ざっくり、こんな車両・シート紹介
- 東北急行バスには3列独立シートと4列シートがある
- シートの違いを写真で紹介
- 全車両トイレつきだから安心して朝までぐっすり
目次
東北急行バスの車両は3列独立シートと4列シート
東北急行バスの車両は3列独立シートと4列シートがあります。ほとんどのバスが3列独立シートですが、週末に東京~仙台間を運行する「ホリデースター号」と「ニュースター号」の一部、東京・TDL~大阪間を結ぶ「フライングスニーカー号」、東京~岡山間を結ぶ「ままかりライナー」は4列シートで運行します。

3列独立シート
3列独立シートは横3列、縦10列で、27人乗りと28人乗りの車両があります。


全車両、通路にはカーテンがあるので隣の人の目が気になりません。すっぴんでも、口を開けて寝ても大丈夫です。カーテンの上部は網状になっているので、プライベートを保ちながら閉塞感もないですね。

リクライニングの角度は浅めですが、レッグレスト・フットレスト完備でゆったり眠れます。ブランケットは全座席に用意されています。一部車両を除き、充電用USBポートが装備されているので助かりますね。全車両トイレ付きです。

また、東京と岡山を結ぶ「ルブラン号」には読書灯や乗車時に運転手さんから手渡しでお茶のサービスがあり、路線によって若干の違いがあります。



■3列独立シート車両の設備一覧
※共通設備:フットレスト、レッグレスト、トイレ、Wi-Fi、毛布、おしぼり
充電 | カーテン | 読書灯 | スリッパ | お茶 | |
---|---|---|---|---|---|
東京~仙台(ニュースター号) | × | ● | × | × | × |
東京~山形・新庄(TOKYOサンライズ、レインボー号) | ● | ● | △ | × | × |
東京~金沢(きまっし号) | ● | ● | ● | ● | × |
東京・TDL~大阪(フライングライナー) | ● | ● | × | ● | × |
東京~岡山(ルブラン号) | ● | ● | ● | ● | ● |
東京~鬼怒川・TWS・日光 | ● | ● | ● | × | × |
■運行路線
3列独立シートを導入しているのは以下の路線です。
リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金を確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください。
※2019年8月時点で運行している路線です。
■東北急行高速バス3列独立シートの乗車記
東北急行バスの3列独立シート「TOKYOサンライズ」は乗車地・下車地が多くて便利! 山形~東京をリーズナブルに移動
車内トイレが使いやすい理由とは? 東北急行バスの快適3列独立シート「ルブラン号」で東京→岡山へ
【乗車記】乗り換えなしで日光まで! 東北急行バス「東京~日光・鬼怒川線」は車内Wi-Fi・USB付きの3列独立シートで快適
4列シート
リーズナブルな4列シート。設備やサービスは最小限ですが、リーズナブルに旅行をしたい人にはオススメです。

横4列・縦10列の38人乗り、横4列・縦11列の40人乗りの車両があります。
38人乗りの車両はシートをリクライニングしてフットレストに足を乗せると、かなり快適に過ごすことができます。前の座席にはテーブル、荷物用のフック、充電用USBポートがあり、読書灯や空調の調整は窓際で行います。通路にカーテンがないので通路下の照明が少し睡眠の妨げになることも。アイマスクがあると役立ちますよ。





■4列シートの設備一覧
※共通設備:トイレ、Wi-Fi
フットレスト | 毛布 | 充電 | |
---|---|---|---|
東京~仙台(ホリデースター号、ニュースター号の一部) | × | × | × |
東京・TDL~大阪(フライングスニーカー号) | ● | ● | ● |
東京~岡山(ままかりライナー) | ● | ● | ● |
■運行路線
4列シートを導入しているのは以下の路線です。
リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金を確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください。
※2019年8月時点で運行している路線です。
全車両共通なのはトイレとWi-Fi
3列独立シートタイプと4列シートタイプともに全車両共通で完備されているのがWi-Fiとトイレです。車内中央の階段を降りた先に水洗トイレがあります。車内にトイレがあるので途中SAでの休憩は1回だけというのも、すべての車両共通です。


ちなみに休憩時にアナウンスはなく、運転席との間のカーテンが開くので、自分で前方にあるボードに書かれている時間を見て、バスに戻ってきます。

まとめ
東北急行の高速バスにはすべての車両にトイレがついているので、安心して利用できます。東京と大阪、仙台、岡山の間を運行するバスには、3列独立シートと4列シートの2種類の車両がありますが、出発時間の違いはどれも30分前後といったところです。料金は4列シートの方がリーズナブル。
設備やサービス、料金を比較して、自分にあったバスを選んでくださいね。
※紹介しているシートは、東北急行バスの担当便で運行されます。他のバス会社と共同運行している路線は、乗車日によって車両が異なります
※繁忙期等の増発便、車両の整備点検などにより異なる車両タイプの運行となる場合があります
(さとちん)