「霞が関」高速バス停で降車できる高速バス便は?
「霞が関」高速バス停で降車できる高速バス便は、近くは静岡県、遠くは山口県を出発地とする東京以西からの便。
バス停表示にもあるように、JRバス関東・JR東海バス・西日本JRバスなど、JR系の高速バスが数多く停車しますが、静岡県発の富士急系バスや、防長交通の「萩エクスプレス」も停車します。
「霞が関」高速バス停で降車するメリットが大きいのは?
1)日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)に行く
古くは1960年代から数々の伝説のライブが行われてきた日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)。
2018年11月1日~2019年3月31日の間は公演不可となる補修工事を経て、2019年4月以降も「The Birthday」「9mm Parabellum Bullet」「NAONのYAON 2019」などの公演が予定されています。
「霞が関」の高速バス停から野音のある日比谷公園入口までは、ほんの数分。横断歩道を1つ渡ったらすぐに着きます。
ただし、日比谷野音にはロッカーが無く、クロークサービスが用意される保証も無いため、会場外のロッカーに預ける必要があります。
自分の足元に置いたり、スタンディングで楽しめるライブであれば、席に置いておくことも可能ですが、その場合でもなるべく軽装で臨んだほうが良さそうです。
また、「霞が関」高速バス停付近でコンビニを検索すると数多く表示されますが、オフィスビル内にあるコンビニの場合、日曜休業であったり、深夜早朝はビル自体に入れず営業していないこともあるため、注意が必要です。
トイレは日比谷公園内に複数あり、新しく作られた綺麗なトイレもあります。しかしあくまでも野外と繋がった公園のトイレですので、突然の虫との出会いに驚かれませぬよう、ご注意ください。
2)東京メトロ「日比谷線」「千代田線」に乗り換える
「霞が関」の高速バス停は、東京メトロ千代田線・霞ヶ関駅の真上に位置しています。
東京メトロ霞ヶ関駅は、丸ノ内線・日比谷線と共に「匚」のかたちで存在しており、「霞が関」の高速バス停で降りると、すぐにそれらの地下鉄に乗り換えることができます。
ただし丸ノ内線には、大手町駅・東京駅に「東京駅 日本橋口」の高速バス停から乗り換えることもできます。丸ノ内線のホームは、霞が関の高速バス停から少々離れた位置にあるため、池袋駅方面に乗車される場合は、「東京駅 日本橋口」での降車で良さそうです。
3)東京メトロ「銀座線」「有楽町線」、都営地下鉄「三田線」、JRの駅も徒歩圏内
「霞が関」高速バス停から徒歩10分圏内には、東京メトロ「銀座線」虎ノ門駅、「有楽町線」桜田門駅、都営地下鉄「三田線」内幸町駅など、「東京駅 日本橋口」で降車するよりも簡単に乗り換えられる地下鉄駅が存在しています。
高速バスを下りた後、それらの地下鉄で移動したほうが便利な方は、ぜひ「霞が関」の高速バス停で降車しましょう。
「霞が関」の高速バス停から1kmほど離れた場所には、サラリーマンの聖地とも言われる新橋駅の繁華街があり、居酒屋・コンビニ・ファストフード店・ファミレスなどが揃っていますので、近くに見当たらない施設があれば、新橋駅方面を目指すと良いでしょう。
降車地で「霞が関」が選択できない?!
「では、霞が関で降りてみよう!」と思ってくださった方もいらっしゃるかもしれませんが、いざ高速バス予約をしようとしてみると、高速バス停「霞が関」が選択できないケースがあります。
筆者が確認した範囲では、JR系のバス便や、しずてつジャストラインのバス便など「高速バスネット」で予約する場合、時刻表などで確認して「霞が関」が降車地として設定されている場合でも、「霞が関」が選択できないケースがあります。
その場合でも、基本的に「霞が関」と「東京駅 日本橋口」の降車地変更で料金が変わることはありませんので、降車地を「東京駅 日本橋口」で予約して、実際には「霞が関」で降車しても何の問題もありません!
高速バス停「銀座駅(有楽町・数寄屋橋)」
銀座と言えば「銀座三越」のある銀座四丁目の交差点を思い浮かべますが、高速バス停「銀座駅(有楽町・数寄屋橋)」は、ほぼ有楽町駅前という場所にあります。
ここから乗車できるのは、羽田空港・成田空港行きのバスや、千葉方面に向かう深夜急行バス。
周辺の高速バスターミナルでは発着数の多い「JR東京駅 八重洲南口 鍛冶橋駐車場」からの乗り換えだと、羽田空港・成田空港に向かう際には「銀座駅(有楽町・数寄屋橋)」発の高速バス停を使ったほうが便利な場合があります。
また、バス停の真下は東京メトロ丸ノ内線「銀座駅」。
そのほか東京メトロ日比谷線「銀座駅」、JR「有楽町駅」も近いので、高速バス乗車前後の移動に合わせて使用することでメリットのある方もいらっしゃることでしょう。
(バスとりっぷ編集部)