新ドリーム号「DREAM Relier(ドリーム ルリエ)」はハイブリッド型豪華バス
西日本JRバスとJRバス関東が東京大阪間で共同運行する新しいドリーム号の名称が発表されました。その名も「DREAM Relier(ドリーム ルリエ)」です!
ドリームルリエは、前の4席のみが2列で後ろは2+1の3列シートを配した、いわばハイブリッド型豪華バスです。今回、公開となったシートを詳しく紹介します!
パーテーションとカーテンが個室感覚を演出する2つのタイプ
ドリームルリエに用意されているシートの種類は2つです。前方の4席、2列シートの「プレシャスクラス」と後方の14席で2+1の3列シート「アドバンスクラス」です。
特徴として、いずれのクラスもサイドにパーテーションを設置することで、個室のようなプライベート空間を作り出していることです。さらにアドバンスクラスは、前後にもカーテンが装備されています。他のバスではあまり見かけない仕様です。
4席のみ2列シート「プレシャスクラス」
プレシャスクラスのシートは、プレミアムドリーム号のプレミアムシートが採用されています。男性の大人が座っても余るほどワイドで、リクライニング角度も深く、横になる感覚です。
寝返りを打てるホテルのようなシートといううたい文句の通り、快適な眠りを誘いそうです。レッグレストのヒーターが新たに設置される予定です。
左右の肘掛けの内側にリクライニングとレッグレストを上下するレバーが設置されています。
背もたれのリクライニングはかなり倒れます。レッグレストを上げてフットレストに足先をのせれば、まさに睡眠時の姿勢に近いです。
かなりのワイドシート。ヘッドレストの弾力も程よくて寝心地は良さそうです。フットレストは蓋があいて収納スペースになります。
ちなみにコンセントは壁面に設置されるとのことでした。
2+1の3列シート「アドバンスクラス」
アドバンスクラスのシートは、グランドリーム号の新型クレイドルシートを採用しています。ゆりかごのような快適なシートをベースに、リクライニング機能が向上しています。
シートピッチは1mととても広いので、気兼ねなく背もたれを倒せます。前後のシートを仕切るカーテンで、座席が仕切られるのはうれしい機能です。
ヘッドレストは可動式です。レッグレスト付きでリクライニングと合わせると寝れる体制になります。
コンセントは左の肘掛けの脇に設置されています。右の肘掛けにはドリンクホルダーがあります。
ドリームルリエは付加価値がいっぱい!バス内で飽きないエンタメ装備が充実
ドリームルリエは、社内装備も充実しています。全席にiPad mini4が用意されていて、雑誌が読み放題のdマガジン for BizやAmeba TVなどを見ることができます。タブレット用のイヤホンも用意されています。もちろんフリーWi-Fiが付いてるので、インターネットもバッチリです。
さらに空気清浄機つきエアコンも完備です。
運賃は2列シートのプレシャスクラスが14,000円から
気になる運賃は、2列シートのプレシャスクラスは平日が14,000円、土日は15,000円、金曜や祝前日は16,500円、GWなどの特定日は18,000円。
3列シートのアドバンスクラスは平日が10,400円、土日は11,300円、金曜や祝前日は11,900円、GWなどの特定日は12,500円。平日のみ早売1が適用されると9,800円で、席数限定。
※乗車日により運賃は異なる。
平日 | 土日 | 金・祝前日 | GW等特定日 | |
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プレシャスクラス(2列シート) | 14,000円 | 15,000円 | 16,500円 | 18,000円 |
アドバンスクラス(3列シート) | 10,400円 | 11,300円 | 11,900円 | 12,500円 |
※平日のアドバンスクラスのみ早売1適用で9,800円(座席数限定)。 ※乗車日によって運賃は変動。 ※いずれも片道おとなの運賃。こどもは半額。 |
新ドリーム号「ドリームルリエ」の運行開始は3月31日からで、東京駅八重洲南口、バスタ新宿、大阪駅JR高速バスターミナルの発着になります。
東京大阪路線に、また新たな選択肢が増えました。ドリームスリーパー、ウィラーリボーン、そしてドリームルリエ、どれも快適、快眠のバス旅ができそうですね!
【西日本JRバス・JRバス関東 京阪神~東京「ドリームルリエ」】の詳細
運行開始日
2017年3月31日(金)※発売開始日:3月3日(金)10:00から
対象路線
東京~大阪運賃・時刻表
大阪発・東京発各1日1便運行3/31 | 4/1以降 | |
---|---|---|
東京駅八重洲南口 | 23:10発 | 23:10発 |
バスタ新宿 | ↓ | 23:50発 |
↓ | ↓ | ↓ |
大阪駅JR高速バスターミナル | 7:18着 | 7:50着 |
3/31 | 4/1以降 | |
---|---|---|
大阪駅JR高速バスターミナル | 23:00発 | 23:00発 |
↓ | ↓ | ↓ |
バスタ新宿 | ↓ | 6:59着 |
東京駅八重洲南口 | 7:07着 | 7:24着 |
運賃
平日 | 土日 | 金・祝前日 | GW等特定日 | |
---|---|---|---|---|
プレシャスクラス(2列シート) | 14,000円 | 15,000円 | 16,500円 | 18,000円 |
アドバンスクラス(3列シート) | 10,400円 | 11,300円 | 11,900円 | 12,500円 |
※平日のアドバンスクラスのみ早売1適用で9,800円(座席数限定)。 ※乗車日によって運賃は変動。 ※いずれも片道おとなの運賃。こどもは半額。 |
新型車両の特長
1)ゆったり空間とこだわりの快適シート前方には2列シート4席、後方3列シート14席の計18席
▼2列シート
・「プレミアムドリーム号」と同じプレミアムシートを使用したホテルのような最上級のシート
・従来よりもシートピッチを拡大し、新たに足元にはヒーターも完備
▼3列シート
・「グランドリーム号」のゆりかごのような「新型クレイドルシート」をベースに、さらにリクライニング機能を向上
・全席シートピッチは、1m以上確保しゆったり足の伸ばせるスペースとなる
2)個室間隔のパーテーション
全席に周りが気にならないパーテーションを設置。個室感覚で過ごすことができる
3)「コンセント」「フリーWi-Fi」等、充実したサービス
・コンセント、フリーWi-Fi、空気清浄機つきエアコンも完備
・全席にタブレット端末も用意し、動画や雑誌などが無料で見られるサービスも行う
4)安全装備も万全
※取材協力/西日本JRバス・JRバス関東
(バスとりっぷ編集部)