まだまだ寒いこの季節…日差しの力強さからは春が迫っているのを少しずつ感じられるようになってきました。スーパーのお野菜コーナーでは、春に旬を迎えるふきのとうや菜の花、スナップえんどうなど様々な春野菜が出回ってきましたね!「春の皿には苦みを盛れ」ということわざがあるそうです。春野菜の効能や簡単レシピをご紹介します。
「春の皿には苦みを盛れ」って?
ふきのとうや菜の花、たけのこなどの春に芽吹く野菜には苦味やえぐみが多く含まれています。
この苦味やえぐみはポリフェノール類などによるもので、新陳代謝を活性化させる作用があり、体から老廃物を排出させる作用があります。
「春の皿には苦みを盛れ」というのは、古くからのことわざの1つですが、このような春野菜を積極的に摂取して、冬の間に「寒さ」や「運動不足」などで、代謝が落ちてしまった体をリセットしよう!という現代の理論にも当てはまるのです。
ここで、旬の春野菜を使った簡単レシピを3品ご紹介します。
参考資料
・NPO日本食育インストラクター協会認定 食材図鑑
レシピ① スナップえんどうの出汁煮
〇材料(2人分)
スナップえんどう 100g
出し汁 200mⅼ
鰹節 適量
〇作り方
スナップえんどうは筋を取ります
鍋にスナップえんどうと出し汁を入れて、煮立てやわらかくなったら出来上がりです。
出来上がりに、鰹節を適量のせるとより美味しくなります。簡単にできて副菜で食卓が一気に春らしくなりますね。
レシピ② 菜の花とたけのこと桜えびで春色簡単パスタ
〇材料(1人分)
オリーブオイル 大さじ1
コンソメキューブ 1個
スパゲティ 80g
菜の花 60g
アスパラガス 1本
たけのこ水煮 60g
新たまねぎ 1/4個
黄色パプリカ 1/4個
桜えび 適量
粗びきブラックペッパー 適量
〇作り方
スパゲティは1分短めに茹でます。ゆで汁は50gぐらいとっておき、コンソメを溶かしておきます。
菜の花、アスパラを茹でて適当な長さに切っておきます。
フライパンにオリーブ油を熱し、たけのこを両面焼きます。
少々焼き目がついたら、食べやすい大きさに切った新玉ねぎ、パプリカを入れてサッと炒めます。
スパゲティ、コンソメを加えたゆで汁、茹でた菜の花とアスパラを加えて手早く炒め合わせます。
皿に盛り、桜えび、粗びきブラックペッパーを適量振り、出来上がりです。
ピンク色や黄色が入ると、一気に春らしいカラーになって一層美味しく感じられますよ。
レシピ③ そら豆と新玉ねぎと海老の中華炒め
〇材料(2人分)
ごま油 大さじ1
剥き海老 150g
そら豆 8さや
新玉ねぎ 1/4個
にんにく 1かけ
鶏がらスープ 小さじ1
〇作り方
そら豆をさやから取り出し、薄皮がついたまま、2分ほど塩茹でします。茹でたあとに薄皮を剥きます。
玉ねぎは乱切りに、にんにくはみじん切りにしておきます。
海老は水洗いし、キッチンペーパーで水気をふき取っておきます。
フライパンにごま油を熱し、にんにくを入れて香りがたってきたら、海老と玉ねぎを加えて炒めます。
火が通ったら、そら豆と鶏がらスープを加えて、サッと炒め合わせてできあがりです。
海老は殻付きも見た目が華やかになりますが、剥き海老を使うと時短でき、簡単に作ることができますよ。
ササっと簡単にできる春野菜レシピで冬の身体をリセットして春を迎えましょう!