ざっくり、こんな記事
- 東京・大阪からエコパアリーナ・スタジアムへのアクセス方法をご紹介
- 高速バス・新幹線・JR在来線の各交通手段を比較
- エコパアリーナ・スタジアムに移動するための料金や所要時間がわかる!
今回は、静岡県袋井市にある「静岡県小笠山総合運動公園エコパ」へのアクセス方法を紹介します。
東京と大阪からエコパアリーナ・スタジアムへ高速バス・新幹線・JR在来線で行く場合、どんな行き方が良いのでしょう?
▼エコパアリーナ・スタジアムへのアクセス方法一覧
(クリックすると、各アクセス情報までスキップします)
1)東京からエコパアリーナ・スタジアムにアクセスする方法
■東京から高速バスを利用
■東京から新幹線を利用
■東京からJR在来線を利用
2)大阪からエコパアリーナ・スタジアムにアクセスする方法
■大阪から高速バスを利用
■大阪から新幹線を利用
■大阪からJR在来線を利用
3)愛野駅からエコパアリーナ・スタジアムへの行き方は?
エコパアリーナ・スタジアムのある「静岡県小笠山総合運動公園 エコパ」
そもそもエコパアリーナとエコパスタジアムを知らないという方のために、ここがいったいどんな場所なのかについて紹介していきましょう。
エコパアリーナとエコパスタジアムは、静岡県小笠山総合運動公園エコパ内にあります。
エコパアリーナは、バスケットボールやバレーボールといったスポーツができる、収容人数10,000人の室内競技場。有名アーティストのコンサートやライブが頻繁におこなわれることでも知られています。
一方、エコパスタジアムは、2001年の完成以来、Jリーグやラグビーなどの公式戦がおこなわれてきた大型のスタジアムです。観客の最大収容人数は50,889人。2002年には、サッカー日韓W杯の会場にもなりました。
エコパアリーナ・エコパスタジアムのある静岡県小笠山総合運動公園エコパは、音楽ファンやスポーツファンにとって馴染み深い場所だといえるでしょう。
東京からエコパアリーナ・スタジアムにアクセスする方法
ここからは、高速バス・新幹線・JR在来線の3つの交通機関を利用して、東京からエコパアリーナ・スタジアムにアクセスする方法を紹介していきます。
■東京から高速バスを利用してアクセスする方法
エコパアリーナ・スタジアムの最寄駅はJR愛野駅です。JR東海バスが運行する、新木場駅・東京駅・横浜駅YCAT発〜浜松行きの夜行バス「ドリーム静岡・浜松号」は、愛野駅の隣にあるJR掛川駅を経由するので、これを利用すれば東京方面からエコパアリーナ・スタジアムにアクセスできます。
東京駅日本橋口から掛川駅までの所要時間は片道約6時間27分。掛川駅から愛野駅までは片道約4分です。運賃は曜日や時期によって変動しますが、早割などを利用すれば片道3,900円(※2018年11月現在)となっています。掛川駅から愛野駅までの運賃が片道190円であるため、あわせると4,090円でアクセスできることになります。
この他、有名アーティストのコンサートなど、エコパで大きなイベントがあるときに限りオリオンバスが運行する「コンサート便」もあります。この便が、東京駅鍛治橋駐車場を出発し、掛川駅・愛野駅・浜松駅へ停まります。
鍛治橋駐車場から愛野駅までの乗車時間は約6時間30分。
高速バスは、新幹線に比べて料金が安いうえ、夜行便に乗車すれば前日の夜に東京を出て翌日の朝方に現地へ到着するため宿泊施設を利用せずに午前中から活動できます。この点が、高速バスのメリットであるといえるでしょう。
▼愛野駅からエコパアリーナ・スタジアムへのアクセス
最寄駅「愛野駅」からエコパアリーナ・スタジアムにはどうやって行くの?
東京から高速バスでアクセスする場合 | |
---|---|
料金 | 4,090円〜 |
所用時間 | 約6時間30分 |
■東京から新幹線を利用してアクセスする方法
東京から新幹線でアクセスする場合は、東海道新幹線こだま号に乗って掛川駅まで行き、そこからJR東海道本線の浜松行きや岐阜行きに乗り換えて愛野駅にむかうのがおすすめです。
東京駅から掛川駅までの乗車時間は約1時間41分。掛川駅から愛野駅までは約4分かかるので、乗り換えの待ち時間を抜かしたトータルの所要時間は1時間45分ということになります。
一方、新幹線ひかりで東京駅から静岡駅へ移動し、静岡駅から愛野駅に移動する方法もあります。
ひかりを利用して東京駅から静岡駅へ移動するのにかかる所要時間は約1時間。静岡駅から在来線で愛野駅に移動するのに約49分かかるため、乗り換え時間をはぶいた移動時間はトータルで約1時間49分です。
乗車時間だけを見れば、ごくわずかな差しかありませんが、新幹線と在来線の乗り心地を比べると、新幹線により長く乗車できる方がラクだと思います。
ちなみに、こだまに乗車した場合とひかりに乗車した場合では降車する駅が異なるため、料金にも差が生じます。
こだまで東京駅から掛川駅まで移動したら自由席7,660円なのに対して、ひかりで静岡駅まで移動したら自由席6,480円です。
どちらにせよ、時間をかけずに移動できるのが新幹線の利点だといえます。
東京から新幹線でアクセスする場合 | |
---|---|
料金 | 6,800円〜7,660円 |
所用時間 | 約1時間40分 |
■東京からJR在来線を利用してアクセスする方法
JRの在来線を利用してアクセスするルートは複数あります。そのなかで、最も乗り換え回数が少ないのは、東京駅からJR東海道本線快速(アクティー) で熱海駅まで行き、JR東海道本線 浜松行きに乗り換えて愛野駅に移動するルート。このルートの所要時間は、乗り換え待ちの時間をはぶくと約3時間45分。運賃は4,000円です。
東海道本線の沼津行きに乗り、沼津駅で東海道本線の豊橋行きに乗り換えて愛野駅に移動するルートも、一回の乗り換えですみますが、このルートは、乗り換え待ちの時間をはぶいて計算すると約4時間15分の所要時間です。運賃は、同じく4,000円。
東京からJR在来線でアクセスする場合 | |
---|---|
料金 | 4,000円〜 |
所用時間 | 3時間50分〜4時間20分 |
大阪からエコパアリーナ・スタジアムにアクセスする方法
ここからは、大阪からエコパアリーナ・スタジアムにアクセスする方法を紹介していきます。
■大阪から高速バスを利用してアクセスする方法
西日本JRバスが運行する京阪神ドリーム静岡号は、三宮(神戸)・なんばOCAT・大阪駅・京都駅といった関西の主要スポットをまわり浜松・静岡方面へとむかう高速バス。静岡県では掛川駅にも停車するので、これに乗れば大阪から掛川駅へ簡単にアクセスできます。
乗車地である大阪駅JR高速バスターミナルから掛川駅までの所用時間は約7時間14分。掛川駅から愛野駅まではJR在来線で約4分なので、乗り換え時間をはぶいたトータルの所用時間は約7時間18分になります。
運賃は片道約4,000円(2018年11月現在)。JR在来線を利用して掛川駅から愛野駅に移動するのに片道190円かかるので、あわせて4,190円でアクセスできることになります。
また、大阪駅から浜松駅行きの高速バスに乗ってアクセスすることもできます。大阪〜浜松駅の路線は、掛川駅行きの路線に比べて、バス乗り場や出発時間などの選択肢が多くなります。
▼愛野駅からエコパアリーナ・スタジアムへのアクセス
最寄駅「愛野駅」からエコパアリーナ・スタジアムにはどうやって行くの?
大阪から高速バスでアクセスする場合 | |
---|---|
料金 | 4,190円~ |
所用時間 | 約5時間1分〜8時間26分 |
■大阪から新幹線を利用してアクセスする方法
新幹線を利用する場合は、新大阪駅からひかり号に乗って浜松駅をめざします。この区間の料金は、自由席8,420円。JR在来線を利用して浜松駅から愛野駅に移動する際にかかる運賃410円とあわせると、計8,830円かかることになります。
新大阪駅から浜松駅までの所要時間は約1時間20分。浜松駅から愛野駅への移動は21分かかるため、移動時間はトータルで約1時間41分になります。
大阪から新幹線でアクセスする場合 | |
---|---|
料金 | 9,370円〜 |
所用時間 | 約1時間41分 |
■大阪からJR在来線を利用してアクセスする方法
在来線を利用して大阪から愛野駅にアクセスするルートは複数あります。ここでは、最も乗り換えの少ないルートを紹介しましょう。
まず新大阪駅からJR京都線新快速で米原駅に移動します。続いて、米原駅で東海道本線新快速に乗り換え豊橋駅をめざします。豊橋駅から東海道本線の掛川行きに乗り換えれば、あとは乗り換えなしで愛野駅に行くことができます。
乗り換えの待ち時間をはぶいたこのルートの乗車時間は、約4時間40分。実際には、上記のような乗り換え回数でスムーズに行くことはなかなかできないので、さらに時間がかかることになります。この区間の運賃は5,620円です。
大阪から在来線でアクセスする場合 | |
---|---|
料金 | 5,620円〜 |
所用時間 | 約4時間40分〜 |
愛野駅からエコパアリーナ・スタジアムへの行き方は?
最寄駅であるJR愛野駅からエコパアリーナ・エコパスタジアムまでは徒歩で15分ほどかかります。
少し距離があるため、はじめて訪れるひとは、迷わずにたどり着けるか不安に思うかもしれません。そんな方のために、ここからは愛野駅からエコパアリーナ・スタジアムまでのルートをお伝えしていきます。
JR愛野駅でバス or 電車を降りたら南口にむかいましょう。
今回は、歩行者専用道を通るルートを紹介するので、途中一度だけ右折しますが、南口のロータリーから伸びる道路を道なりに歩いていけば、エコパアリーナ・スタジアムのある静岡県小笠山総合運動公園エコパへたどりつくことはできます。
南口ロータリーから伸びる道をまっすぐに歩いていくと、ひとつ目の交差点の右手にファミリーマートが見えます。この先にコンビニはないので、必要なものがあればここで買っておきましょう。
交差点をわたって、しばらく進むと左手にスーパーマーケット「スーパーラック愛野店」が見えてきます。さらに進んでいくと、同じく左手に「ビーワンカフェ」が1階にあるマンションがあります。
このマンションからみて道をはさんだ向かい側、つまり進行方向にむかって右側に、「小笠山総合運動公園 歩行者ゲート」と書かれた看板と、その奥にのびる歩行者専用道がみえます。右折してこの道を進みましょう。
道なりに歩いていくと正面にエコパスタジアムが、左手にエコパアリーナが見えます。
歩行者専用道の途中には坂をのぼるための階段がありますが、この階段と同じ場所に動く歩道も設けられているので体力に自信がない方も問題なく歩けると思います。
愛野駅からエコパアリーナ・スタジアムまで歩くと15分〜20分ほどかかります。
公共交通機関をうまく利用してエコパでライブ or 試合を満喫しよう!
午前中スタートのイベントに参加する場合は夜行高速バスを利用するのがおすすめです。早朝に到着するので、ホテルで前泊しなくても午前中から活動できます。
一方、イベント当日にしか移動できないという方は新幹線を利用しましょう。他の交通機関と比べると料金は少し高くなりますが、乗り換えの時間をいれても2時間ほどでアクセスできます。
ぜひこれを参考にイベントの種類やあなたの好みに応じた移動手段を探してみてください。
(バスとりっぷ編集部)