さっそく会場へ
会場は京成高砂駅近くに位置する京成ドライビングスクール。1階と野外会場ではバスの実演、試乗、展示会が開催され、2階と3階では機器&用品展示とセミナー、システム展示などが行われていました。
![野外会場の様子](https://cms-images.ttk.cc/images/50516/original.jpeg?1574215967)
展示されていた車種を一挙ご紹介!
それでは、展示&試乗された車種をご紹介します! 最先端の技術のものや、高級なシート、バリアフリーに特化した車種など様々なバスがありました。
日本初公開! ALFA BUS JAPAN
![ALFA BUS JAPAN外観](https://cms-images.ttk.cc/images/50517/original.jpeg?1574215966)
1999年に中国で設立されたALFAバス。都市型EVバスのパイオニアで、現在、中国国内では上海や常州など主要な大都市で導入されています。2016年に日本の電池メーカーと高性能リチウム電池の供給パートナーとして業務提携を行い、スペインやイタリアの路線バスにも導入されています。
クリーンなエネルギーと安心の保守サービスを提供してくれるバスです。特徴は静粛性。発車時や停車時はとってもスムーズで音も少なく快適でした。
![車内の様子。広々とした印象です](https://cms-images.ttk.cc/images/50518/original.jpeg?1574215965)
![優先座席の様子](https://cms-images.ttk.cc/images/50519/original.jpeg?1574215965)
![ALFA BUSのロゴ](https://cms-images.ttk.cc/images/50542/original.jpg?1574217771)
![車内にはUSBポートあり](https://cms-images.ttk.cc/images/50543/original.jpg?1574217771)
日の丸自動車興業「2階建てオープントップバス(ハーフルーフタイプ)」
2004年に「スカイバス東京」として、日本で初めての2階建てオープントップバスによるドライブ型周遊コースの運行を開始した日の丸自動車興業。2012年には、外国人観光客を主なターゲットとし、乗り降り自由の周遊型定期観光バス「スカイホップバス」の運行を開始しました。
![2階建てオープントップバス(ハーフルーフタイプ)外観](https://cms-images.ttk.cc/images/50522/original.jpeg?1574216273)
2019年11月から導入されたこちらの2階建てオープントップバス(ハーフルーフタイプ)は、スペインの架装メーカー「UNVI」の製造車両。なんと日本では初めての導入になるそうです。
![SKYの文字が印象的](https://cms-images.ttk.cc/images/50539/original.jpg?1574216564)
![バリアフリーの入口](https://cms-images.ttk.cc/images/50540/original.jpg?1574216566)
![車椅子はこのように乗車できます](https://cms-images.ttk.cc/images/50535/original.jpg?1574216265)
![2階席後方からの様子。座席の前方20席が室内になっています](https://cms-images.ttk.cc/images/50536/original.jpg?1574216566)
![黄色のシートが青空によく合います](https://cms-images.ttk.cc/images/50537/original.jpg?1574216565)
![座席の様子。シートベルトは斜めがけです](https://cms-images.ttk.cc/images/50538/original.jpg?1574216565)
中京車体工業「車椅子リフト付きマルチユースマイクロバス(トヨタコースター)」
![車椅子リフト付きマルチユースマイクロバス(トヨタコースター)外観](https://cms-images.ttk.cc/images/50523/original.jpeg?1574216273)
トヨタコースター・ロングボデーをベースに多機能に仕上げた二次架装車。シートの一部を取り出すことでシートピッチを拡大、あるいは荷物スペースにできるなど様々なアイデアが盛り込まれたマイクロバスです。さらに後部への車椅子用リフトの装着によりバリアフリー性も向上されています。
![車内シートの様子](https://cms-images.ttk.cc/images/50524/original.jpeg?1574216272)
![多彩なシートアレンジも可能](https://cms-images.ttk.cc/images/50526/original.jpeg?1574216271)
![車椅子用リフト](https://cms-images.ttk.cc/images/50525/original.jpeg?1574216271)
日野自動車「日野セレガ リフト付き仕様」
![日野セレガ外観](https://cms-images.ttk.cc/images/50527/original.jpeg?1574216270)
セレガハイデッカをベースに車椅子乗降用のリフトを備えた車両。リフトは従来のように車体側面に沿って上下するタイプではなく、本体を床下に格納しており、スペース効率が良く、車椅子利用者も安心して乗降できるのが特徴です。
![車内の様子](https://cms-images.ttk.cc/images/50529/original.jpeg?1574216269)
![車椅子乗降の様子](https://cms-images.ttk.cc/images/50528/original.jpeg?1574216270)
いすゞ自動車「いすゞガーラ HD」
いすゞの大型観光・高速車ガーラは、12mの大型観光バスガーラ、9mの大型観光バスガーラ9、同じく9mの中型観光バスガーラミオの3車型がラインナップ。今回展示された大型観光バスガーラは、9リットルエンジンと7速AMTを組み合わせたもので、2019年新採用された自動検知式EDSS(ドライバー異常時対応システム)が搭載されています。
![いすゞガーラ外観](https://cms-images.ttk.cc/images/50530/original.jpeg?1574216268)
![車内の様子](https://cms-images.ttk.cc/images/50531/original.jpeg?1574216268)
都営バス「フルフラットバス」
中扉から後方の通路をフルフラットにすることにより、乗降性改善や立席客のスムーズな移動をねらったノンステップバス。東京都交通局の企画により、スウェーデンのスカニア製シャーシーとオーストラリアのボルグレン製ボデーの組み合わせで誕生したのだとか。
![外観](https://cms-images.ttk.cc/images/50532/original.jpeg?1574216267)
![車内の座席の様子](https://cms-images.ttk.cc/images/50533/original.jpeg?1574216266)
現代自動車ジャパン「ヒュンダイ・ユニバースAT車」
2018年に販売が開始されたユニバースの6速AT仕様バス。衝突被害軽減ブレーキを標準装備し、また静粛性がより進化しました。
![ヒュンダイ・ユニバースAT車外観](https://cms-images.ttk.cc/images/50534/original.jpeg?1574216266)
![車内の様子](https://cms-images.ttk.cc/images/50506/original.jpeg?1574215973)
ジェイ・バス「中型VIPシャトル “O INE SHUTTLE”」
日野自動車といすゞ自動車のボデーメーカーであるジェイ・バスが提案するVIP送迎用の中型車。ハイグレードミニバン用の電動リクライニングシートが8席配置されており、黒い外装が特徴的です。
![外観](https://cms-images.ttk.cc/images/50508/original.jpeg?1574215972)
![前から見た“O INE SHUTTLE”](https://cms-images.ttk.cc/images/50507/original.jpeg?1574215972)
![座席の様子](https://cms-images.ttk.cc/images/50509/original.jpeg?1574215971)
三菱ふそう「エアロエース13列仕様」
ハイデッカー車「エアロエース」の新バリエーションとして設定された13列仕様。補助席の設置により、最大乗客定員は65人。大きな収容力を誇ります。
![外観](https://cms-images.ttk.cc/images/50510/original.jpeg?1574215970)
![座席の様子](https://cms-images.ttk.cc/images/50511/original.jpeg?1574215970)
三菱ふそう「ローザ」
国産小型バスのネーミングでは最も古い歴史を持つローザ。2018年に大幅なフェイスリフトを行い、異型2灯式ヘッドランプを持つ印象的なものに進化。運転席周りの内装も一新され、安全性も向上されています。
![外観](https://cms-images.ttk.cc/images/50512/original.jpeg?1574215969)
![座席の様子](https://cms-images.ttk.cc/images/50513/original.jpeg?1574215968)
バスだけではなくユニークなシートの展示も!
丸菱工業「フリーデザイン・シートカバー」
自動車シートメーカーの丸菱工業と印刷機・プリンタメーカーが共同開発した専用インクを使用し、耐久性が高く高品質なプリントを可能にしたフリーデザイン・シートカバー。2020年5月に発売開始予定だそうです。
![フリーデザイン・シートカバー](https://cms-images.ttk.cc/images/50514/original.jpeg?1574215968)
【まとめ】ユニークで高品質なバスがたくさん!
![会場の様子](https://cms-images.ttk.cc/images/50515/original.jpeg?1574215967)
今回は、「バステクin首都圏」で展示された車両をご紹介しました。ユニークなものから、高級なもの、安全機能が高いものなど様々なバスが展示されていました。すでに運行しているものもあれば、これから登場するものもあり。これからの活躍に期待が高まりますね!
(バスとりっぷ編集部)