東京から京都の実家に帰省するため、高速バスを利用してみました。
乗車したのは、さくら観光の高速バス「キラキラ号」。朝にバスタ新宿を出発し、夕方に京都駅に到着する昼便のバスです。
運賃は相場が高くなる金曜日でも3,600円(割引価格)と格安でしたが、結論から言うと「安さと快適性どちらも捨てられない!」という人にはちょうど良いバランスのバスだと思います!
では、乗車した様子などをご紹介していきましょうー
お土産を買うなら、新宿駅構内かバスタのファミマが便利
と、その前に。帰省する際には、家族や地元の友達向けにお土産を買っていく人も多いのではないでしょうか?
バスタ新宿を利用する人なら、お土産の購入は「JR新宿駅構内」か「バスタ新宿内のファミリーマート」が便利です。
駅構内の新南改札近くには、土産屋さんがいくつか集まっています。今回は、この中にある店舗で人気ナンバーワンとなっていた「しろくまの輪」というバームクーヘンを購入。
また、バスタ新宿の4Fにあるファミリーマートでは、「東京ばな奈」のほか数種類の土産が販売されていました。乗車直前でも購入できるのでこれは便利。
時間がないときや土産買うの忘れてた! というときは、とりあえずバスタのファミマに駆け込めばOKでしょう。
赤色が目立つ個性的なデザイン! 「キラキラ号」に乗車
JR新宿駅の新南改札を出たら、バスタ新宿まではすぐ。
「高速バス」の案内表示にしたがってエスカレーターで4Fに上がると到着です。
まずは、入ってすぐのインフォメーション近くにバス便の案内表示があるので、自分の乗車するバスの乗り場をチェック。今回は「D11」から出発するようです。
外はかなり寒かったのでしばらく待合室で待機した後、出発時刻の10分ほど前に乗り場に行ってみました。すると、すでにバスは到着。
赤色の目立ちやすい車体にコミカルなキャラクターがデザインされていて良い感じ。名前の通りキラキラの星も描かれていますね。
さっそく乗ってみましょう!
大柄男性でも足を伸ばせるゆったり4列シート&豪華トイレ付き
今回乗車したキラキラ号のスペックはこんな感じ↓
運賃 | 3,600円(金曜日/割引価格) |
---|---|
シートタイプ | 4列シート |
前後の間隔 | 約100cm |
リクライニング | 最大角約140° |
主な車内装備 | コンセント、Wi-Fi(車両による)、トイレ |
前後のシートの間隔が約100cmというのは、一般的な4列シートに比べると広い作りだと思います。
実際、身長が180cm近くある僕がしっかり足を伸ばせるほどスペースには余裕がありました。小柄な女性であればゆったり使えるはず。
その他、各シートにはテーブル、ブランケット、コンセントと最低限ほしい装備はそろっています。
1点少し残念だったのは、Wi-Fiが使えなかったこと。同じキラキラ号でもWi-Fiを完備している車両としていない車両があるようですね。
あとこのバスで特徴的なのが、車内トイレがかなり豪華だったこと。
車内最後尾にあるため、席が前方の場合は少し行きづらさがあるものの、バスの中のトイレとは思えないような広さと綺麗さです。高速バスのトイレというと狭いものを想像していたので、驚きでした…!
独立洗面台に鏡も付いているので、女性の場合は簡単にメイク直しすることもできそう。
3回の休憩をはさみ、京都まで約8時間半の走行
バスは8:40定刻にバスタ新宿を出発。
まず最初に、休憩が3回あることなど走行ルートについて説明するアナウンスがありました。最初の休憩場所で運転手さんの交代も行われるようです。
行程と予定時刻は以下の通り↓
僕が乗車するバスタ新宿から京都駅までの区間は約8時間半です。
▼8:40 バスタ新宿出発
▼9:50 横浜シティエアターミナル
▼休憩1 海老名SA
▼休憩2 浜松SA
▼休憩3 土山SA
▼17:15 京都駅到着
▼18:10 梅田駅到着
▼18:40 難波到着
10:40 海老名SA
横浜シティエアターミナルで乗客を数名乗せたあと約1時間走り、最初の休憩場所である海老名SAに到着。
ここは日本一大きいサービスエリアといわれるだけあって、飲食店や土産屋もかなり充実。外にも美味しそうな屋台のお店がたくさん並んでいて活気があります。
お昼にはまだ少し時間が早いけど、ここで食べ歩きしてみるのも楽しいと思います!
13:00 浜松SA
次にお昼過ぎに到着した浜松SAで30分の休憩。
ここも館内は広く、フードコートや土産屋も賑わっていました。
15:40 土山SA
最後の休憩は滋賀県の土山SA。
海老名、浜松に比べると若干寂しい雰囲気もあったものの、ここもわりと広めのサービスエリアです。
17:05 京都駅到着
そして、予定よりも少し早く、京都駅に到着。八条口の前の通りで降車しました。
この後、バスは梅田→終点の難波まで続けて走ります。
昼便の高速バスは、ひとりでの過ごし方に困らない人なら長時間でも余裕
ちなみに昼便の高速バスの場合、長時間の乗車中に何をして過ごしていいか迷う人もいるようですが、今回は
・読書
・ゲーム
・ネット(スマホ)
・PC作業
などをして過ごしました。
僕はバスではなかなか寝られないので昼寝はしませんでしたが、休憩のタイミングでやることを変えながら過ごしていると、約8時間半の乗車も全然長く感じませんでした。
本を読んだり動画を見たり、ひとりで時間を過ごすのにも困らない、むしろ楽しめる、という人なら、昼便はある意味時間を有効に使うこともできるのでおすすめです。
スマホやタブレットで映画などを見たいという人は、前もってダウンロードしておくとスムーズですね。
「キラキラ号」はこんな人におすすめ!
今回乗ってみてわかったキラキラ号の良さは、運賃の安い4列シートでありながら、座席周りのスペースが広めにとられていたり車内に綺麗なトイレが付いていたり、快適性も十分高いこと。
「移動費(運賃)は安く抑えたいけど、車内設備や快適性にもある程度こだわりたい」という人にはぴったりの車両だと思います。
特にある程度長時間の乗車になると、車内での快適性は重要なポイントになります!