那覇空港と県北部をむすぶ高速バス「沖縄エアポートシャトル」5/23から運行開始！
JTB沖縄と北部観光バスは、2018年5月23日（水）より那覇空港〜海洋博公園間をむすぶ高速シャトルバス「沖縄エアポートシャトル」の運行を開始する。運行する事業主体は、両社の共同出資によって設立された事業組合。那覇空港と県北部をむすぶ新たな移動手段として、既存のバス路線網と連携をはかりながら、これまでにない観光スタイルの創出を目指す。
運行本数は、海洋博公園へ向かう往路が13便、那覇空港へと戻ってくる復路が12便の計1日25便。午前8時台の始発便から午後7時台の最終便まで、約1時間に1本のペースで運行される。なお、このバスは、那覇空港と「美ら海水族館」のある海洋博公園の途中で、観光客が多く宿泊する恩納村や名護市などを経由する。
ボディには、赤地にハイビスカスやナゴラン、イジュといった沖縄を象徴する花が描かれた、視認性の高いデザインを採用。車内における音声ガイドや案内表示が日・英・中・韓の4カ国語に対応していることにくわえ、無料Wi-Fiも完備される。また、バスロケーションシステムが搭載されるため、利用者はあらかじめ運行状況を知ることができる。
5月23日（水）から6月30日(土)の間は、運行開始記念として特別運賃を設定。7月1日（日）以降も「開業記念特別回数券」や「観光付きプラン」などの企画が実施される。
沖縄県を訪れた観光客の数は2017年の1年間で939万6,200人。観光客数の最多記録を5年連続で更新してきた。一方で、沖縄では観光客・県民共に主な交通手段として乗用車を利用していることから、慢性的な交通渋滞が発生しており、これが社会課題のひとつとなっているという。
また、海外から訪れる観光客のなかには、法律上の制約によってレンタカーが利用できないため、訪問先が限定されるケースもある。
沖縄エアポートシャトルを運行する事業組合は、このような課題を解決するためには公共交通の利便性を向上させることが必要不可欠だとしている。
【沖縄エアポートシャトル】の詳細
運行開始日
2018年5月23日（水） 運行開始（プレオープン運行）
2018年7月 1日（日） 本格運行開始
主な特徴
▼車両・設備サービス
・全車両統一した視認性の高いカラフルな車両デザイン
・全便Web予約可能（予約なしでの当日乗車も可能）
・車内音声ガイド、案内表示における4カ国語対応（日・英・中・韓）
・全車両無料Wi-Fi 完備（Be. Okinawa Free Wi-Fi）
・現在の運行状況があらかじめわかるバスロケーションシステム（バス位置情報）を全車両搭載
▼特別運賃
・5/23（水）～6/30（土）は運行開始記念として特別運賃を設定
・7/1（日）以降も「開業記念特別回数券」や「観光付きプラン」など、季節ごとの企画や特別運賃を実施・設定
▼周辺環境の利便性向上
・停留所とホテルなどを結ぶ、二次交通整備によるドア to ドアの利便性向上
・恩納村を起点とした北部観光の利便性向上
公式サイト
沖縄エアポートシャトル
ニュースソース
JTB沖縄 那覇空港～海洋博公園間を結ぶ、新たな高速シャトルバスを運行！
