東京からJRバス関東の高速バスに乗って、富士山が見える御殿場プレミアム・アウトレットへ行ってきました。
実は、高速バスを利用するのは今回が初。しかし、初心者でも問題なくスムーズに乗車できるのか? を調査すべく、あえて下調べをせずに当日を迎えました。
東京駅の高速バス乗り場は9カ所! 20分前から電子掲示板をチェック
東京駅の「JR高速バスのりば」がある八重洲口は、JRの改札から1、2分で出ることができます。
乗り場は9カ所あるようなので場所をスマホで調べてみますが…、予約した便を確認しても情報が出てきません。
そこで駅員さんに乗り場がわからないと伝えると、「時間が近づいたら電子掲示板に表示されます。または、時刻表でも確認いただけます」とのこと。
どうやら確認を急ぎすぎて、まだ電子掲示板に表示される前だったようです。
さらに、高速バスは交通状況による遅延等が見込まれやすいため、20分前までは確定しないとの補足もいただきました。
そしてそれから数分後、駅員さんから聞いた通り、外の電子掲示板にバス便名と乗り場が表示されているのを確認しました。
また、バス乗り場のすぐ近くにある掲示板にも、同じくバス便情報が表示される模様。
「御殿場アウトレットはまだ表示されていないな」と思っていると、広告の部分が便の情報に切り替わり3つ目に表示されました。
東京駅を出発! 快適4列シートバスで御殿場アウトレットへ
そして、出発時刻の5分ほど前にバスに乗車しました。
客層は8割が海外旅行客、1割がカップル客、残り1割が単身客と、外国人旅行者の利用率がかなり高め。やっぱり富士山の見える御殿場は人気なんでしょうね。
では車内の様子を見ていきましょう。
コンセント・車内トイレ付きがうれしい4列シートバス
座席まわりには窮屈でない程度にスペースがあり、普通サイズの荷物なら足元にも置くことができます。
ノートPCを持ってきていたのですが、座席にはテーブルがなかったため使えず…。
ただ、予約時のバス情報には充電環境の記載がありませんでしたが、座席の横にはコンセントが付いていたのは嬉しいポイントでした。
また、このバスは車内トイレ付き。使ってみると、綺麗に管理されていて清潔感があります。
ドアの表裏には、「頭上注意」などを示すイラストで描かれた大きなシールが。外国人客が利用する際もわかりやすい表示になっているんですね。
御殿場アウトレット利用者はお得! クーポンがもらえる
その後、車内での注意事項などを告げる車内アナウンスのあと、御殿場アウトレットのパンフレットとクーポンシートが配られました。
クーポンは、一部対象外のお店もありますが、多くの店舗で利用できる割引などのお得な特典で、ツアーや高速バスの利用者のみに配布されるもの。
アウトレットでの買い物を目的に乗車する人が多いでしょうから、これをもらえるのはかなりお得ですね。
富士山の眺めが最高! 1人でも十分楽しめる、御殿場アウトレット
バスは特に渋滞なども無く順調に走り、約1時間半後、定刻通りの10:55に御殿場プレミアム・アウトレットに到着しました。
建物のデザインは統一されていて、いい雰囲気。
午前中はまだ人が少なく歩きやすかったので、お店の下見をしつつ先に1周してみることにしました。
やはりこの季節なので空気は冷たかったですが、日差しは暖かく、歩くのが気持ち良い天気でした。
評判通り、広くて店舗も多いので一人でも充分に楽しめます。
また、数年ぶりに近くで見る富士山はやっぱり大きくて、改めて感動しました。
フードコートのカフェテラスからも眺めることができるので、暖かい時期ならここでお茶をするのもいいですね。
富士山の眺めや、クーポンシートを活かしてショッピングを楽しんでいると、そうしているうちに日も落ちてきたので、バスの時間までカフェで休憩します。
帰りのバスは満席! 海外旅行客にも人気
帰り際、バス停の近くにはこのような待合室もありました。
ここでしばらく時間をつぶしていると帰りのバスが到着したので、乗車します。
帰りの便は、ひとつも空きがない完全な満席。そのほとんどが海外旅行客でした。
やはりみなさんここでたくさん買い物をしたようで、荷物が多く詰め込むのに時間がかかっているお客さんもいました。その影響で、乗車時間は出発時刻ギリギリに。
行きのバスとは逆で、座席には小さなテーブル付きで、コンセントは無し。
満席でしたが、約1時間半程度の乗車なら問題なく、快適に過ごすことができました。
まとめ
今回初めて高速バスを利用しましたが、電車や新幹線に乗ってるのと変わりなく過ごすことができ、また直結の便が多いので場所によってはむしろ時短になるとわかりました。
御殿場アウトレット行きのバス便に関しては、高速バスで交通費を安く抑えられる上に、クーポンまでついてくるのが魅力的。
山や木々も綺麗に見えるので、紅葉シーズンにまた来てみたいです。