ゴルフには団体戦の競技もあり、その一つがペアマッチです。ダブルスは競技大会も多く行われているメジャーなプレー方式となっています。
今回はゴルフのペアマッチの基本ルールや、スコアカードの書き方、ペアマッチのメリットなどを徹底紹介!ストロークプレーとは違ったゴルフを楽しみたい人は必見です。
ペアマッチ(ダブルス)とストロークプレーの違い
ゴルフのペアマッチはダブルスとも呼ばれるプレー方式です。テニスやバドミントンのダブルスのように、2人1組でプレーを行います。ペアマッチの場合、基本的にはマッチプレーです。マッチプレーとは、各ホールで競い合うプレー方式で、少ない打数でホールアウトした回数が多い人が勝者となります。
プロの試合でよく見るストロークプレーは、18ホールのトータルスコアを競うプレー方式です。一般的なゴルフのプレー方式はこのストロークプレーになります。マッチプレーの場合、トータルスコアで勝っているとしても、18ホール中8ホールしか勝てていなければ、トータルスコアに関係なく負けてしまいます。
ホールごとに勝ち負けを決めていくので、長期的に集中力を保てなくても勝てる可能性が十分にあるのがポイントです。
ゴルフのペアマッチの基本ルール
ゴルフのペアマッチの基本ルールは、フォーボールとフォーサムがあります。どちらのルールを選んでも構いませんが、どちらのルールでプレーするのか混同しないようにしましょう。
■フォーボール
ペアマッチで最もポピュラーなルールがフォーボールです。フォーボールは同じチームの2人が打ったボールのうち、結果のいい方のボールで競います。結果のいい方のボールはベストボールと呼ばれますので、フォーボールでペアマッチをするときは覚えておきましょう。
例えば1組目の二人がどちらもパーで、2組目はボギーとバーディーを出した場合、フォーボールではベストボールを選ぶので、ボギーを叩いている人がいても2組目が勝ちとなります。
また、アマチュアがペアマッチでプレーをするときは、このフォーボールのルールを指していることが多いです。自分がミスしても、ペアの相手に影響が出ることはありませんから、初心者でも気軽に楽しめます。
■フォーサム
フォーサムはオルタネート・ショット・フォーマットとも呼ばれるルールで、同じチームの人が交互にボールを打ちます。相手がいいボールを打っても、自分がミスしてしまうとスコアに響きますから、メンタルコントロールも必要で、よりスリリングなプレーができます。
フォーボールや一人で行うプレーでは感じられない緊張感がありますが、協力してベストスコアを出せたときには他のプレー方式では感じられない達成感が味わえるでしょう。
スコアカードの書き方
ペアマッチでスコアカードを書くときは、スコアカードに自分たちのペアのスコアだけではなく、相手ペアのスコアを記入していきます。相手ペアのスコアを書くのは、スコアカードにあるTEAM SCOREという欄です。
自分たちのペアのスコアは相手ペアが書き込んでくれますが、スコアカードの折り返し部分に自分たちのスコアが記入できるようになっていますので、間違いがないようにスコアを書いておきましょう。
ペアマッチではティーショットを一人最低7回採用しなければなりません。プレーヤーの名前の横に欄がありますので、ホール番号の下に採用されたティーショットをカウントして書き込みます。
ペアマッチのメリット
ペアマッチは一人ひとりがプレーする方式にはないメリットがあります。どのようなメリットがあるのか知っておきましょう。
■ハイスコアが出やすい
ペアマッチの場合、自分がミスしてしまっても相手がカバーしてくれればいいスコアが出せます。お互いの苦手なショットを補いながらプレーできるので、普段は出ないようなスコアが出せる可能性も高いです。
■上達しやすい
自分のショットがペアのスコアに影響するペアマッチは、程よい緊張感があるのでショットに集中しやすいです。1打1打を大事にできるため、上達する可能性が高くなります。
スコアが伸び悩んでいるゴルファーにもペアマッチはおすすめ
ゴルフをどれだけ練習してもなかなかスコアが伸びないという人、ストロークプレーに飽きてしまったという人には、ペアマッチでのゴルフがおすすめです。ペアマッチでプレーすることにより、ゴルフの楽しさが再確認できますし、上達する可能性が高くなり、ストロークプレーでもいいスコアが出せる可能性があります。
仲間とワイワイ楽しむゴルフはもちろん、ダブルデートにも最適なので、ぜひペアマッチに挑戦してみましょう。
ペアマッチでもストロークプレーでも、ゴルフのラウンドをするときは天気が気になりますよね。tenki.jpの全国のゴルフ場の天気なら、ゴルフ場の天気がピンポイントでわかります。自然を相手にするゴルフは天気を味方につけることも大切です。風速や風向きもわかる天気予報をチェックして、ゴルフのプレーにも活かしてみてください。