7月に入り、皆さんそろそろ夏の予定を考え始める頃ではないでしょうか。夏と言えば、花火大会♪ 今回は、2019年夏に北海道・東北・北陸エリアで開催予定の花火大会を4つ、ご紹介します。花火好きならいちどは見たい!と評判の花火です。日本の花火大会は、ご先祖様や災害などで亡くなった人々への慰霊・鎮魂からはじまったものが多いといわれています。夜空に大きな音を立てて華麗に開く花火は、地上で見ている私たちも元気にしてくれますよね。北国の夜風を感じながら夏の思い出づくりはいかがでしょうか?
※開催内容は変更される場合があります。おでかけの際は必ず公式サイト等で最新の情報をご確認ください
圧巻のスケール!復興への慰霊・感謝・祈りの花火/長岡まつり大花火大会(新潟県長岡市)
■長岡まつり大花火大会
「長岡まつり」の起源は、長岡空襲から復興するために始まった「長岡復興祭」。今年も8月1日には、空襲の始まった時刻にあわせて白一色の尺玉3発が打ち上げられ、続いて2・3日におこなわれる大花火大会は慰霊と平和への祈りで開幕します。「正三尺玉」「ナイアガラ超大型スターマイン」など大型の花火が競演し、見どころいっぱい! なかでも、中越大震災からの復興祈願花火「フェニックス 15周年記念ver.」は、開花幅約2キロメートルにもおよぶ圧倒的なスケールの超ワイドスターマイン。黄金の不死鳥が連なって、空高く舞い上がります! フェニックス花火は、大手大橋下流から見るのがおススメだそうですよ。
■開催地:新潟県長岡市長生橋下流信濃川河川敷
■開催日時:2019年8月2日(金)・3日(土) 19:20~21:10(予定)
※小雨決行、荒天時の順延日は未定
■問い合わせ:0258-39-0823(長岡花火財団)
■HP:https://nagaokamatsuri.com/
■アクセス:JR線「長岡」駅より徒歩約30分 他
※詳細は『長岡花火』公式サイトをご参照ください
新潟県のおでかけスポット天気
百花繚乱!トップクラスの技が咲く全国デザイン花火競技会/赤川花火大会(山形県鶴岡市)
■第29回 赤川花火大会
山形県・鶴岡市の赤川河川敷でおこなわれる全国花火競技会です。大会テーマは「百華繚乱 ~夜空に重なる一人一人の物語~」。全国トップクラスの花火師さんたちによる、ハイレベルでフレッシュな大輪の花々が夜空に咲き誇ります! 「全国デザイン花火競技会」は、日本の伝統的な花火の技術を競う割物花火の部と、音楽との連動などが審査基準となるデザイン花火の部の2部門に分かれておこなわれます。さらに、「市民花火」と「エンディング花火」で盛り上がりは最高潮に。最大打ち上げ幅700mのワイドな迫力と臨場感は圧巻! 「感動日本一」をめざす、人気上昇中の花火大会です。
■開催地:山形県鶴岡市 赤川河畔 羽黒橋〜三川橋間
■開催日時:2019年8月17日(土) 19:15〜
※小雨決行、荒天時は中止
■問い合わせ:0235-64-0701(ガイダンスダイヤル)
■HP:https://akagawahanabi.com/?page_id=1774
■アクセス:JR線「鶴岡」駅より徒歩15分 他
※詳細は『赤川花火大会』公式サイトをご参照ください
山形県のお出かけスポット天気
とうろうと花火!名勝の海を彩る幻想的な一夜/とうろう流しと大花火大会(福井県敦賀市)
■第70回 とうろう流しと大花火大会
三保の松原(静岡県)・虹の松原(佐賀県)と並ぶ日本三大松原の一つ、「気比の松原」の海岸付近でおこなわれる花火大会です。奈良時代に一夜にして松林が出現したという伝説があり「一夜の松原」とも呼ばれている名勝。遊歩道も整備され、夏場は多数の海水浴客でにぎわいます。お盆の行事「とうろう流し」では、赤・青・黄の3色のとうろうが松原海岸に流され、海上には花火が打ち上げられます。海の幻想的な光と、空で華やかに咲く光、地に響く音! 名勝をバックに繰り広げられる一夜の豪華絵巻は、逢えない人と心つながる温かさにも満ちています。
■開催地:福井県敦賀市松島町
■開催日時:2019年8月16日(金) 19:30~20:30
※とうろう流しは18:30~
※小雨決行、荒天時は中止
■問い合わせ:0770-22-8167(敦賀観光協会/受付時間 平日8:30~17:15)
■HP:http://www.turuga.org/places/toronagashi/toronagashi.html
■アクセス:JR線「敦賀」駅よりタクシーで約13分 他
※詳細は『敦賀観光協会』公式サイトをご参照ください
福井県のお出かけスポット天気
船で「裏花火」鑑賞も!温泉郷でのんびりと/洞爺湖ロングラン花火大会(北海道虻田郡)
■第38回 洞爺湖ロングラン花火大会
北海道随一の温泉郷・洞爺湖温泉の花火です。洞爺湖の空と水に、期間中は毎夜約20分間、大輪の打ち上げ花火や水中花火が華麗に舞います。船で移動しながら花火を打ち上げていくため、洞爺湖温泉街のどこからでも楽しむことができますよ(ホテルの窓や露天風呂から眺める人も)。開催期間が長いので、激混みの花火大会は苦手という人にもおすすめです。花火鑑賞船も運航します。打ち上げ船についていくので、はじめから終わりまで特等席で鑑賞。なんと「裏側から見る花火」まで味わえますよ! また、7月20日(土)は「水中花火108連発」、8月31日(土)は「大玉水中花火5連発」が大会後に実施される予定です。
■開催地:北海道虻田郡洞爺湖町 洞爺湖温泉湖畔
■開催日時:2019年4月28日(日)~10月31日(木) 毎夜20:45~約20分間
※雨天決行、荒天時は中止
■問い合わせ:0142-75-2446(洞爺湖温泉観光協会)
■HP:https://www.laketoya.com/event/fireworks/
■アクセス:JR線「洞爺」駅よりバス 他
■花火鑑賞船『エスポアール』:運航期間 洞爺湖ロングラン花火開催日/出航時間 20:35〜/料金 大人1600円、小人800円/問い合わせ先 0142-75-2137(洞爺湖汽船株式会社)
※詳細は『洞爺湖温泉観光協会』公式サイトをご参照ください
北海道のお出かけスポット天気
いかがでしたか? 花火大会の直前・直後は、会場周辺がたいへん混雑します。ゆとりをもってでかけ、終了後は花火の余韻に浸りながら、時間差でゆっくりお帰りになることをおすすめします。夏の思い出となるすてきな夜になりますように♪ 「おでかけスポット天気」で、お近くの施設もぜひチェックしてみてくださいね!
<注意事項>
■写真はイメージです
■開催日時・アクセス・料金・打ち上げ数など施設やイベントの詳細は、おでかけ前に公式サイトで最新の情報を必ずご確認ください