蝉の声もまっ盛り。木や草花は、ますます枝を伸ばし葉を広げ緑を濃く深くし、夏を謳歌している様子です。葉月は、そんな葉の様子を表した和風月名なのかと思いきや、実は旧暦の8月は今の9月8日頃から10月7日頃なので、だんだん葉が紅葉していく様子が美しいから、もしくは、葉がおちて月が美しいから、など諸説あり、葉に由来するにしても、それぞれ内容が異なり面白いですね。
さて、今年は日照不足と急激な気温上昇で、葉もの野菜には価格が上がっているものもあるようですが、それでも、美味しいものを食べ楽しみ、養生して免疫力をつけたいこの時期。
夏の旬をいただくことで、元気に暑さを乗り切っていきたいものです。


葉月の食べ物、8月の旬あれこれ

野菜では、7月に引き続き、夏の定番野菜たちが出回っています。
・おくら、かぼちゃ、きゅうり、しょうが、とうがん、とうもろこし、とまと、きゅうり、なす、ゴーヤ、パプリカ、ピーマン、モロヘイヤ
この時期にしかいただけない果物、存分に楽しんでください!
・いちじく、シークワーサー、すだち、かぼす、ゆず、なし、ぶどう、マンゴー、メロン、桃
魚介類はこのあたりでしょうか?普段買わない魚料理も、お盆や夏休みに挑戦するのもいいですね。
・あなご、あゆ、いわし、カジキマグロ、かわはぎ、きす、かんぱち、たちうお、すずき


マンネリ脱却!?夏ならではメニュー

夏と言えば、キュウリの酢の物は定番ですが、切り方を変え千切りにしたり、ピーラーを使ったり、見た目も涼やかな印象に変わりますね。また、旬のスダチや、かぼす、ゆず、シークワーサーなどをひと絞りしても、風味が変わり美味しいです。
【キュウリとほたてのエスニックマリネ】
<材料> 分量: 二人分
きゅうり1と1/2本
ほたて貝柱(そぎ切り)2個
にんにく(みじん切り)1/2片
ライム1/3個
ナンプラー少々
ごま油大さじ1/2

<作り方>
1.きゅうりは、1本には塩をふって板ずりしてから縦半分、斜め2~3mmの薄切りにする。残りのきゅうりはピーラーでリボン状に削り、長さは2分の1程度に切る。
2.器に1のきゅうり、帆立貝柱を盛り付ける。きゅうりの上ににんにくを散らして冷蔵庫に入れ、よく冷やす。
3.食べる直前に、全体にナンプラーをふりかけ、火にかけて熱したごま油をスプーンで均一にたらす。ライムを絞る。
参照:エルジャポン


いつもの定番ソースに、プラス。玉ねぎココナッツオイル漬けソテー

ココナッツオイルをいれることで、風味がかわり、たんぱくで、少しぱさぱさした食材も、ふわふわの食感に仕上がります。
<材料> 分量:二人分
たまねぎ(すりおろし)1/2個分
にんにく(スライス)1かけ分
しょうゆ大さじ1と1/3
ココナッツオイル 大さじ1
しし唐、ピーマンなど
<作り方>
1.材料にメカジキ、いかげそ、海老、チキンなどを30分以上漬け込む。
2.つけ汁ごと、フライパンでソテー。たまねぎがしゅわしゅわしてきたら、しし唐やピーマンなどを加え、ふたして片面が焼けたら裏返して焼きます。


便利なマリネ液。あなたは洋風派?和風派?

マリネの液を作り保管しておくと野菜や魚介類につかえて重宝します。
マスタードや唐辛子、ニンニク、クミン、ターメリック、カレー粉、バジルなどエスニックな味付けも夏ならではの楽しみ方です。野菜ならキャベツ、ニンジン、カブ、大根、キュウリ、セロリ、玉ねぎなど。少し皮が固くなったトマトは湯剥きしてマリネするのもいいですね。
火をいれていない魚介類のホタテやタコ、イワシなどを漬けても美味しいですよ!また、フリッターやムニエルなどをエスカベージュして、南蛮漬けのようにするのもいいですね。
【洋風マリネ液】
材料を煮詰めて、さめてからディルを加えます。具材にあわせて漬け込みの時間を変えますが、一晩以上は漬け込むようにしましょう。
<材料>
フルーツビネガー300g
水1200g
塩70g
こしょう 適量
ニンニク(皮をむいて縦半分)
赤唐辛子1~2本
ローリエ 1枚
ディル 適量
【和風マリネ液】
<材料>
酢150ml
水150ml
てんさい糖 大さじ2 はちみつでもよい
薄口しょうゆ 大さじ1
塩 小さじ1
ローリエ 1枚
赤唐辛子 1枚
にんにく 1かけ

熱中症対策で冷房は上手に使いましょう。外気との温度差は5度以内にしましょう。またシャワーだけで済ませがちですが、入浴し身体を温めることも大事です。
夏はビタミンB1やたんぱく質の消耗が激しくなります。意識して摂っていきましょう。

参照
うつくしいくらし方研究所「くらしのこよみ」平凡社
白崎裕子「秘密のストックレシピ」マガジンハウス