ざっくり、こんな高速バス
- 山形から東京への便利でリーズナブルな移動手段
- 3列独立シート&背あてクッションでゆったりぐっすり
- 東京に早朝着だから、時間を有効に使える
山形~東京の高速バスは、便利でリーズナブルな移動手段
東北急行バスと山交バスが共同運行する「TOKYOサンライズ」は、山形県の北部・中央部~東京を結ぶバス。
山形内での乗車地と東京での下車地が多いため、最寄りのバス停から乗車して、行き先に合わせて下車地も選べるのが便利です。
「TOKYOサンライズ」の乗車地
21:30 新庄駅前
↓
21:45 舟形十字路
↓
22:05 尾花沢待合所
↓
22:25 村山駅前
↓
22:32 さくらんぼ東根駅前
↓
22:55 天童車庫前
↓
23:10 寒河江営業所
↓
23:45 山交バスターミナル
↓
23:55 山形県庁前
「TOKYOサンライズ」の下車地
05:40 浅草駅前
↓
05:55 上野駅前
↓
06:05 東京駅八重洲通り
↓
06:20 浜松町BT
乗車券は1ヵ月前から販売され、乗降場所によって料金が多少変わります。
今回私は、山交バスターミナルから乗車して東京駅八重洲通りで下車しました。席数限定の「早割5」で予約したので4,600円でしたが、通常でも6,000円です。
山形から東京へ行くなら、とってもリーズナブルな移動手段です。
山交バスターミナル近くで、夜行バス乗車前の腹ごしらえ
山交バスターミナルは、山形駅東口からメインストリートを東に歩いて7分ほどのところにあります。
今回乗車する「TOKYOサンライズ」は23:45発。時間があるので、出発前に地元の美味しいものをいただきました。
「十四代」という言葉に惹かれて、通り沿いにある「花膳」に入ります。
とりあえずビールとお通し。
地酒のことは店員さんに聞くのが一番。
辛口が好きだと伝えると、オススメの超辛口「ばくれん」を出されました。
香りはフルーティーで「これで辛口?」と思ったけれど、飲んでみるとスッキリ。料理の味を邪魔しない、しっかり辛口でした。
そして、山形と言えば「芋煮」。美味しかったです。
花膳
さて、お腹も満たされほろ酔いで、これならバスに乗ったらぐっすりだゎ。(飲み過ぎはいけません)
と、その前に、お茶とのど飴を買うため向かいのコンビニへ。バスの中は乾燥していて喉が乾くのです。
こちらのコンビニ、バスターミナルに一番近く忘れ物の調達にオススメなのですが、明かりが暗めで通り過ぎそうなので要注意です。
セブンイレブン 山形香澄町2丁目店
夜便の利用時は、山交バスターミナルの入り口に注意
コンビニで買い物したら、山交バスターミナルに向かいます。
!!!
お昼は通りからビル内を抜けてバスターミナルに行けるのですが、夜なので閉鎖されているようです。
22時には閉鎖されるので、夜便の利用者は要注意です。
回り込んで、バスターミナル専用の入り口へ。
東京行きは3番のりばです。
3列独立シート&背あてクッションでゆったりぐっすり「TOKYOサンライズ」
悪天候だったので、到着が遅れるかと思ったのですが、通常どおり10分前にはバスが来ました。
「TOKYOサンライズ」は東北急行バスと山交バスの2社が運行しています。今回乗車のバスは東北急行バスでした。
山交バスターミナルからの乗車は6人。大きめの荷物をトランクルームに預けます。
トランクルームへ預ける荷物は一人につき、1個程度となっています。長さの総和が1m以内、重さが10kg以内、容量は0.3㎥以内です。
既にたくさん入っていたので全部入るか心配になりましたが、しっかり収まりました。
では、バスに乗車します。
山交バスターミナルより前の乗車地からたくさんの方が乗っていたようで、ほぼ満席。みなさんカーテンを閉めています。
「TOKYOサンライズ」は3列独立シートで、私の座席は中央列のB7。
座席には背あてクッション(シートと同じカバーなので分かりにくいですが厚さは薄く小さめです)とブランケットがありました。
しばらく走った後、古関PAで15分ほど休憩がありました。車内にトイレがあるため、サービスエリアでの休憩はこの1回のみ。
バス前方に出発時間が表示されます。12:40発車です。
実は、席のまわりにコンセントが見当たらなかったので、この休憩中に運転手さんに聞いてみました。
すると、通常のバスは2週間前から修理に出していて、このバスは旧タイプのため、8番より後ろの座席にしかコンセントがついていないとのこと。
「えーーー!!!」
私は7番だったので、あとひとつ後ろだったら…。しかもスマホのバッテリーを見ると残量26%…。なんとか東京までは持ちそうか。
そして、休憩から戻ったあとは、本格的に眠ることに。
後ろの人に声をかけると良い方で、最大限にシートを倒すことができました。
3列独立シートなので隣を気にすることなく、靴を脱いでフットレスト、レッグレストを使いゆったり。さらに、エアー枕と背あてクッションも使い、快適に眠りにつきました。
早朝着なら東京を1日中楽しめる! 時間を有効に使える移動手段
山交バスターミナルから東京八重洲通りまでの乗車時間は6時間20分。
東京には6:05着の予定でしたが、それよりも10分早く到着しました。
到着は「TOKYOサンライズ」山形行きの乗り場と同じです。
バス停から数分歩き、東京駅が見えてきました。
東京駅に到着するバスに乗るときは「東京VIPラウンジ」を使うこともありますが、今回は東京駅構内のトイレで身仕度を整えました。
「TOKYOサンライズ」は、新幹線に比べるとリーズナブルで、夜間に移動して時間を有効に利用出来ること、早朝に到着することなどから利用する人が多いです。(新幹線の場合、始発に乗っても東京着は9:12)
夜行バスの場合はしっかり眠れるかどうかが心配かもしれませんが、3列独立シートなら隣に気を遣わずに済みますし、快適に過ごせますよ。私は朝までぐっすりでした!