冬のファッション小物は、寒さ対策になるのはもちろん、コーディネートにアクセントを加えてくれる一石二鳥のアイテムです。ファッション小物とひとことに言ってもいろいろな種類がありますので、自分の好みやコーディネートとの相性、その日の天気や気温などに合ったものを上手に採り入れてみましょう。
今回は、持っておくと役に立つ冬のファッション小物を厳選してご紹介します。
冬に活躍するファッション小物7選
冬コーデに彩りを添えつつ、寒さ対策にもなる便利なファッション小物を7つご紹介します。
■1. マフラー
マフラーは首元の冷えを予防してくれる定番小物の一つです。デザインや色、柄ともにバリエーションが豊富な上、同じアイテムでも巻き方を変えるだけで印象ががらりと変わるので、どんなファッションにも合わせやすいところが魅力です。全体的に細長い形をしているので、折りたたむとコンパクトになり、持ち運びにも便利です。
■2. ストール
生地が薄めで、大判サイズのものが多いストールは、マフラーと同じように首に巻いてもいいですし、肩掛けとしても活用できる一人二役のアイテムです。マフラーは寒い季節限定のアイテムですが、薄手のストールはオールシーズン使えるので、春先や秋口にも使えるアイテムが欲しいという方におすすめです。
■3. ネックウォーマー・スヌード
ネックウォーマー、スヌードとは、筒状になっている首用の防寒アイテムです。首元にぐるぐる巻いて使用するマフラー・ストールに対し、頭からすっぽりかぶって着用するのが特徴です。英語圏では首用の防寒アイテムはまとめて「スヌード(Snood)」と呼んでいますが、日本ではマフラーの端をくっつけたようなデザインのものをスヌードと呼んでいます。
首にフィットするデザインのものをネックウォーマーと呼んで区別しているのが一般的です。首元にボリュームを出したいときはスヌード、動きやすさに配慮するならネックウォーマーと、利用シーンやコーディネートに合わせて選んでください。
■4. 手袋
手は衣類でカバーすることができないので、気温が低い日は手袋を着用しましょう。手袋も色柄ともに豊富ですが、ニーズに合ったデザインを選ばないと使い勝手が悪くなりますので、手袋を購入するときは利用シーンや重視したい点をあらかじめ確認しておきましょう。
たとえば、手袋を着用しながらスマホを操作したいときは人差し指の部分がタッチパネルに対応したものを、手袋を着用しながら自転車やバイクなどに乗るときは耐風性の高い手袋を選ぶなど、用途に合ったものを購入すれば、日常生活での利便性がアップします。
■5. 帽子
頭部は意外と冷えやすいので、冬場は暖かい帽子を着用するのがおすすめです。冬の定番帽子といえばニット帽ですが、内部がボア加工になったキャップも寒さ対策にぴったりです。髪が短い人は、大きめのニット帽か、耳当てがついたフライトキャップなどを選ぶと、露出した耳もカバーできます。
■6. イヤーウォーマー
耳は他の部位と比べると、冷え対策となるツボやリンパ腺が多く存在しています。そのため、冷えに悩まされている方は耳をカバーできるイヤーウォーマーがあると便利です。
かつてはヘアバンドタイプが主流でしたが、最近は帽子やヘルメットをかぶっていても着用できるバックアーム型や、アーム部分がないフレームレス型などいろいろなタイプが販売されていますので、利用シーンやコーディネートに合わせて選びましょう。
■7. 靴下
心臓から遠い位置にある足元は血行不良になりやすいので、あったか靴下で冷え対策しましょう。靴下にはいろいろな素材が使われていますが、冬場は保温性の高いウールやシルクの靴下を選ぶと冷えやすい足元を温められます。最近は発熱素材を使用した機能性靴下も販売されていますので、足元の冷えに悩まされている方にぴったりです。ブーツを着用する機会が多い方は、五本指ソックスを着用するとブーツ内部の蒸れを軽減できます。
ファッション小物を活用して冬の寒さを乗り切ろう
冬でも快適に過ごすためには、アウターやトップス、ボトムスといった衣類だけでなく、ファッション小物も上手に活用するのがポイントです。たとえばマフラーやストール、ネックウォーマーなどを着用すれば首元の冷えを予防できますし、ファッションのワンポイントアクセントにもなります。
また、衣類でカバーできない耳や手は、イヤーウォーマーや手袋を着用して冷え対策するのがベストです。それぞれのファッション小物はデザイン・カラー・柄のバリエーションが豊富なので、利用シーンや好み、コーディネートとの相性などを踏まえて選ぶことをおすすめします。
お出かけの時にファッション小物が必要かどうか悩んだら、天気予報専門メディア「tenki.jp」の服装指数を参考にしてください。その日の予想気温に合わせて、どういった服装が適しているのかまで掲載されているので、お出かけ前にチェックしてみてはいかがでしょうか。