雨模様や曇天の日が多い季節柄ですが、私たちの体は、陽光を浴びないと脳内の神経伝達物質「セロトニン」が減り、精神的に不安定になることもあるそうです。
「たしかに最近ちょっと気が滅入りがち」という方や、4月から新しい職場や学校で頑張り過ぎて、少し疲れ気味の方……、貴重な晴れ間がのぞいたら、いやいやお天気が優れなくても、とりあえずお出かけしてみませんか!
リフレッシュする方法はたくさんありますが、今の時季のオススメスポットは「湖」です。水辺には植物や虫、動物など自然がたくさん。自然と触れ合い、美しい景観を眺めれば、それだけで心癒されますね。今回は東日本のオススメ湖をご紹介します!
支笏湖/北海道千歳市
「支笏湖(しこつこ)」は、今から4万年前に誕生したカルデラ湖。奇跡の透明度を誇る湖中には、マグマの急冷でできた切り立つ崖のような地形「柱状節理」がみられ、水上遊覧船からはその神秘的な景色をのぞき見ることができます。
湖畔には「野鳥の森」の豊かな緑と鳥のさえずり、キツネやエゾリスなどの野生動物、美しい山々の景色に特産魚「ヒメマス」のグルメ、そして温泉まで! こんな環境ならリフレッシュし放題ですね♪ また「支笏湖ビジターセンター」には、支笏湖のジオラマや洞窟の実物大模型、鳥の鳴き声クイズなど、小さなお子さんが喜ぶ展示もありますよ。
支笏湖
■所在地 北海道千歳市支笏湖温泉番外地
■アクセス 【電車】JR千歳線「千歳」駅より北海道中央バスにて終点「支笏湖」停下車
【車】新千歳空港より約40分
■天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは支笏湖ビジターセンターオフィシャルサイトをご確認ください
田沢湖/秋田県仙北市
永遠の美貌を望んで龍の姿に変えられてしまったという「たつこ姫伝説」が残っている「田沢湖」。その伝説を象徴する「黄金のたつこ姫像」が湖のほとりに静かに立っています。日常の喧騒やストレスでお疲れモードの方はぜひ、瑠璃色の湖面に黄金のたつこ姫像と目にまばゆい新緑が映える美しい景観をたっぷり鑑賞しましょう!
ご存じの通り、水深423.4mの深さを誇る「田沢湖」は日本一深い淡水湖です。さらに、湖の周囲は約20kmなのですが、湖の形がほぼ円形であることから、180万年前〜140万年前の爆発的噴火によって誕生したカルデラ湖という説が有力とされています。湖畔のドライブやサイクリングが気持ちよく、道中には秋田名物「きりたんぽ」の売店や、ヘラで盛り付けるアイスクリーム「ババヘラ」売りのおばあちゃんに会えることも。旅の思い出にぜひ味わってみて♪
田沢湖
■所在地 秋田県仙北市田沢湖田沢
■アクセス 【電車】JR「田沢湖」駅より羽後交通バス終点「田沢湖畔」停下車
【車】秋田自動車道「大曲IC」より約60分
■天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは田沢湖角館観光協会オフィシャルサイトをご確認ください
奥四万湖/群馬県吾妻郡
「奥四万湖」は、四万川ダムのダム湖です。 訪れる人がみな驚くのは「奥四万湖」の湖水の美しさ。コバルトブルーに輝く湖面は、ときにエメラルドグリーンに変化することもあるそうです。湖畔は車で一周することができ、道中にはゆっくり景色を楽しめる見晴台も! また、自然豊かな公園や日帰り温泉施設が併設された「四万せせらぎ資料館」もあります。
奥四万湖と湖を包むように茂る広葉樹林、空や山々が織りなす藍・碧・翠・青・緑の世界はまさに絶景。あまりの美しさに帰路につく頃には、心もカラダも洗浄されたような気分になれることうけあいです!
奥四万湖
■所在地 群馬県吾妻郡中之条町四万
■アクセス 【電車】JR吾妻線「中之条」駅より関越交通バスにて「四万温泉」停下車、さらに車にて約7分
【車】関越自動車道「渋川伊香保IC」より約60分
■天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは四万温泉協会オフィシャルサイトをご確認ください
芦ノ湖/神奈川県足柄下郡
観光名所として知られる「芦ノ湖」は、箱根火山の中にあるカルデラ湖。今から約1300年前に起きた神山の水蒸気爆発によって、川が土砂で堰(せ)き止められてできました。富士山を望む絶景スポットということも関係しているのか、芦ノ湖は古くから信仰の対象であり、修験者たちが禊(みそぎ)をする“聖なる湖”だったそう。周囲には観光スポットやグルメスポットがたくさんあり、湖畔をブラブラするだけでも楽しいですが、「芦ノ湖」に行ったらぜひ乗りたいのが海賊船の形をした遊覧船。特にお子さん連れの方にオススメですよ♪
芦ノ湖
■所在地 神奈川県足柄下郡箱根町箱根184-1
■アクセス 【電車】JR「小田原」駅・小田急「箱根湯本」駅よりバスにて「元箱根港」停下車
【車】小田原厚木道路「箱根口IC」より約30分
■天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは箱根町観光協会オフィシャルサイトをご確認ください