ざっくり、2種類のシートの違いは?
- プレミアムシートは幅広で、半個室の豪華なスペック
- 3列シートはカーテンつきでプライバシーを保てる
- 予約時は座席番号を指定してより快適に!
目次
「サウスウェーブ号」プレミアムシートのスペック解説
それでは、プレミアムシートから紹介していきますね。「サウスウェーブ号」に乗車すると、最前列の左右にカーテンと壁で覆われた座席があります。こちらがプレミアムシートの空間です。
プレミアムシートは別料金が必要とのこと。運賃に1,000円追加すると座れるシートは、どんなスペックなのでしょう…?
座席を覗くと、今まで見たこともないくらいに豪華なシートがありました! シート幅は約60cm、座席を倒すと約156度もリクライニングします。また、シートには上下可動式のヘッドレスト、厚手のブランケットが用意されています。
レッグレストは、ほぼ水平になるくらいまで引き出せますよ。
フットレストはありませんが、足を載せられるオットマンがあります。中が空洞になっているので、こちらに靴を収納しましょう。
シートに横になってみました。深くリクライニングするので、すぐに眠りに落ちそうになるほど快適です…! 座席前方にはメッシュポケットに荷物をかけるフック、ドリンクホルダーがあります。
プレミアムシートの後方はカーテンで区切られており、シートを最大限倒しても後部座席のスペースを圧迫しない造りになっているので、気を使わないで済みますよ。
アームレストには、小型のテーブルが収納されています。
アームレスト下部にはコンセントがあり、スマホの充電ができますよ。
このように快適すぎるプレミアムシート、リピーターが多いこと、1台につき2席しかないことから真っ先に予約が埋まっていくそうです。確かにこのスペックは、頑張って予約を取り、一度は乗ってみたくなります!
■サウスウェーブ号(プレミアムシート)の運行情報
リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金を確認できます。
※2020年1月時点で運行されている路線です
「サウスウェーブ号」3列独立シートのスペックって?
次に、3列独立シートを紹介しますね。プレミアムシートから奥に進むと3列独立シートが17席並んでおり、一番奥の1列のみ4席になっています。
こちらが3列独立シートです。窓には厚手のカーテン、前方座席にはメッシュポケットと荷物をかけるフック、ドリンクホルダー、フットレストがあります。
座席を倒すと約153度もリクライニングします。前方座席を倒しても窮屈さを感じない、ゆったり設計が嬉しい!
ヘッドレストは上下可動式で、好みの位置に調整できますよ。
各座席に、厚手のブランケットがあります。
3列独立シートは、窓側席は通路側にカーテンが。通路席には両側にカーテンがあり、就寝中のプライバシーを保てます。
窓側席のカーテンを閉めると周りの目が気にならなくなるので、安心して寝支度を整えられますよ。
アームレスト下部にはコンセントがあり、携帯を充電できます。
プレミアムシートの後方にある2席は、プレミアムシートの乗客が座席をリクライニングさせてもスペースを圧迫しない造りなので、より広々とした空間になります。通路席である2Bを挟んだ隣にある、2Cの席も同様ですので2A、2Cは、3列独立シートの中では一番快適なシートだと言えるでしょう。
最後尾のシートもご紹介!
最後尾は3列シートと同様の、幅約45cmのシートが横に4席並んでいます。
シート間を区切る通路はありませんが、各シートはカーテンで区切ることができますよ。
■サウスウェーブ号(3列独立シート)の運行情報
リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金を確認できます。
※2020年1月時点で運行されている路線です
全シートの共有設備は?
全シートの共有設備も紹介していきますね。バスの中央部には、トイレがあります。
「サウスウェーブ号」は無料Wi-Fiを搭載しています。接続方法は、メッシュポケットに入っている説明書きを参照してくださいね。
「サウスウェーブ号」予約時に指定すべきシートは!?
以上、「サウスウェーブ号」の2種類のシートについて紹介しました。各シートをじっくり観察してきた私から、予約時に指定すべき座席をおすすめ順に紹介すると、こうなります!
プレミアムシート>3列独立シートの2A、2C>他の3列独立シート>4列シート
なんといっても、1,000円追加で座れるプレミアムシートは体験してみる価値あり! 2番目は、3列独立シートの中でも専有スペースが一際広い2A、2Cがおすすめです! とはいえ、他のシートでも快適に移動できます。
予約の際の参考にしてみてくださいね。予約サイトによっては、座席指定ができない場合があるのでご注意ください。
※他のバス会社と共同運行しているため、乗車日によって車両が異なります。
※繁忙期などの増発便、車両の整備点検により異なる車両タイプの運行となる場合があります。
(為平千寿香)