10月になり、日ごとに秋も深まってまいりました。秋といえば……「紅葉」ですね。
紅葉は紅(くれない)の葉と書いて「こうよう」ですが、「モミジ」とも読めます。モミジの花言葉のひとつに「美し変化」があり、紅葉を意味しているように思います。
本格的に紅葉を楽しめるのは、もう少し先になりますが……今回は、紅葉スポットとして大人気のエリアである京都にスポットをあてて、「情報先取り!〈京都府の紅葉名所4選〉」をご紹介しましょう。紅葉鑑賞の参考にしてくださいね。
真言宗総本山東寺(教王護国寺)(京都府京都市南区)
京都のアクセス中心地・京都駅から、徒歩約15分の距離に「真言宗総本山東寺(教王護国寺)」はあります。創建されて約1200年、1994年に世界遺産として登録されました。東寺のシンボルである「五重塔」は、日本で一番高い五重塔(54.84m)ですので、じっくりご覧くださいね!
そして、「2019秋期特別公開」の夜の特別公開では、紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観があります。昼の紅葉も見事ですが、ライトアップされた東寺が池に映る夜の紅葉は、昼とはまた違った妖艶な美しさがありますので、昼と夜の紅葉を見比べるのもおススメです♪
真言宗総本山東寺(教王護国寺)
■所在地/京都府京都市南区九条町1
■アクセス/【電車】近鉄京都線「東寺」駅から徒歩約10分
■紅葉の見ごろ/11月中旬~12月上旬
※紅葉の色づき具合、イベント等の開催時期、ライトアップの時間帯などは、天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは真言宗総本山東寺(教王護国寺)オフィシャルサイトをご確認ください
圓光寺(京都府京都市左京区)
緑豊かな「圓光寺」の境内は、一年を通して美しい景観が楽しめる紅葉の名所です。頬に手をあててにっこり微笑む十牛之庭のお地蔵様と、紅い色に染まったモミジと緑の芝生とのコラボレーションは、心がほっこりしてしまうかわいさ。キュートな紅葉写真を撮影するには、まさにおススメのスポットです! 縁側に座ってゆっくりと紅葉鑑賞ができますので、心ゆくまで“秋”を楽しみましょう。
また、圓光寺の禅堂は明治以降、尼僧専門道場だったのですが、今は一般の方が坐禅(ざぜん)を体験できる「坐禅会」が開催されています。気になる方は、ホームページをご覧ください。
圓光寺
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■所在地/京都府京都市左京区一乗寺小谷町13
■アクセス/【電車】叡山本線「一乗寺」駅から徒歩約15分
■紅葉の見ごろ/11月中旬~12月上旬
※紅葉の色づき具合、イベント等の開催時期は、天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは圓光寺オフィシャルサイトをご確認ください
北野天満宮(京都府京都市上京区)
菅原道真公をまつる全国約1万2000社の天満宮天神社の・総本社「北野天満宮」。「北野の天神さん」や「北野さん」ともよばれ、古くから親しまれてきました。
境内の「もみじ苑」の紅葉は、京都の人気の紅葉スポットとして知られています。紙屋川沿いに350本ものモミジが鮮やかに色づき、紙屋川の太鼓橋「鶯橋」からの風景は見事のひとこと。紅葉時期には夜間ライトアップされ、散策道を歩きながら夜間の紅葉鑑賞が可能です。
利休居士が考案したと伝わる、麩(ふ)の焼を再現したお菓子(もみじ苑公開入苑料に含まれる)もいただけますので、ぜひ訪れてみては?
北野天満宮
■所在地/京都府京都市上京区馬喰町 北野天満宮社務所
■アクセス/【電車】京福北野線「北野白梅町」駅から徒歩約5分
■紅葉の見ごろ/11月中旬~12月上旬
※紅葉の色づき具合、イベント等の開催時期、ライトアップの時間帯などは、天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは北野天満宮オフィシャルサイトをご確認ください
東福寺(京都府京都市東山区)
日本最古にして最大級の伽藍(がらん)の「東福寺」は、多くの僧侶が修行する場としても有名で、多くの名僧を輩出しています。境内には、古来平安時代以降の絵画や彫刻、工芸品や文書など貴重な物品が多くあり、境内の建造物も含め文化財の宝庫と言っても過言ではありません。
そんな東福寺の紅葉は、「通天橋」や「臥雲橋(がうんきょう)」などの回廊から美しい紅葉を鑑賞でき、紅葉の期間は、国指定名勝「東福寺本坊庭園」の特別拝観があります。また、宋国産の葉先が3つに分かれた黄金色が特徴の楓も、紅葉しているのでじっくり鑑賞してみてくださいね!
東福寺
■所在地/京都府京都市東山区本町15-778
■アクセス/【電車】京阪本線「鳥羽街道」駅から徒歩約8分
■紅葉の見ごろ/11月中旬~12月上旬
※紅葉の色づき具合、イベント等の開催時期、ライトアップの時間帯などは、天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくはに東福寺オフィシャルサイトをご確認ください