皆さん、こんにちは!岸本慎太郎です。9月は防災月間ということで虎ノ門にある気象庁の気象科学館に行ってきました。今回は気象庁の予報官になりきって挑戦するクイズを体験したり、普段は絶対に見られないアレを見てきたり・・・。気象のことにもっと興味を持ってもらえそうなものがたくさん展示してありましたのでご紹介します。
気象予報士から予報官に!?クイズに挑戦!
気象庁の予報官になりきってお天気や予報に関するクイズに答える「ウェザーミッション」を体験しました!気象予報士として不正解は避けたいところ・・・!
最初は「一時間に10ミリの降水量とはどういう意味でしょうか?」という問題でした。
① 10mm(ミリメートル)の雨粒
② 10ml(ミリリットル)の量の雨
③ 10mmの深さの雨
④ 10mg(ミリグラム)の重さの雨粒
・・・どれだかわかりますか?雨だから10ml(ミリリットル)と思いがちですが、正解は10mmの深さの雨。気象予報士の試験勉強でも最初のほうに覚えることです。
徐々にレベルが上がっていって、いよいよ最後の問題。正解発表のときはクイズ番組のような緊張感がありました。結果は・・・全問正解!気象予報士としてのプライドを守ることができました!
お天気マニアにはたまらない!めったにお目にかかれないアレとは・・・!
「ミニアメダス」のコーナーでは、普段なかなか間近では見ることができないアメダスの観測所で実際に使われている機械たちが展示されています。
僕も初めて見るものばかりで、とても魅力的でした!中でも面白かったのは、レーザー式の積雪計でした。高いところからレーザーを発射し、跳ね返ってくるまでの時間の違いで積もっている雪の高さを計測するのですが、レーザーの下に立つと身長が測れるんです!ちゃんと正確な数字が出てきました。
アメダスの情報はtenki.jpでも!
アメダスの機器で観測した降水量や気温などはtenki.jpでいつでも見ることができます。
例えば、「5mmの雨」と言われてもなかなかイメージしにくいですが、雨が降ったときにアメダスの降水量を確認しておけば、大体のイメージがつかめると思います。
ちなみに5mmの雨は、僕的には「朝降っていたら学校や仕事に行きたくないな」くらいの量です。自分なりの降水量の基準を見つけておくと天気予報もわかりやすくなるのでおススメです!
動画解説:岸本 慎太郎