冷凍食品は山を登っている間に自然解凍されるので、調理時間をグッと短くできる便利な食品！料理が苦手な方や、山頂でくつろぐ時間を確保したい方にとって、まさに救世主的な存在です。
様々な種類がある冷凍食品の中でも、今回注目するのは冷凍タイプのたこ焼き。
電子レンジで温めた後、ソースやマヨネーズをかけて召し上がるのが一般的な食べ方ですが、ほんのひと手間かけることで登山仲間も大喜びの変わり種メニューにアレンジすることができますよ♪
こちらでは登山飯に最適な、冷凍たこ焼きを使ったおすすめのレシピついて3種類ご紹介します。
冷凍たこ焼きを使って、登山飯の可能性を更に広げてみませんか？
ジュワッと溢れ出す美味しさ。『冷凍たこ焼きの豚肉巻き』
たこ焼きをお肉で丸ごと包み込んだ、わんぱくな一品！冷凍たこ焼きの豚肉巻きのレシピです。
お肉の表面に馴染ませるメイン調味料は焼き肉のタレ以外にも麺つゆ、ぽん酢などもおすすめです。
～冷凍たこ焼きの豚肉巻きの作り方(2人前)～
＜材料＞
・冷凍たこ焼き 12個
・豚バラ薄切り肉 200g
・焼肉のタレ 大さじ3
・片栗粉 大さじ2
・おろしにんにく 小さじ1/2
・塩胡椒、ごま油 各適量
＜作り方＞
(1)自然解凍済みのたこ焼きを豚バラ薄切り肉で巻いていきます。
(2)1の表面に塩胡椒→片栗粉の順番でまぶします。
(3)スキレットにごま油を熱し、2の巻き終わりを下にして加熱します。
(4)お肉に焼き色がついてきたら、おろしにんにくと焼き肉のタレを加えます。
(5)味がしっかり馴染んだら、お好みで刻み葱や紅生姜等をトッピングして完成です。
ひと口サイズで食べやすい。
濃厚クリーミー♪『たこ焼きのカルボナーラグラタン』
マカロニと具材の代わりにたこ焼き、更にはホワイトソースの代わりに市販のカルボナーラソースを使った簡単×時短レシピです。
グラタンは意外と手間がかかるため、登山等のアウトドアシーンでは作らないという方が多いかと思いますが、こちらのレシピであれば10分以内でパパッと仕上がります。
～たこ焼きのカルボナーラグラタンの作り方(2人前)～
＜材料＞
・たこ焼き 8個
・市販のカルボナーラソース 1袋
・バター 小さじ2
・ピザ用チーズ 40g
・乾燥パセリ 適量
＜作り方＞
(1)スキレットにバターを熱し、自然解凍済みのたこ焼きを加えます。
(2)たこ焼きの表面がカリッとなるまで加熱したらカルボナーラソースを加えます。
(3)ひと煮立ちさせ、ピザ用チーズを投入します。
(4)チーズがとろけたら乾燥パセリを散らして完成です。
和と洋を融合させた新感覚グラタン。
ホッと身体に染み渡る。『明石焼き風鍋』
個包装になっていて、持ち運びに便利なお吸い物の素は登山に最適な調味料の一つ。お吸い物としてはもちろん、炊き込みご飯や炒め物、パスタなど様々なメニューに応用することが可能です。
今回は冷凍たこ焼きを明石焼きのようにあっさりと食べられる、アレンジ鍋の調味料として取り入れてみました！
～明石焼き風鍋の作り方(2人前)～
＜材料＞
・冷凍たこ焼き 10～12個
・三つ葉 1/2束
・刻み海苔 適量
・水 2カップ
・吸い物の素 2袋
＜作り方＞
(1)三つ葉はキッチンバサミ等で2～3cm程度の長さにカットしておきます。
(2)クッカー等の調理器具に水を注ぎ入れ、強火にかけます。
(3)沸騰してきたら中火に切り替え、自然解凍済みのたこ焼き・1の三つ葉・吸い物の素を加えます。
(4)三つ葉に火が通ったら刻み海苔を散らして完成です。
まだまだ肌寒い、今の時期にぴったり。
たこ焼きにはエネルギーの源となる炭水化物とたんぱく質が同時に含まれていることから、一つ一つのサイズは小さいながらも登山中の強い味方です。
今回ご紹介したアレンジメニューだけでなく、自宅で温めたものをタッパーに入れておけば行動食としても役立ちますので是非上手く活用してみて下さいね。
たこ焼きパワーで帰り道も元気全開★
