高速バスの休憩時に乗り間違えを防ぐには
高速バスのSA・PA休憩は実際に乗り間違えなどのトラブルもあり、やはり注意は必要です。
まずほとんどの方が休憩時にバスを降りる際は、バス車体の特徴を覚えていると思います。しかし、同じような色合いのバスが多かったり、夜行バスだと暗くてよく見えなかったりするので、それだけではちょっと心配。あわせて以下のような対策をとると良いでしょう。
バスの停車位置を確認しておく
乗り間違えを防ぐためには、駐車スペースのどのあたりにバスが停車しているか確認は必須。“なんとなく”で覚えておくとトイレや売店から出たときに混乱しがちなので、「トイレを出たら右前方」などトイレや売店とバスの位置関係も覚えておくと良いでしょう。
バス会社名や行先をメモしておく
高速バスに乗り慣れている人はバス会社名や路線名などを把握しているかもしれませんが、そうでない場合は、いざという時に「あれ? どこの会社だっけ? なんてバスだっけ?」ということになりがち。自分が乗っているバスを判断するわかりやすい基準でもあるのでしっかり覚えておきましょう。
ほかに車のナンバーも覚えておくと安心。心配な人はメモしておきましょう。
・「●●号」といった路線の愛称
・行先
・車のナンバープレート
カードを渡してくれるバスもある
また、最近では休憩時に行先やナンバープレート、車体の写真などが記載されたカードを渡してくれるバス会社が増えています。これはうれしいサービスです。心配な方はこういったバス会社を選ぶのも一つの手ですよ。
SA・PAでの休憩時間はどのくらい?
多くの高速バス便ではSA・PAでの休憩が1回または複数回設定されています。1回の休憩時間は10分~15分程度が多いので、車外に出ればあっという間に時間が過ぎてしまいます。時間がなくなり焦って乗り間違えたり、最悪乗り遅れてしまうことにつながりかねません。
発車時刻と現時刻をしっかりチェックするのはもちろん、一度の休憩であれもこれもとならないように、例えば夜行バスなら1回目の休憩で歯磨きなどの眠る準備、2回目の休憩でトイレと飲み物の購入といったように、事前に休憩時に何をするかを決めておくのもおすすめです。
また、SA・PAのトイレを利用する場合、特に週末や繁忙期はとても混み合うため、時間には余裕をもっておきましょう。トイレが心配な人は、トイレ付きの路線や車両を選ぶのも良いでしょう。
ちなみに、時間通りにバスに戻れなかった場合、基本的には待ってもらえずに置いていかれるのでご注意。詳しくはコチラの記事をご覧ください。
夜行バスの場合は、周囲が暗いのはもちろん、寝ぼけまなこのままウロウロ…なんてことも。
万が一「乗り遅れた」なんてことのないように、しっかり心づもりしておきましょう!
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