
ざっくり、こんなバス
- 2人掛け4列シート
- 充電用のコンセントにトイレ、Wi-Fiありで至れり尽くせり
- 長野の飯田・駒ヶ根・伊那エリアと各地を結ぶ路線で運行
まず、車両の外観から紹介していきますね。
車両の外観は、白地に青いラインです。左右に「Highway Express INA BUS」と書かれています。

乗車口のある右側面には、荷物を収納するトランクがあります。

車両後方にも「Highway Express」と書かれていますよ。

次に、シート周りの設備を紹介しますね。入口近くには、消毒スプレーが設置してありましたよ。

シートは左右に2人掛け、奥に9列の36席です。そのうちの4席が女性専用シートになっています。最後尾にはトイレがありますよ。

シートは落ち着いた配色で、ヘッドレストには白いカバーがかかっています。

シートは約120度、リクライニングできます。足元には靴を脱いで足を乗せるタイプのフットレストつきです。

各座席に、充電用のコンセントがついています。窓側席には、窓側の壁沿いに。通路席には右手のアームレストの下にコンセントがありますよ。

シートに着席してみました。膝から前の席まで、約20cmとゆったりとした作りです。シートポケットにはエチケット袋、ビニール袋、Wi-Fi接続用の手順書が入っていましたよ。


テーブルを引き出してみました。サイズ感は15cm×30cmといったところ。

カーテンはグレーにブロンズカラーの模様が入った、シックなデザインです。昼行便の車両ですので遮光ではありませんが、直射日光を遮るには十分な厚さでしたよ。

頭上には空調と読書灯があります。

降車時には頭上にあるボタンを押し、運転士さんに降車を知らせます。

頭上にある荷物入れは、約17cmです。こちらに収まらない大きな荷物は、トランクに収納してもらいましょう。

車両最後尾の、正面から向かって左側に非常口があります。いざという時には、こちらを利用して車外へ!

車両後方には、ゆったりと使えるトイレがあります。カーテンを開けると、車両後方が見えて開放感があります。

洗面台に荷物を置けるスペースもあるので、身繕いするのにとても便利そうだと感じました。

トイレを利用すると車両前方上部にサインが出て、利用中であるとわかるようになっています。

伊那バスの高速バス車両は、4列シートではあるものの、高速バスユーザーが求める設備が全て揃っている印象。実際に私も「箕輪・伊那~名古屋線」を利用したのですが、目的地到着の際には「もう少し乗っていたい…」と思うくらい快適でした。
各地から長野県駒ヶ根市・伊那市方面に移動を考えている方は是非、利用してみてくださいね。
■運行路線
※リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金が確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください
※共同運行会社のバス便も含みます
※2024年6月時点で運行している車両です
※取材協力:伊那バス
(為平千寿香)