高速バスで移動するとき、通常なら目的地に直行できる便を探しますよね。ですが交通費の節約をしたいなら、乗り換えて移動した方が安くなることも…！ また、乗り換えることで降車地の選択肢が増え、より便利に移動できる場合もあります。
そこで「バス比較なび」で、乗り換え便を探す人はどんな路線を利用しているのか調査しました。
お得＆便利なおすすめ路線ベスト5をご紹介！
調査概要
第5位：岡山行き（乗り換え：大阪）
東京～岡山間の乗り換えは、安くなることはもちろん、降車地の幅が広がるため利用されています。津山方面へ行く場合、直行便なら津山駅と津山パーキングの2つから降車地を選べますが、大阪から乗り換えれば津山ICや津山北バスストップへ行く便もあります。
車でないとアクセスが難しい停留所に停車するのが、人気の理由なのかもしれません。
東京～津山駅のアクセス情報
| 高速バス（直行便） | 高速バス（乗換便） | |
|---|---|---|
| 乗換回数 | 0回 | 1回 |
| 料金 | 7,000円～ | 5,200円～ |
| 所要時間 | 約8時間50分 | 約11時間45分 |
※2018年12月調べ。1月以降の通常期はさらに安くなります。
第4位：広島行き（乗り換え：大阪）
東京～広島間の乗り換えは、直行便が運行されていない三次・安芸高田方面で多く利用されています。直行便で三次駅へ行く場合は、広島駅で電車やバスに乗り継ぐ必要があります。なので、1回の乗り換えですむ大阪で乗り継ぐ人が多いようです。
運賃もさほど変わらないなら、楽に移動できる方が良いですよね。
東京～三次駅のアクセス情報
| 高速バス（直行便） | 高速バス（乗換便） | |
|---|---|---|
| 乗換回数 | 2回 | 1回 |
| 所要時間 | 約6時間40分 | 約9時間30分 |
| 料金 | 7,490円～ | 7,600円～ |
※2018年12月調べ。1月以降の通常期はさらに安くなります。
※直行便の料金は、電車・バスへの乗り換え運賃も含みます。
第3位：京都行き（乗り換え：名古屋）
3位は、名古屋乗り換えの京都行きです。所要時間は直行便と比べて長くなりますが、昼行便を2本乗り継げば、早くて夕方には京都へ到着できます。夜行バスでは眠れない、という方は乗り換えて日中にのんびり移動するのも良いですね。
料金は時期にもよりますが、直行便より安く利用できることもあります。
東京～京都駅のアクセス情報
| 高速バス（直行便） | 高速バス（乗換便） | |
|---|---|---|
| 乗換回数 | 0回 | 1回 |
| 所要時間 | 約7時間10分 | 約9時間5分 |
| 料金 | 3,980円～ | 3,340円～ |
※2018年12月調べ。1月以降の通常期はさらに安くなります。
第2位：大阪（乗り換え：名古屋）
2位は大阪行きの高速バスです。東京～大阪間の直行便は、最も便数が多い人気路線。安いときは1,900円の格安バスも運行しているので、たくさんの方に利用されています。しかし、格安バスは人気なので、予約が埋まってしまうことも…。そんなときに、乗り換えを利用する方が多いようです。
年末年始やGWなどの繁忙期は、乗り換えることで安くなる場合もあるので、どちらの便もチェックすることをおすすめします。
東京～大阪のアクセス情報
| 高速バス（直行便） | 高速バス（乗換便） | |
|---|---|---|
| 乗換回数 | 0回 | 1回 |
| 所要時間 | 約7時間10分 | 約9時間5分 |
| 料金 | 3,980円～ | 3,340円～ |
※2018年12月調べ。1月以降の通常期はさらに安くなります。
第1位：福岡行き（乗り換え：京都・大阪）
バス比較なびで検索されている中で、最もお得なのが福岡行きの乗り換え！
東京～福岡の直行便は、現在「オリオンバス」と西鉄バスの「はかた号」が運行しています。オリオンバスは、”日本最長距離を走る高速バス”としても知られています。
しかし、交通費を節約したい！ という方は、京都か大阪で乗り換えているようです。東京～大阪間を昼行便で、大阪～博多間を夜行便で移動するため1日がかりですが、その分運賃もお得です。
東京～博多のアクセス情報
| 高速バス（直行便） | 高速バス（乗換便） | |
|---|---|---|
| 乗換回数 | 0回 | 1回 |
| 所要時間 | 約15時間50分 | 約18時間50分 |
| 料金 | 12,000円～ | 8,700円～ |
※2018年12月調べ。1月以降の通常期はさらに安くなります。
乗り換え便は簡単に調べられる！
『乗り換えって、いろんなバス会社のサイトを見ないといけないから面倒くさいでしょ？』
と、思っているそこのあなた！！
「バス比較なび」で検索してみてはいかがでしょうか？ 直行するパターンと乗り換えるパターンのどちらのバス便も簡単に検索できます。ただし、予約自体はバス会社の公式サイトや予約サイトで行なうことになります。
検索方法は簡単で、まずは出発地と到着地を設定。検索一覧では、直行便か乗り換えを選べるようになっています。【乗り換え】ページでは、乗り換え時間を1時間以内～23時間以内まで選択可能。（デフォルトは3時間の検索結果が表示されます）
乗り換えに何時間も待ちたくない、という方は1時間以内を選択してください。時間にゆとりがある人は23時間以内にすると、より運賃の安い便が見つかる可能性も！
バス便はこのように表示されます。乗り換えを含めた料金と所要時間がチェックできるので、直行便と比較がしやすいですね。
乗り換え便を利用すると、目的地の幅が広がることがわかりますね。
旅の計画を立てるときは、直行便はもちろん乗り換え便もチェックしてみてはいかがでしょうか？
（バスとりっぷ編集部）
