおとな1,100円、こども550円です(2023年2月現在)。電車よりも安い!

前橋・高崎~川越・東京線のバス便
日本中央バスのトイレ付き4列シート


車内は40人乗りの4列シート。前にはドリンクホルダーと荷物をかけるフックがあります。座席の下にスペースがあるので、足を伸ばせて楽~!

リクライニングも思いきり倒すと120度くらいでしょうか。かなりゆったりと過ごせる角度ですよね。
アームレストが上にあがるので、通路への出入りも楽です。




手荷物を置く網棚はガッシリとした作りで、一般的な飛行機内に持ち込み可能なサイズのスーツケースなら、すっぽり収まります。車内に持ち込めない大きな荷物は、トランクルームに預けてから乗車します。

読書灯と空調、降車ボタンは窓の上側。カーテンも厚手で、光を遮断してくれます。


トイレは車内後方。トイレがあると安心して飲食できますね。
トイレ使用中はバス正面にあるライトが点灯して、使用中なのがわかるようになっています。



前橋駅南口からバスタ新宿へ

前橋駅南口からバスタ新宿まで、実際に乗車してみました。
バス乗り場は駅を出てロータリーの右側にあります。
ネットで予約済みだったので、乗車時に交通系ICカードで料金の支払いを済ませました。

席は好きなところに座れたので、トイレに近い後方に。
前橋駅を出発した後は、一般道を走って、∩パーキング新前橋、新前橋駅、∩パーキング日高、高崎バスセンター、高崎駅東口と停車していきます。各バス停で数人乗車してきました。仕事で利用している感じの人が多かったです。


藤岡インターバス停を過ぎたら、藤岡ICから上信越自動車道へ。高速に乗るとあとは埼玉の川越・的場までノンストップ。途中SAやPAでの休憩はありません。

車内では新聞を読んだり、お昼ご飯を食べたりと、みんなのんびりと過ごしていました。
おにぎりやサンドイッチを食べている人が多い中、筆者は前橋駅で購入した「上州御用鳥めし松弁当」でお昼ご飯。お店の人のおすすめだったのですが、想像以上においしかったです。群馬県民のソウルフードなのだとか。群馬県に来ないと買えないそうです。
テーブルがないので食べづらいかなと思いましたが、高速走行中は揺れも少ないので、あっという間に完食しちゃいました。群馬県に来た際には買って損のないお弁当ですよ。


車内は飲食可能ですが、アルコールは禁止です。
この日は高速が少し渋滞していたため、定刻の10分遅れで練馬・池袋・終点バスタ新宿に到着となりました。
東京着の終点は要注意

「前橋・高崎~川越・東京線」は、群馬県・埼玉県のバス停は変わりませんが、都内の終点はバスターミナル東京八重洲と、バスタ新宿の2カ所あります。終点がバスタ新宿の場合は、東京八重洲まで行かないので注意が必要です。
東京ドームホテルと秋葉原駅に停車する便は2023年3月1日から運休になります。こちらも注意が必要です。
前橋・高崎~川越・東京線のバス便
(さとちん)