3月も半ばを過ぎ、春の陽気に誘われていよいよ桜がちらほらと咲き始めましたね。昨年に引き続き、今年もコロナウイルスの影響で公園など外出先での飲食を伴うお花見を控え、自宅の窓際やお散歩先で楽しむという方が多いことでしょう。
満開まではもう少し先になりそうですが、美味しいスイーツを食べながらひと足先に"お家でお花見気分"を味わってみませんか?ティータイムの際、テーブルや壁に桜の造花を飾り付ければ食卓周りがより一層華やかになりますよ。今回は緑茶とも紅茶とも相性抜群の『桜スイーツ』のレシピを3種類ご紹介します。
お口の中でぷるん♪ととろける『なめらか桜プリン』
ほんのりピンク色で可愛らしい、『なめらか桜プリン』のレシピです。当レシピでは1:1の割合にしていますが、濃厚な味わいが好きな方は牛乳より生クリームの割合を気持ち多めにするとコクが増してよりリッチな味わいに!
〜なめらか桜プリンの作り方(4〜5個分)〜
<材料>
・牛乳、生クリーム 各150ml
・桜餡 100g
・砂糖 大さじ1
・粉ゼラチン 小さじ1杯半
<作り方>
1. 粉ゼラチンは大さじ2杯程度の水を加え、ふやかしておきます。
2. 鍋に牛乳・生クリームを加え、弱火にかけます。
3. ふつふつしてきたら火を止め、1の粉ゼラチンを加えて溶かします。
4. 桜餡が入ったボウルに3を少しずつ加え、木べらで手早く混ぜ合わせます。
5. 4の粗熱がとれたらプリンカップなどの容器に注ぎ入れ、冷蔵庫で冷やし固めて完成です。
朝ごはんにもオススメ。『桜スコーン』
材料として使用している桜の花の塩漬けはデパ地下のお茶売り場や通販サイトで手に入れることができます。お好みでホイップクリームやジャムを添えてお召し上がり下さい。
〜桜スコーンの作り方(8個分)〜
<材料>
・薄力粉 150g
・強力粉 100g
・桜の花の塩漬け 8輪
・ベーキングパウダー 小さじ1
・卵 1個
・バター 50g
・砂糖 大さじ2
・塩 ひとつまみ
・牛乳 100cc
<作り方>
1. 桜の花の塩漬けは20分程度水に浸け、塩抜きしたらキッチンペーパーで水気を拭き取ります。
2. ボウルに薄力粉・強力粉・ベーキングパウダー・砂糖・塩を加え、泡立て器で均一になるよう混ぜ合わせます。
3. 小さめにカットしたバターを2に投入し、粉類とバターをそぼろ状になるまで手で擦り合わせます。
4. 3に卵と牛乳を混ぜ合わせ、生地をひとまとめにします。
5. まな板に打ち粉を振り、めん棒で2cm程の厚さに伸ばし、三角形にカットします。
6. クッキングシートを敷いた天板に5を並べたら生地の中央部分に1の桜の花の塩漬けを貼り付けます。
7. 200度に予熱したオーブンで15〜20分焼いて完成です。
市販のクッキーで簡単!『桜モンブラン』
春らしさ全開のスイーツ!生の苺を丸ごとひと粒、桜餡入りクリームで贅沢に包んだ『桜モンブラン』の作り方をご紹介します。
苺やキウイフルーツなどの果物にはメラニンの発生を抑え、シミを防ぐと言われている『ビタミンC』が豊富なので、特にこれからの季節は肌の健康維持のためにも積極的に取り入れることをおすすめします。
〜桜モンブランの作り方(6個分)〜
<材料>
・市販のクッキー 6枚
・苺 6個
・桜餡 100g
・生クリーム 200ml
(※冷蔵庫でしっかり冷やしたもの)
・上白糖 大さじ1
・抹茶パウダー 適量
<作り方>
1. 生クリーム(100ml)をボウルに加え、軽くツノが立つまで泡立て器で混ぜ合わせましょう。
2. 1に桜餡を加え、ツノがしっかり立つまで泡立て器で混ぜ合わせます。
3. 2と別のボウルに生クリーム(100ml)と上白糖を加え、ホイップクリームを作ります。ツノが立つまで空気を含ませながら泡立て器で混ぜ合わせましょう。
4. 2の桜餡入りクリームと3のホイップクリームをそれぞれ口金をセットした絞り袋に移します。
5. お皿にクッキーを並べ、中央にヘタを切り落とした苺をのせます。
6. ホイップクリームを苺を隠すようにぐるっと絞ります。
7. 更に桜餡入りクリームをホイップクリームを隠すように絞り出し、抹茶パウダーを軽く振りかけたら完成です。
【参照】大鵬薬品
【参照】食品成分データベース
【参照】食品成分データベース
ちょっぴり贅沢なティータイムで気分は一気に桜色
以前のように"みんなで集まってワイワイ"というのはまだまだできない状況にありますが、『明けない夜はない』という言葉があるように平穏な日々が戻ってくることを願って、今はお家お花見など四季の行事も出来る範囲で楽しみながら日々前向きに進んでいきたいものですね。