“風薫る五月”と言いますが、本当に爽やかな風が吹く気持ちのよい季節ですね。絶好の行楽シーズンの今を逃さずフットワークよくお出かけしたいものです。
今回ご紹介するのは、夜も過ごしやすくなったこの時季だからこそ、わざわざ行きたい夜景スポット! 大阪近郊の「一生に一度は観ておきたい」有名スポットをピックアップしましたので、ぜひお出かけの参考にしてくださいね♪
なるかわ園地 ぼくらの広場/大阪府東大阪市
金剛生駒紀泉国定公園内の広大な「なるかわ園地」。その最高地点にある「ぼくらの広場」は、信貴生駒山系の眺望スポットの中で最も開けていて、大パノラマで楽しめる夜景は迫力満点! 大阪平野一面の街明かりと大阪湾を縁取るような光の洪水は、六甲山系の黒々とした山並みとのコントラストで一層目にまばゆく映ります。関西一との呼び声も高いこの絶景、実は夜景スポットとしては“穴場”なんです。なぜならココへは真っ暗な山道を15分歩かねばたどり着けないから。お出かけの際は、懐中電灯はもちろん靴や服装も万全の備えで!
なるかわ園地 ぼくらの広場
■所在地 大阪府東大阪市上四条町
■アクセス 【車】信貴生駒スカイライン「なるかわ園地駐車場」より徒歩約15分
■天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは東大阪市オフィシャルサイトをご確認ください
東大阪市役所 22階展望ロビー/大阪府東大阪市
東大阪市役所22階の展望ロビーは、360度の迫力ある夜景を望める、知る人ぞ知る絶景スポットなんです。中でも人気なのは、南西方向に見下ろせる複雑に絡み合う東大阪ジャンクション。暗闇に浮かび上がって見える近畿自動車道と阪神高速、そこを走る車のライトはなんだか非現実的で、時を忘れて見入ってしまいます。反対方向の展望ロビーからは生駒山方面を望むことができ、「大自然と都会の文明」「街灯りと無機質な光」「佇むものと疾走するもの」などさまざまな対比も面白く、何度も足を運びたくなるスポットです!
東大阪市役所 22階展望ロビー
■所在地 大阪府東大阪市荒本北1-1-1
■アクセス 【電車】近鉄けいはんな線「荒本」駅1番出口より約5分
【車】阪神高速13号東大阪線「長田」出口より約4分
■天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは東大阪市オフィシャルサイトをご確認ください
摩耶山 掬星(きくせい)台/兵庫県神戸市
兵庫県の「摩耶山」は、日本を代表する夜景の名所として長崎県の稲佐山、北海道の函館山とともに「日本三大夜景」に数えられ、“1000万ドルの夜景”と評されることも。標高699mの摩耶山山頂にある展望広場からは眼下に神戸の街灯りが広がり、大阪湾岸や海上に浮かぶ船の灯り、関西国際空港と離発着する飛行機の灯りなど、眩いだけでなくどこか情緒的なのです。特に日が暮れて空が少しずつ青みを濃くする頃、街や港にポツポツと灯りがともり、だんだんと視界に光が宿ってゆくひとときは感動的ですよ!
摩耶山 掬星台
■所在地 兵庫県神戸市灘区摩耶山町2‐2
■アクセス 【電車】各線「三宮」駅より市バスにて「摩耶ケーブル下」停下車乗り換え、まやビューライン(ケーブル・ロープウェイ)にて「星の駅」停下車すぐ
■天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは神戸公式観光サイトをご確認ください
万灯呂山(まんどろやま)展望台/京都府綴喜郡
大峰山(通称「万灯呂山」)山頂からの眺望は、「京都の夜景といえばココ」というくらいよく知られていて、その美しさは京都府の景観資産に登録されているほど。展望台には座って景色を楽しめる芝生やベンチもあり、京都南部から奈良、大阪方面まで大パノラマの景観に圧倒されます。家々の温かい灯りや木津川を縁取るような街灯、堤防沿いを走る車のライト、そして大都会の煌々とした明かり。光の濃淡で浮かび上がる街並みは、一枚の絵画のようで見飽きませんよ。
展望台開放時間など事前にオフィシャルサイトをご確認のうえお出かけくださいね。
万灯呂山 展望台
■所在地 京都府綴喜郡井手町大字多賀小字大峰
■アクセス 【電車】JR奈良線「山城多賀」駅より徒歩60分
【車】京名和道路「田辺西IC」より約30分
■天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは井手町オフィシャルサイトをご確認ください