ざっくり、こんなおすすめポイント
- 「ハイグレードシート」「のびのびシート」の一番違うところって?
- 3つのシート、共通となる設備は何?
- どれがおすすめか、ぶっちゃけてご紹介!
フットバスってこんなバス
フットバスは大阪・兵庫(神戸)~香川(高松)を結ぶバス。毎日運行しており、全て昼便です。電車では行きにくい大阪~香川を約4時間、兵庫(神戸)~香川を約3時間で移動できる、使い勝手の良い路線です。
フットバスは使い勝手の良さだけでなく、その親しみやすさやサービスも魅力。往復割引や回数券などのお得な料金割引や、フェリーとの共通利用券など種類の多いセット券もあり、自分流にアレンジした使い方もできるのです。
今回はそんな「フットバス」の人気シート「ハイグレードシート」と「のびのびシート」を乗り比べ! 座り心地から足元の広さまで徹底比較していきますよ。
「ハイグレードシート」「のびのびシート」2種類のシートを乗り比べ!
フットバスの基本設備
フットバスの4列シート車両は全部で3種類。「ハイグレードシート」「のびのびシート」「通常シート」です。どの車両も、シート以外の設備は共通。
ハイグレードシートはこんなシート
「ハイグレードシート」は2016年4月に導入された、フットバスで最も新しいシート(2019年2月現在)。高級インテリアのように上質なデザインと座り心地の良さが魅力です。
1車両に座席は38席(大阪線のみ40席のものもあり)。10~11列(トイレ付き)編成です。シートはヘッドレストつきで上質ながら、機能はシンプルでフットレストや収納式テーブルはなし。
のびのびシートはこんなシート
「のびのびシート」は、2019年5月現在、大阪~高松間で1日2往復のみ運行されています。シート背もたれは「ハイグレードシート」より幾らか低く、そのぶん頭の左右を軽くホールドしてくれる形となっています。
1車両に座席は34席。9列(トイレ付き)編成です。足元がゆったりと広いのが特徴で、フットレストと収納式テーブルあり。シートは柔らかく、リクライニングもハイグレードシートよりやや深めです。
ただし車両設備の関係上、1AB・2AB・3AB座席のみ通常のシートピッチとなりますので注意。
ちなみにですが、「通常シート」だと、40席の11列(トイレ付き)編成。一般的な4列シートのシートピッチとリクライニングです。
ハイグレードシートとのびのびシート、特に違うところは…
「ハイグレードシート」と「のびのびシート」を比較したところ、大きく違う箇所は2つ! 座席の座り心地と、足元スペースの広さです。その2つをそれぞれ比較してみると…?
【シート比較】シートで選ぶなら、おすすめはハイグレードシート!
ハイグレードシートは座席の手触りが良く、デザインもスタイリッシュ。また座面は柔らかいながら座席自体はほど良く硬めで、バスの振動が身体にほとんど響かないので、安心してくつろぐことができますよ。
のびのびシートはふんわりと柔らかな座席。身体を包むような安心感がありますが、ハイグレードシートと比べると少しバスの振動が響く印象です。
【足元比較】足元で選ぶならおすすめはゆったりシート!
ハイグレードシートは全10列(トイレのある列は9列)。足元は荷物も充分置けるほどゆったりと作られていますが、フットレストはありません。
のびのびシートは全9列(トイレのある列は8列)。足元はハイグレードシートより更に広々として、しかもフットレストつき。男性でもゆったりと足を伸ばせます。
フットバスで快適な旅を
フットバスは使いやすい上に快適な路線。大阪・神戸~高松間の日帰り旅行だって無理なく行けちゃいますよ。しかも割引を上手く使えば、運賃は大阪~香川でも1,000円台からととってもお手頃!
どのシートも料金は同じで、ほとんどの4列シート便はハイグレードシートですが、一部の便は「のびのびシート」「通常シート」です。(下記リンクから「バス比較なび」で、高速バス検索できます)
※2019年5月現在
神戸→香川
香川→神戸
…神戸~香川間の4列シート便は、すべてハイグレードシート
大阪→香川
・のびのびシート(南海なんば 18:00、21:05発)
・通常シート (南海なんば 18:30発、臨時便)
香川→大阪
・のびのびシート(国分寺BT 11:00、15:00発)
・通常シート (国分寺BT 12:00発)
…大阪~香川間のその他の4列シート便は、すべてハイグレードシート
※ハイグレードシートは、点検・整備などにより通常シートでの運行となる場合があります
ぜひ自分に合った快適なシートで、バス旅を楽しんでくださいね。
(陽月よつか)