気温が低く、感染症のリスクも高まる冬場は、自然と自宅で過ごす時間が増えます。冬のおうち時間を暖かく過ごしたいのなら、冬用のルームウェアの購入を検討してみましょう。
今回は、日中と就寝時にぴったりの冬用ルームウェアの選び方をまとめました。テレワーク中の防寒対策についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
冬のおうち時間を快適にするルームウェアの選び方
冬のおうち時間をあったか&快適にしてくれるルームウェアの選び方のポイントを3つご紹介します。
■1. 冷えが気になる方は保温性の高い素材を選ぶ
ルームウェアにはさまざまな素材が使われており、それぞれ特徴が異なります。冬の冷えが気になるという方は、保温性が高く、起毛加工で見た目もあったかなフランネル素材のルームウェアを購入するのがおすすめです。軽くて着心地も良いので、冬のおうち時間をストレスフリーで過ごせるでしょう。
より着心地を重視するのなら、表地の糸がループ状になっているパイル地のルームウェアもおすすめです。毛羽立った繊維が暖かい空気をキャッチしてくれるので、高い保温性を発揮します。肌触りが柔らかく、かつ吸湿性にも優れているので、汗をかいても蒸れやべたつきに悩まされにくいところも魅力です。
■2. 冬でも汗っかき&暑がりの方は吸湿速乾性に長けた素材を選ぶ
冬でも汗っかきで暑がり体質の方は、吸湿速乾性に優れたルームウェアを選ぶのがポイントです。ガーゼ生地やコットン生地で作られたルームウェアを着用すれば、暖房で汗をかいてもすぐに汗を吸収してくれるので、さらっとした着心地をキープできます。
汗を放置すると蒸発するときに熱が奪われて汗冷えしてしまうので、暑がりの方は汗対策を重視してルームウェアを選ぶとよいでしょう。
■3. 動きやすいルームウェアを選ぶ
ダボッとしたデザインのルームウェアは締め付け感が少なくて快適ですが、動く時に裾を踏みつけたり、袖が邪魔になったりすることもあります。日中は部屋の中をあちこち歩き回るので、なるべく動きやすいデザインのルームウェアを選びましょう。
おうちでのテレワーク中の防寒対策
2020年初頭から流行し始めた新型コロナの影響により、自宅でテレワークを始めたという方も多いでしょう。ただ、デスクに向かって長時間仕事をしていると、筋肉が凝り固まり手先や足元に冷えを感じやすくなります。冷えはコリや痛みの原因となりますので、以下のポイントを参考に、しっかり防寒対策を行いましょう。
■1. ルームシューズを履く
心臓から遠い足先は血液が巡りにくく、特に冷えやすい部位といわれています。靴下のみでは冷えを感じやすいので、ふわもこの冬用ルームシューズを履いて作業してみましょう。ただ、締め付け感の強いものを履くとかえって血流が滞ってしまうので、普段の靴サイズより+1~2cm大きめのサイズを選び、ゆったり履くのがポイントです。
■2. 着る毛布を活用する
着る毛布とは、毛布の生地を使用したルームウェアのことです。袖を通す部分やフードなどがついており、毛布をすっぽり被ったような格好でテレワークを行うことができます。ガウンタイプやセパレートタイプなどいろいろなデザインがありますので、自分の好みに合わせて選びましょう。
■3. リモート会議をする方はデザイン性に長けたルームウェアを選ぼう
Web会議ツールなどを使用してリモート会議をする場合は、画面に顔が映ってしまうので、だらしない格好は避けたいところです。最近はテレワーク向けに、きれいめデザインのルームウェアも販売されていますので、リモート会議をする方はパジャマに見えないおしゃれなルームウェアを一着用意しておくことをおすすめします。
■4. 電気ヒーターを足元に置く
テレワーク中に足元の冷えが気になるという方は、小型の電気ヒーターを足元に置き、デスク周りを温めましょう。遠赤外線タイプなら足元に置いても熱くなりすぎず、快適なデスクワークを実現できます。足元のスペースが狭い場合は、パネル型のヒーターを選ぶとよいでしょう。
寒い冬の夜の就寝時はどんなルームウェアがおすすめ?
ルームウェアは日中の普段着だけにとどまらず、パジャマ代わりに活用することもできます。ただ、ルームウェアは動きやすさを重視しているものが多いため、パジャマに比べるとやや締め付け感が強い傾向にあります。就寝時にルームウェアを着用するのなら、なるべく締め付け感のない物を選ぶか、ワンサイズ大きいものを選ぶようにしましょう。
また、人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくといわれていますので、就寝時のルームウェアを選ぶときは、吸湿性の高さもチェックすることが大切です。
冬用ルームウェアがあれば寒い冬も快適に過ごせる!
冬用ルームウェアは、おうち時間を快適に過ごすために作られたアイテムなので、着心地や保温性は抜群です。ルームウェアにはさまざまな種類がありますので、自分の体質やライフスタイルに合わせて素材・デザインを選びましょう。保温性の高いルームウェアと、吸湿性の高いルームウェアを2着準備して、その日の天気や気温に合わせて使い分けるのもおすすめです。
また、天気予報専門メディア「tenki.jp」では、その日の天気や予想気温のほか、おすすめの服装を提案する「服装指数」も確認できます。服装指数が低い日はおうちの中でも防寒対策を行って、快適に過ごしましょう。